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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


10.3.7 getStrPos(文字列の位置取得)

形式

getStrPos  文字列1  文字列2  [検索開始位置]

機能

引数に指定された文字列の中から文字列を検索し,最初に完全一致した文字列の位置(先頭からその位置までの文字数)を出力します。文字列が見つからなかった場合は0を出力します。

検索を開始する位置を指定できます。検索開始位置を省略すると,1を仮定し,文字列の先頭から検索を開始します。

引数

文字列1

位置を取得する文字列を指定します。

文字列2

検索する文字列を指定します。

検索開始位置

検索を開始する位置を指定します。

標準出力への出力

文字数を示す文字列。

終了コード

終了コード

意味

0

正常終了

1以上

エラー終了

注意事項

引数の検索開始位置には1以上の数値を指定できますが,指定できる文字列かどうかのチェックはしません。

使用例

getStrPos abcdefg c      # 「3」が出力される。
getStrPos abcdefg cd     # 「3」が出力される。
getStrPos abcdabcd c 2   # 「3」が出力される。(2文字目以降で出現するcの位置)
getStrPos abcdabcd c 4   # 「7」が出力される。(4文字目以降で出現するcの位置)
getStrPos abcdabcd cd    # 「3」が出力される。
getStrPos ABCDabcd cd    # 「7」が出力される。
getStrPos あいう う      # 「3」が出力される。
getStrPos あiうeお e     # 「4」が出力される。
getStrPos ab\tcd \t      # 「3」が出力される。