1.5.6 サービスを実行する際のプロパティ値を,動的または静的に設定する場合の流れ
ステッププロパティをほかのステッププロパティまたはサービスプロパティとマッピングすることで,プロパティ値を代入して処理を実行できます。入力プロパティの値は固定することもできます。
すでにある入力プロパティや出力プロパティにマッピングするだけでなく,プロパティを新規に追加してマッピングすることもできます。
例えばこんなときに
メモリ容量を増やす処理で,メモリ容量を固定ではなくサービスの実行時に指定できるようにしたいとき(入力プロパティの動的な設定)。
メモリ容量を増やす処理で,メモリ容量を毎回5GBで固定したいとき(入力プロパティの静的な設定)。
作業の流れ
作業 |
作業の要否 |
参照先 |
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1 |
リリースサービステンプレートを編集する場合,サービステンプレートを複製する |
任意 |
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2 |
ステッププロパティを設定する |
必須 |
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3 |
ステッププロパティを設定したことでサービスプロパティに影響がある場合,サービスプロパティを設定する |
任意 |
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4 |
編集したサービステンプレートを検証する※ |
任意 |
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5 |
完成したサービステンプレートをリリースして,サービスを作成できる状態にする |
必須 |
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6 |
サービステンプレートを開発環境からほかの環境に移動したい場合,サービステンプレートをエクスポートしたあと,移動先の環境にインポートする |
任意 |
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7 |
サービスを作成・編集・実行する |
必須 |
マニュアルJP1/AO 運用ガイド
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- 注※
サービステンプレートを検証して問題点を摘出した場合は,必要に応じて2~4の作業を実施してください。