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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


6.2.13 ブレークポイント・ウォッチポイントの情報を表示する(info breakpointsコマンド)

設定されているブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示するコマンドは,info breakpointsコマンドです。info breakpointsコマンドの短縮形は"i b"です。info breakpointsコマンドの形式を次に示します。

info breakpoints[ ブレークポイント・ウォッチポイント番号

引数にブレークポイントまたはウォッチポイントの番号を指定すると,対応するブレークポイントまたはウォッチポイントの情報を表示します。引数を省略すると,すべてのブレークポイントとウォッチポイントの情報を表示します。表示形式を次に示します。

Num  Type        What          
番号  breakpoint/watchpoint  ファイル名:行番号/変数名

info breakpointsコマンドを実行した場合の動作を次に示します。

info breakpointsコマンドの後ろに引数を指定しない場合

ブレークポイントまたはウォッチポイントが1つ以上設定されているときは,すべてのブレークポイントとウォッチポイントを表示します。

ブレークポイントまたはウォッチポイントが1つも設定されていないときは,メッセージが出力されます。

info breakpointsコマンドの後ろに引数を指定した場合
  • ブレークポイント・ウォッチポイント番号

    番号が存在するときは,指定した番号のブレークポイントまたはウォッチポイントの情報を表示します。

    番号が存在しないときは,エラーメッセージが出力されます。

  • 上記以外

    エラーメッセージが出力されます。

注意事項
  • 引数の番号は0以上の整数を入力してください。先頭に「+」は付けません。

  • 番号の指定時にint型の範囲を超えた数値を入力した場合,int型の上限値に丸めて扱います。

出力例

ブレークポイントとウォッチポイントを表示します。

Num  Type        What
1    breakpoint  sample.ash:100
2    watchpoint  rc