10.3.1 getArrayIndex(配列の値をキーにした添え字取得)
形式
getArrayIndex [-d 要素番号] 配列名 文字列
機能
引数に指定された配列から文字列を検索し,最初に完全一致した配列の添え字を返します。配列の0番目の要素から順に検索します。
引数
- -d 要素番号
-
指定した要素番号に対応する2次元配列から文字列を検索します。
- 配列名
-
添え字を取得する配列名を指定します。
- 文字列
-
検索する文字列を指定します。
標準出力への出力
添え字を示す文字列。
終了コード
終了コード |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1以上 |
エラー終了 |
注意事項
-
一致する文字列が見つからなかった場合,エラー終了します。
-
引数の要素番号には0から65535までの数値を指定できますが,指定できる文字列かどうかのチェックはしません。
-
引数の配列名に「adsh」から始まる配列名を指定しないでください。指定すると,部品内部で使用している変数の名称と重複し,不当な出力結果となることがあります。
-
引数の配列名に指定できる文字列は,変数名として使用できる文字列と同じですが,指定できる文字列かどうかのチェックはしません。
使用例
set -A input Tokyo Yokohama Fukuoka Nagoya getArrayIndex input Tokyo # 「0」が出力される。 getArrayIndex input Yokohama # 「1」が出力される。 set -D input { Osaka Fukuoka Nagoya } { Tokyo Yokohama Chiba } getArrayIndex -d 0 input Osaka # 「0」が出力される。 getArrayIndex -d 1 input Chiba # 「2」が出力される。