3.8.2 コマンドによる削除
案件の削除に使用するコマンドは,次の2種類があります。
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jssitemdeletionコマンド
案件を削除待ち状態にするコマンドです。画面上では1件ずつしか削除待ち状態にできませんが,jssitemdeletionコマンドを使うと,大量の案件を一括で削除待ち状態にできます。運用前のテストで作成した案件を削除する場合や,案件管理DBの空き容量が不足した場合などに使用すると便利です。
jssitemdeletionコマンドを使った,案件を一括削除する手順については,「11.2.2 案件管理DBからの案件の一括削除」を参照してください。
jssitemdeletionコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssitemdeletion(案件一括削除)」を参照してください。
なお,誤ってjssitemdeletionコマンドを実行し,必要な案件を削除待ち状態にしてしまった場合,jssrevコマンドで削除待ち状態を解除することもできます。jssrevコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssrev(案件一括削除取り消し)」を参照してください。
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jssdelrecコマンド
画面上やjssitemdeletionコマンドで削除待ち状態にした案件を,案件管理DBから削除するコマンドです。案件だけでなく,削除待ち状態にした対象システムやプロセスワークボードも削除できます。jssdelrecコマンドの詳細については,「12. コマンド」の「jssdelrec(案件管理DBデータ削除)」を参照してください。