Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


5.2.1 サービステンプレートを複製する手順

開発サービステンプレートまたはリリースサービステンプレートの設定内容はそのまま保ち,別の開発サービステンプレートとして複製します。既存のサービステンプレートを基に新たなサービステンプレートを開発する場合や,サービステンプレートのバージョンアップ版を作成する場合に利用できます。

重要

サービス部品を使用したステップを含むサービステンプレートを複製する場合,サービス部品の基となるリリースサービステンプレートがJP1/AOサーバにインポートされていることを確認してください。サービス部品の基となるリリースサービステンプレートがJP1/AOサーバに存在しない場合,複製しても,サービス部品に関する情報が取得できません。

サービステンプレートを複製するには:

  1. [Service Builder Home]画面の[開発]タブまたは[リリース]タブで,複製したいサービステンプレートを選択し,[複製]ボタンをクリックします。

  2. [サービステンプレート複製]ダイアログボックスで,サービステンプレートの定義情報を設定し,[OK]ボタンをクリックします。

    図5‒1 [サービステンプレート複製]ダイアログボックス

    [図データ]

操作結果

サービステンプレートが複製され,[Service Builder Edit]画面の[フロー]タブが表示されます。引き続き,フローの作成・編集や,サービスプロパティの設定をします。

ベンダーID,サービステンプレートID,サービステンプレートバージョンのうち,少なくとも1つは変更しないと,サービステンプレートを複製できません。サービステンプレートは,これら3つの項目の組み合わせによって一意性が保証されています。また,「com.hitachi.software.dna」で始まるベンダーIDはJP1/AOによって予約されているため指定できません。複製元のサービステンプレートのベンダーIDが「com.hitachi.software.dna」で始まる場合は,複製時に「ベンダーID」および「ベンダー名」が削除されます。

ヒント
  • リリースサービステンプレートは,[サービステンプレート]画面の[複製]ボタンからも複製できます。

  • サービステンプレート複製ダイアログボックスへの入力結果は,ブラウザロケールと同一のサービスリソースファイルに設定され,他ロケールのサービスリソースファイルは複製元の値がコピーされます。