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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


6.1.4 デバッガのコマンド一覧【UNIX限定】

デバッガのコマンドをアルファベット順で次の表に示します。また,各コマンドの短縮形と,このマニュアルでの参照先を示します。

表6‒2 デバッガコマンドの一覧

コマンド名

機能

コマンドの短縮形

マニュアルの参照先

break

ブレークポイントを設定します。

b

6.2.4 ブレークポイントを設定する(breakコマンド)

cd

ディレクトリを移動します。

cd

6.2.26 ディレクトリを移動する(cdコマンド)

continue

継続実行をします。

c

6.2.9 継続実行をする(continueコマンド)

delete

ブレークポイント・ウォッチポイントを削除します。

d

6.2.6 ブレークポイント・ウォッチポイントを削除する(deleteコマンド)

exec

ログインシェルを起動します。

ex

6.2.27 ログインシェルを起動する(execコマンド)

finish

関数を実行します。

f

6.2.10 関数を実行する(finishコマンド)

help

ヘルプを表示します。

h

6.2.28 ヘルプを表示する(helpコマンド)

info breakpoints

ブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示します。

i b

6.2.13 ブレークポイント・ウォッチポイントの情報を表示する(info breakpointsコマンド)

info coverage

デバッグ途中のカバレージ情報を表示します。

i c

6.2.14 カバレージ情報を表示する(info coverageコマンド)

info functions

関数情報を表示します。

i f

6.2.15 関数情報を表示する(info functionsコマンド)

info jobsteps

ジョブステップ情報を表示します。

i j

6.2.16 ジョブステップ情報を表示する(info jobstepsコマンド)

info pathvars

変数名がパス名を扱う変数であるかどうかを表示します。

i p

6.2.17 パスを扱う変数名情報を表示する(info pathvarsコマンド)

info signals

シグナル情報を表示します。

i si

6.2.18 シグナル情報を表示する(info signalsコマンド)

info status

ステータスを表示します。

i st

6.2.19 ステータスを表示する(info statusコマンド)

info variables

変数情報を表示します。

i v

6.2.20 シェル変数情報を表示する(info variablesコマンド)

joberrmode

エラー注入モードの有効/無効を設定します。

jem

6.2.21 エラー注入モードの有効/無効を設定する(joberrmodeコマンド)

kill

ジョブ定義スクリプトを終了します。

k

6.2.3 ジョブ定義スクリプトを終了する(killコマンド)

list

ソースファイルを表示します。

l

6.2.25 ソースファイルを表示する(listコマンド)

next

関数内で停止しないで逐次実行をします。

n

6.2.8 逐次実行をする(stepコマンド,nextコマンド)

print

変数の値を表示します。

p

6.2.23 変数の値を表示する(printコマンド)

quit

デバッガを終了します。

q

6.2.1 デバッガを終了する(quitコマンド)

return

関数を終了します。

ret

6.2.11 関数を終了する(returnコマンド)

run

ジョブ定義スクリプトを実行します。

r

6.2.2 ジョブ定義スクリプトを実行する(runコマンド)

set

変数の値を設定します。

set

6.2.22 変数の値を設定する(setコマンド)

signal

シグナルを送信します。

si

6.2.12 シグナルを送信する(signalコマンド)

step

関数内も含んで逐次実行をします。

s

6.2.8 逐次実行をする(stepコマンド,nextコマンド)

watch

ウォッチポイントを設定します。

wa

6.2.5 ウォッチポイントを設定する(watchコマンド)

where

バックトレースを表示します。

whe

6.2.24 バックトレースを表示する(whereコマンド)

デバッガコマンドを使用する場合,次の点に注意してください。