14.18 catAndValidatePackagingFile.exe(分割ファイルの結合)
分割されたファイルを結合するcatAndValidatePackagingFileコマンドについて説明します。
機能
dcmpackコマンドで分割されたファイルを1ファイルに結合します。フォルダを分割した場合は、フォルダ内のファイルがすべて存在するかチェックします。
形式
catAndValidatePackagingFile.exe /d 分割ファイル格納先フォルダ名
引数
-
/d
分割ファイルの格納先フォルダ名を255文字以内のフルパスで指定します。
フォルダ名に半角スペースを含む場合は、パスを「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。結合したファイルは、分割ファイルの格納先フォルダに格納されます。コマンドが終了すると、分割ファイルは自動的に削除されます。
リターンコード
catAndValidatePackagingFileコマンド実行時のリターンコードを次の表に示します。
コード |
意味 |
対処 |
---|---|---|
0 |
正常終了した。 |
なし。 |
11 |
引数に誤りがある。 |
引数の設定値を確認してください。 |
21 |
分割ファイルが存在しない、または読み込みアクセス権がない。 |
分割ファイル格納先フォルダに、dcmpackコマンドで生成するパッケージのファイルが存在しているか確認してください。 ファイルが存在しない場合は、該当するパッケージのリモートインストールジョブを再実行してください。 |
32 |
結合ファイルの出力時にエラーが発生した。 |
分割ファイル格納先フォルダ有無、アクセス権、およびディスク空き容量を確認してください。 |
33 |
結合ファイルの検証エラーが発生した。 |
リモートインストールジョブを再実行してください。 |
150 |
そのほかのエラーでコマンドの実行が中断した。 |
保守資料を採取し、システム管理者に連絡してください。 |