4.5.5 レポートのデータを出力する
ここでは,指定した年月のサービス性能をCSV形式のファイルに出力する手順を説明します。
(1) 作業の前に
JP1/SLM - Managerにログインしてください。
ログインの方法については,「2.2.1 JP1/SLM - Managerへログインする」を参照してください。
監視を開始していることを確認してください。
監視の開始方法については,「4.2.1 監視を開始する」を参照してください。
(2) 作業手順
この作業で使用する[レポート]画面を次に示します。
[レポート]画面
[レポート]ボタンをクリックする。
[サービス一覧]エリアからレポートの出力対象にする監視対象サービスを選択する。
選択した監視対象サービスの監視対象の当月の状況が[レポート]エリアに表示されます。
状況は,総合評価表と性能グラフで表示されます。当月分を確認する場合は,手順5.に進んでください。
[レポート起点日]にレポートの起点日を指定する。また,[レポート期間]プルダウンメニューで,確認したい年月および期間を指定する。
なお,当月分を出力する場合は,指定を省略できます。
指定した年月の監視対象サービスの監視対象の総合評価表と性能グラフが[レポート]エリアに表示されます。
テンプレートを選択する。
テンプレートを使用して監視対象サービスのレポートを出力する場合に必要な手順です。テンプレートを使用しない場合や,システム性能のレポートを出力する場合はこの手順は不要です。
[CSV出力]ボタンをクリックする。
ファイルを保存するかどうかを確認するダイアログが表示されるので,[保存]ドロップダウンリストから[名前を付けて保存]を選択します。[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので,任意の場所に保存します。
- 重要
選択した監視対象サービスまたは選択したテンプレートが,[CSV出力]ボタンをクリックしたときに,削除されていた場合,出力されるCSVファイルは空になります。また,選択した監視対象サービスまたは選択したテンプレートが削除されていることを示すエラーメッセージがメッセージログに出力されます。
CSVファイルを保存できれば,レポートの出力は完了です。
なお,CSVファイルとして出力したデータのうち,監視項目の性能グラフについて集計データがない部分については,その部分の値が表示されません。
また,CSVファイルとして出力したデータのうち,すべての監視項目の性能グラフについて集計データがない場合は,その時刻の行が表示されません。