Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.4.7 初期情報の設定

<この項の構成>
(1) 初期情報の設定

(1) 初期情報の設定

初期構築時はsfinitializeコマンドを実行して初期情報を設定する必要があります。このコマンドで設定した初期情報は,別の管理ツールコマンドで変更できます。

sfinitializeコマンドで設定される初期情報を次に示します。

表11-26 管理ツールコマンドsfinitialize.batで設定される初期情報

項番 設定項目 設定内容 設定変更時に実行する管理ツールコマンド
1 ユーザ単位アクセス権設定上限
(ユーザ単位アクセス権の設定項目数の上限を設定)
500 sfsetusracclmt.bat(11.4.12(6)を参照のこと)
2 デフォルト地域コード
(国際化未対応クライアントを日本以外で使う場合に,その国のコードをISO 3166-1 alpha 2形式で設定。
設定した地域コードは,sfsettmzn.batコマンド(タイムゾーンの設定)で指定する入力ファイルに登録されている必要がある)
JP sfsetdftarcd.bat(11.4.14(1)を参照のこと)
3 タイムゾーン GMT+09:00 sfsettmzn.bat(11.4.14(2)を参照のこと)
4 ユーザ組織ルートノード 事業所 sfsetrotusrnod.bat(11.4.8(2)を参照のこと)
5 施設組織ルートノード 事業所 sfsetrotfacnod.bat(11.4.9(2)を参照のこと)
6 休日情報 システムデフォルトのカレンダ エリアコードなしの2008年〜2037年の土曜日・日曜日が休日として設定されます。 sfsetdfthdy.bat(11.4.13(6)を参照のこと)
日本の休日・祝日 7.8(2) 祝日ファイルの編集」で編集したsfinitialize_jp.sqlに記載した祝日が登録されます。
運用後,祝日を変更する場合はsfsetdfthdy_jp.csvを編集して使用します。
(a) コマンドの書式(設定)

初期情報を登録します。このコマンドは運用中に実行するとエラーになります。

sfinitialize.bat