Cosminexus 機能解説

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3.2.4 リソース接続とトランザクション管理が提供する機能の概要

J2EEサービスのうち,リソース接続とトランザクション管理が提供する機能の概要について説明します。なお,機能の詳細については,「14.5 リソース接続とトランザクション管理が提供する機能」を参照してください。

J2EEサービスのうち,リソース接続とトランザクション管理が提供する機能の目的,およびJ2EE標準との対応について,次の表に示します。

表3-5 J2EEサービス(リソース接続とトランザクション管理)が提供する機能の目的およびJ2EE標準との対応

機能名 目的 J2EE標準への準拠 参照先
信頼性 性能 運用・
保守
拡張性 そのほか J2EE標準 拡張
コネクションプーリング 9.10.1
コネクションプールのウォーミングアップ
コネクションプール数調節機能
コネクションシェアリング・アソシエーション 9.10.2
ステートメントプーリング 9.10.3
ライトトランザクション 9.10.4
DataSourceオブジェクトのキャッシング 9.10.6
DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化 9.10.7
受信バッファのプーリング(Cosminexus DABroker Libraryを使用する場合) 9.10.8
コネクションの障害検知 9.11.1
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち 9.11.2
コネクションの取得リトライ 9.11.3
コネクションプールの情報表示 9.11.4
コネクションプールのクリア 9.11.5
トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル 9.11.8
障害調査用SQLの出力 9.11.10
オブジェクトの自動クローズ 9.11.11
コネクションプールのクラスタ化(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示) 9.12
リソースへの接続テスト 9.14

(凡例) ○:対応する  −:対応しない

表中の項目「J2EE標準」と「拡張」の両方に○が付いている機能は,J2EE標準の機能にApplication Server独自の機能が拡張されていることを示します。「拡張」だけに○が付いている機能はApplication Server独自の機能であることを示します。