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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


6.1.5 ジョブ定義スクリプトの構成要素に対する停止可否

ジョブ定義スクリプトの各要素に対して,停止できるかどうかを次の表に示します。次の表で示す要素では,ブレークポイントや逐次実行などによる停止ができます。

表6‒3 ジョブ定義スクリプトの各要素に対しての停止可否

ジョブ定義スクリプトで使用する要素

内容

停止の可否

for文

for文であることを示します。

case文

case文であることを示します。

if文

if文であることを示します。

while文

while文であることを示します。

until文

until文であることを示します。

elif文

elif文であることを示します。

else文

else文であることを示します。

×

caseのパターン文

case文に指定するパターン文であることを示します。パターン文の内部の処理は含みません。

×

条件文の終端

if文,elif文のthen,またはfor文,while文,until文のdoなど,条件文の終端を示します。

×

ブロック終端

for文,while文,until文のdone,case文のesac,if文のfiなど,ブロック終端を示します。

×

関数定義開始

関数定義開始を示します。

×

関数定義終了

関数定義終了を示します。

×

関数実行開始

関数が開始することを示します。

関数実行終了

関数が終了することを示します。

×

スクリプト拡張コマンド

#-adshで始まるスクリプト拡張コマンドを示します。

シェル標準コマンド

シェルに組み込まれたコマンドを示します。

シェル拡張コマンド

シェル拡張コマンドを示します。

外部コマンド

実行可能な外部コマンドを示します。

代入演算,算術演算

代入演算および算術演算を示します。

ジョブ定義スクリプト終端(EOF)

メインのジョブ定義スクリプトが終了することを示します。

コメントおよびスペース

コメントおよびスペースを示します。

×

(凡例)

○:停止できます。

×:停止できません。

注意事項