XMAP3では,開発する画面・帳票のアプリケーションとのインタフェースを統一するため,項目の制御情報や論理マップ属性の内容を統一するようになっています。
次に示す内容については,インポート機能での変換時に,パネル定義文の内容をPCでの設定に置き換えます。したがって,変換を実行する前に,個々のパネル定義文の内容から,統一した設定を決めてください。決定した内容は,ドローセットアップで設定します。
- 画面
- イベント通知コード(PHSEG文のINCに相当)
- 動的変更情報(MODCTL/MODATTRに相当)※
- 制御項目属性(CTLFLD文に相当)
- 論理マップ属性(LOGSEG文のCLEAR/CODERR/LITRL/GENRTに相当)
- 帳票
- 制御項目属性(CTLFLD文に相当)
- 論理マップ属性(LOGSEG文のLITRL/GENRTに相当)
また,論理項目名についても統一されるため,アプリケーションプログラムの変更が必要になる場合があります。
ドローセットアップの操作手順については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。
- 注※
- パネル定義文中にある動的変更属性の有無についてはインポートされますが,動的変更属性の内容は「17.4.3 項目の表示属性動的変更」に示す適用オブジェクトグループの内容となります。
- また,ドローセットアップで修飾名をすべて削除,または適用外としている場合,動的変更属性を設定できません。したがって,このような設定環境で,動的変更属性を定義したパネル定義文をインポートしても,「動的変更なし」としてインポートされます。
- なお,カーソル制御やフォーカス制御は,ドロー上で動的変更の有無を指定できないため,パネル定義文での指定に関係なくドローセットアップの設定が有効となります。
- <この節の構成>
- 17.4.1 イベント通知コード
- 17.4.2 画面の表示属性動的変更
- 17.4.3 項目の表示属性動的変更
- 17.4.4 制御項目属性
- 17.4.5 論理マップ属性
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