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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


5.4.2 サービステンプレートをリリースする手順

サービステンプレートを選択し,リリースすることで,サービステンプレートのパッケージが作成され,JP1/AOサーバにインポートされます。サービステンプレートの開発環境と本番環境が同じ場合は,サービスを作成できる状態になります。

重要
  • サービステンプレートを一度リリースすると,再編集できなくなります。リリースしたサービステンプレートは,複製することで編集できるようになります。

  • サービステンプレートにサービス部品を使用したステップを配置している場合,サービス部品の基となるリリースサービステンプレートがJP1/AOサーバにインポートされていることを確認してください。リリースサービステンプレートが削除されているか,インポートされていないと,リリースに失敗します。

サービステンプレートをリリースするには:

  1. [Service Builder Home]画面の[開発]タブで,リリースしたいサービステンプレートを選択し,[編集]ボタンをクリックします。

  2. [Service Builder Edit]画面で,[リリース]ボタンをクリックします。

    図5‒3 [Service Builder Edit]画面

    [図データ]

  3. 確認画面で[OK]ボタンをクリックします。

  4. [ビルド/リリース結果]ダイアログボックスで結果を確認し,[閉じる]ボタンをクリックします。

操作結果

サービステンプレートがリリースされます。リリースサービステンプレートは,[サービステンプレート]画面に表示されます。

対象のサービステンプレートがほかのユーザーによって,すでにリリースされていた場合や削除されていた場合はエラーとなり,リリースに失敗します。

リリース時にエラーが発生した場合は,エラー原因とフローの修正を促すメッセージが通知され,[Service Builder Edit]画面右上に[エラー]ボタンが表示されます。メッセージを閉じたあとも,[エラー]ボタンをクリックすればメッセージを参照できます。このボタンは,[Service Builder Edit]画面を閉じるまで表示されます。