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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


2.2.4 サービステンプレートの定義情報として設定する項目について

[サービステンプレート作成]ダイアログボックス,[サービステンプレート複製]ダイアログボックス,および[サービス定義編集]ダイアログボックスでは次に示す項目を設定できます。

表2‒1 サービステンプレートの定義情報として設定する項目

項目

説明

[サービステンプレートID]※1

サービステンプレートを識別するIDを指定します。

[サービステンプレートバージョン]※1

サービステンプレートのバージョン番号を指定します。

「aa.bb.cc」の形式で指定します。

[ベンダーID]※1

サービステンプレートを作成したベンダーを識別するIDを指定します。

ベンダーIDは,ユニークとなるようにドメイン名をトップレベルドメイン名から逆順で「.」(ピリオド)区切りで指定してください。例えば「com.xxxx」や「jp.co.yyyy」のように指定してください。また,ベンダーIDにドメイン名を使用しない場合は,ほかのベンダーのベンダーIDと値が重複しないようにしてください。

なお,「com.hitachi.software.dna」で始まるベンダーIDは指定できません。

[サービステンプレート名]

サービステンプレートの名称を指定します。

[ベンダー名]※2

サービステンプレートを作成したベンダーの名称を指定します。

[説明]

サービステンプレートの説明を指定します。

[タグ]

サービステンプレートに定義するタグを指定します。タグは複数指定できます。

注※1

[サービステンプレートID],[サービステンプレートバージョン][ベンダーID]はサービステンプレートの作成または複製後に変更できません。サービステンプレートは,これら3つの項目の組み合わせによって一意性が保証されています。

注※2

指定を省略した場合,[ベンダーID]に指定した値が[ベンダー名]に設定されます。

また,[サービス定義編集]ダイアログボックスでは,詳細設定として次の項目も設定できます。

表2‒2 詳細設定として設定できる項目

項目

説明

アイコン

サービステンプレートに設定されているアイコンが表示されます。[デフォルトアイコンを指定]ボタンをクリックすると,サービステンプレートに設定したアイコンがデフォルトに戻ります。[変更]ボタンをクリックすると,アップロードするアイコンファイルを選択するダイアログボックスが表示され,アイコンを変更できます。アイコンにはpng形式で,サイズが縦48ピクセル,横48ピクセルのファイルを設定してください。

画面カスタムファイル

サービステンプレートに設定されている画面カスタムファイルが表示されます。ファイル名をクリックすると,ファイルをダウンロードできます。[選択]ボタンをクリックすると,フォルダ選択ダイアログボックスが表示され,画面カスタムファイルが設定できます。[削除]ボタンをクリックすると,画面カスタムファイルの指定が解除されます。

サービス詳細説明画面のファイル名(相対パス)

画面カスタムファイルにzip形式のファイルを指定している場合,[サービス詳細説明]画面の設定ファイルの相対パスを指定します。

サービス概要のファイル名(相対パス)

画面カスタムファイルにzip形式のファイルを指定している場合,サービス概要の画像ファイルの相対パスを指定します。

スケジュール種別

サービスの実行時に指定できるスケジュール種別の選択肢を指定します。スケジュール種別には,「即時実行」,「指定日時実行」,および「定期実行」があります。 なお,スケジュール種別の選択肢は,サービスの作成・編集時に,さらに絞り込むことができます。

有効なアクション

タスクに対して「強制停止」および「リトライ」を許可するかどうかを指定できます。なお,有効なアクションの選択肢は,サービス作成・編集時に,さらに絞り込むことができます。