10.3 スクリプト開発部品
スクリプト開発部品とは,JP1/Advanced Shellが提供する,関数形式のジョブ定義スクリプトです。空白を削除した文字列の取得や,日付の経過日数の取得,ファイルサイズの取得など,汎用的な処理を関数として呼び出すことができます。
スクリプト開発部品の格納場所を次に示します。
- Windowsの実行環境の場合
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インストール先フォルダ\JP1ASE\parts\en
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インストール先フォルダ\JP1ASE\parts\ja
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- Windowsの開発環境の場合
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インストール先フォルダ\JP1ASD\parts\en
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インストール先フォルダ\JP1ASD\parts\ja
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- UNIXの実行環境の場合
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/opt/jp1as/parts/en
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/opt/jp1as/parts/ja
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enディレクトリ配下のスクリプト開発部品には英語のコメントが記述されています。jaディレクトリ配下のスクリプト開発部品には日本語のコメントが記述されています。両者の違いはコメントだけであり,機能は同じです。
提供するスクリプト開発部品のファイルのエンコーディングを次に示します。
OS |
エンコーディング |
---|---|
Linux |
UTF-8 |
AIX |
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HP-UX |
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Solaris |
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Windows |
SJIS |
スクリプト開発部品を使うための詳細手順は,「2.6.22 スクリプト開発部品を使うための準備」を参照してください。
なお,スクリプト開発部品を改造した場合の動作は保証しません。
- 〈この節の構成〉