Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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Scheduler Serverの台数を増加する場合(子サーバを1台追加する場合)の手順を示します。
- 事前にすべてのクライアントで設定変更を実施してください(Scheduler Client又はFacilities Manager Clientを使用していない場合は,該当しません)。
クライアント側で実施する設定変更の手順については,「12.2.1(1)(a) 事前準備(クライアント側の設定変更)」を参照してください。
- 全サーバ(親サーバと子サーバ)で次のサービスが開始されている場合,管理ツールのサービスから次のサービスを停止します。UNIX版のサーバは,aconsoleとroomconsoleから「サーバ」「管理ツールサーバ」を停止します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Scheduler Server Tool
- Groupmax Facilities Manager
- Groupmax Facilities Manager Tool
- 全サーバ(親サーバと子サーバ)で次のディレクトリとファイルのバックアップを取得します。
- <インストールディレクトリ>\etc
- <インストールディレクトリ>\log
- <インストールディレクトリ>\room
- <インストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
- <インストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(親サーバだけ。存在する場合)
- <スケジュール格納ディレクトリ>\<各ユーザ(施設)IDのディレクトリ>
UNIX版のサーバについては次のディレクトリとファイルのバックアップを取得してください。
- <スケジュール格納ディレクトリ>/etc
- <スケジュール格納ディレクトリ>/log
- <スケジュール格納ディレクトリ>/room
- /usr/GroupAppo/bin/AppoSV.ini(存在する場合)
- /usr/GroupAppo/bin/SFagent.ini(存在する場合)
- <スケジュール格納ディレクトリ>下のすべての<各ユーザ(施設)IDのディレクトリ>
- 注意
- デフォルトのディレクトリは次のとおりです。
| ディレクトリの種類 |
デフォルトのディレクトリ |
| インストールディレクトリ |
C:\Groupmax\apposv |
| スケジュール格納ディレクトリ |
- Version 2.0
C:\Groupmax\apposv
- Version 3以降
C:\Groupmax\apposv\data
|
- スケジュール格納ディレクトリをデフォルトから変更している場合は,「コンフィギュレーション」の項番1「スケジュール格納ディレクトリ」を確認してください。
- 新子サーバに親サーバと同じバージョンのScheduler Server及びFacilities Managerをインストールします。
- 新子サーバで「コンフィギュレーション」を起動し,各項目の設定をします。
- Address Server上で,追加する新子サーバをホームサーバとするユーザのホームサーバ名を変更します(Address Serverと連携していない場合,施設の場合は不要です)。
- 変更通知情報取得を実行してください。
親サーバで「コンフィギュレーション」から[手動実行]で[変更通知情報取得]を実行してください(Address Serverと連携していない場合,施設の場合は不要です)。
- 子サーバで<Address Serverインストールディレクトリ>\Groupmax\GroupApp\item.defファイルが存在する場合は削除します。
このファイルを削除した場合は,子サーバと同じサーバマシンのAddress Serverの再起動が必要です。
- 親サーバと子サーバの管理ツールのサービスから,次のサービスを開始します。UNIX版のサーバは,aconsoleとroomconsoleから「管理ツールサーバ」を開始します。
- Groupmax Scheduler Server Tool
- Groupmax Facilities Manager Tool
- すべてのScheduler子サーバ上で,「Groupmax Facilities Managerコンフィギュレーション」の「手動実行」の「管理データ取得」を実行してください(Groupmax Facilities Managerを使用していない環境では,「Groupmax Scheduler Serverコンフィギュレーション」で実行してください)。
- UNIX版のサーバからWindows版の新サーバにSchedulerホームサーバを変更するユーザが存在する場合は,まず,それに該当するユーザだけスケジュールデータをWindows版の新サーバにコピーし,Windows版の新サーバで「bitechg」コマンドを実行します。
ユーザのスケジュールデータは,スケジュール格納ディレクトリ下に格納されています。スケジュール格納ディレクトリは,Windows版,UNIX版共に,「コンフィギュレーション」の項番1「スケジュール格納ディレクトリ」で確認してください。スケジュールデータを新サーバに転送する際は,バイナリ転送モードで転送してください。
- Windows版のサーバからWindows版の新サーバに,Schedulerホームサーバを変更するユーザスケジュールデータをコピーします。
ユーザのスケジュールデータは,スケジュール格納ディレクトリ下に格納されています。スケジュール格納ディレクトリは,「コンフィギュレーション」の項番1「スケジュール格納ディレクトリ」で確認してください。
- 上記11.と12.でコピーしたユーザのディレクトリを,コピー元のサーバの<スケジュール格納ディレクトリ>下から削除してください。
- すべてのサーバで「hostchg」コマンドを実行してください。
- Assist連携機能を使用している場合は,Assist連携用ホームサーバ一覧を変更してください。
Assist連携用ホームサーバ一覧については,「9.3.3 Assist連携用ホームサーバ一覧の作成」を参照してください。
- すべてのサーバで管理ツールのサービスから次のサービスを開始します。UNIX版のサーバは,aconsoleとroomconsoleから「サーバ」を開始します。
- Groupmax Scheduler Server
- Groupmax Facilities Manager
「hostchg」コマンド,「bitechg」コマンドについては,次の箇所を参照してください。
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