JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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9.6 引き当て項目の設定インベントリ情報の引き当て

JP1/NETM/DMで収集したインベントリ情報を資産管理データベースに取り込んで利用する際に,Asset Information Managerの管理項目に,JP1/NETM/DMのインベントリ情報のどの項目を引き当てるかを設定します。また,インベントリ情報を取り込む際の,状態や種別のデフォルト値も設定できます。Asset Information Managerの管理項目に引き当てられるインベントリ情報の種類と,取得される情報の詳細については,「13.1 JP1/NETM/DMから取得できるインベントリ情報」を参照してください。

引き当て項目の設定は,業務メニュー「インベントリ情報の引き当て」をクリックすると表示されるインベントリ情報の引き当て画面から実行します。インベントリ情報の引き当て画面を次の図に示します。

図9-39 インベントリ情報の引き当て画面

[図データ]

Asset Information Managerの管理項目と,各項目に設定されている引き当て項目の一覧が表示されます。「管理項目」には,管理項目編集で表示する設定になっている項目が,「クラス名.プロパティ名」の形式で表示されます。

引き当て項目を設定するには,設定したい管理項目の[参照]ボタンをクリックしてください。

注意事項
インストールソフトウェア情報の固有情報には,インストールパッケージ情報,およびソフトウェアインベントリ情報の2種類のインベントリ情報が引き当てられます。そのため,同じクラスの同じプロパティに対して,2種類の引き当て項目を設定できます。例えば,インベントリ情報を登録する際に引き当てた情報がインストールパッケージ情報だった場合,インストールパッケージ情報に対する引き当て項目の設定に従って,インストールソフトウェアの固有情報に情報が登録されます。
<この節の構成>
9.6.1 資産番号の引き当て項目を設定する
9.6.2 ユーザ名の引き当て項目を設定する
9.6.3 部署および設置場所の引き当て項目を設定する
9.6.4 機器種別の引き当て項目を設定する
9.6.5 インベントリ情報から取得する項目を追加する
9.6.6 インベントリ情報登録時のデフォルト値を変更する