JP1/NETM/Network Monitor - Manager

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3.3 監視ネットワークの設定

Windowsの「スタート」メニューから「プログラム」→「JP1_NETM_Network Monitor」→「管理ツール」を選択して,統合管理ツールを起動し,下記設定を行います。

なお,設定を行う前に,「3.5 許可機器一覧の運用ガイド」を参照して,運用方法を決めておいてください。

<この節の構成>
(1) 設定
(2) グループ/ネットワークの登録または,ネットワーク一覧作成
(3) 監視ネットワークの初期設定
(4) 監視処理の起動
(5) 設定内容のチェック
(6) 最新の情報に更新
(7) 環境設定の登録
(8) 許可機器/固定機器,排除機器の登録
(9) 検出モードでの運用(テスト運用)

(1) 設定

設定画面から入力します。詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.7 オプション

なお,設定が必須な項目は,

「データ」
動作モード……許可機器一覧,排除機器一覧のどちらを使用するかの設定
「通信」
共通ログイン情報……監視装置,集中監視サーバへログインするためのユーザ名とパスワード
「通知」
イベント通知……監視ネットワークからのイベント通知機能の使用有無および受信ポート番号
通知パラメータ……監視ネットワークからのイベント通知機能のための設定および起動コマンド,メール
監視装置監視……監視ネットワーク情報の自動収集機能の使用有無
「ダウンロード」
タイミング……監視ネットワークの機器一覧などの情報(詳細画面)を定期的に自動収集するための設定。

となります。ほかの情報は,必要に応じて設定ください。

ここで,「通知」のイベント通知および監視装置監視を使用する場合には,マシン起動時に,自動的に,JP1/NETM/Network Monitor - Managerを起動させるため,「2.1.1 インストール」の5.で「はい」を選択して,サービスの起動するようにしてください。

なお,設定変更後には,JP1/NETM/Network Monitor - Managerの再起動が必要です。

詳細は,「2.3 起動・停止」を参照してください。

(2) グループ/ネットワークの登録または,ネットワーク一覧作成

監視ネットワークのグループとネットワークを登録します。グループとネットワークの作成は,「編集」メニューから,「グループ」「ネットワーク」を選択します。

または,ネットワークの一覧を作成します。ネッワーク一覧の作成は,「編集」メニューから「ネットワーク一覧」を選択して,作成します。

ネットワーク一覧を作成した後,「編集」メニューから「ネットワーク一覧再読込み」を選択,または,統合管理ツールを再起動してください。詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.8 ネットワーク情報の登録,編集
4.9 各種情報の編集

なお,設定変更後には,JP1/NETM/Network Monitor - Managerの再起動が必要です。

2.3 起動・停止」を参照してください。

(3) 監視ネットワークの初期設定

監視ネットワークの初期設定を行います。ここでは,ネットワークの監視を行うための設定を行います。なお,集中監視サーバの場合,初期設定はありません。

初期設定を行うと,環境設定で「ネットワークの監視を行う」「不正機器を検出しても排除しない」に設定され,ネットワークの監視を開始できる状態になります。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.15 監視ネットワークに対する各種制御」の初期設定

また,DHCP環境を監視する場合の注意事項は,下記マニュアルを参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor」
「6.16 環境設定」の検疫支援モード

(4) 監視処理の起動

監視ネットワークの監視処理を起動します。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.15 監視ネットワークに対する各種制御」の起動

(5) 設定内容のチェック

(1),(2)で設定した内容のチェックを,「ネットマスクの取得」により行います。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.15 監視ネットワークに対する各種制御」のネットマスクの取得

(6) 最新の情報に更新

監視ネットワークの情報を取得し,表示します。監視ネットワークの動作状況を確認します。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.11 最新の情報に更新

(7) 環境設定の登録

監視処理の設定を行います。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.6 アップロード」の環境設定

設定が必須な項目は,

監視装置の場合

集中監視サーバの場合

です。そのほかの項目は,必要に応じて,設定してください。

なお,

の設定は,システムで共通にする必要があるため,「(1)設定」で設定しておいてください。統合管理ツールの環境設定画面からは変更できません。

また,監視画面をブラウザで表示し,監視画面の「環境設定」メニューでも設定可能です。

詳細は,下記マニュアルを参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor」
「6.16 環境設定」
「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
14.13 環境設定

(8) 許可機器/固定機器,排除機器の登録

ネットワークへの接続を許可/拒否する機器の一覧を登録します。固定機器以外は,連携機能にて自動的に更新する場合には,特に必要ありません。

詳細は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
3.5 許可機器一覧の運用ガイド

(9) 検出モードでの運用(テスト運用)

検出モードをONにします。

登録方法は,本書の下記部分を参照してください。

「JP1/NETM/Network Monitor - Manager」
4.15 監視ネットワークに対する各種制御」の検出モードをON(OFF)に変更

排除モードOFF,検出モードONにして,ログや接続機器一覧画面を確認し,機器の状態(動作中/切断)が正常であることを確認します。許可機器一覧/固定機器一覧の登録漏れを確認するためにも1〜2週間程度はこの状態で運用することを推奨します。また,システムテストもこの状態で行い,問題ある場合は適宜,機器情報を修正します。