Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.4.9 施設情報の管理

<この項の構成>
(1) 付属設備管理機能
(2) 施設組織ルートノード管理機能

(1) 付属設備管理機能

付属設備の一覧情報を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

処理区分 付属設備ID 付属設備名 国際化付属設備名
(a) コマンドの書式(出力)

付属設備の一覧情報を出力します。出力順は付属設備ID順となります。

sfexpeqp.bat <出力ファイルパス>

引数
  • 出力ファイルパス
    現在登録されている付属設備の一覧を出力するファイル名を指定します。

出力ファイルの形式
  • 処理区分には「I」を出力します。

コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexpeqp.bat

出力例
#処理区分,付属設備ID,付属設備名,国際化付属設備名
I,1,Projecter,プロジェクタ
I,2,WhiteBoard,ホワイトボード
I,3,TV,テレビ
(b) コマンドの書式(設定)

付属設備を追加・変更・削除します。

sfseteqp.bat <入力ファイルパス>

引数
  • 入力ファイルパス
    設定するデータを記述したファイルパスを指定します。

入力ファイルの形式
処理区分
次のどれかを指定します。
  • A
    新しく付属設備を追加します。次の場合は追加されません。
    ・指定された付属設備IDが登録済みの場合
    ・付属設備IDや付属設備名の指定値が正しくない場合
  • C
    登録済みの付属設備の付属設備名,国際化付属設備名を更新します。
    付属設備名の指定値が値の形式外の場合は,更新されません。
  • D
    登録済みの付属設備を削除します。
  • I
    行をコメント扱いとします。
処理区分の指定値によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
処理区分の指定値 付属設備ID 付属設備名 国際化付属設備名
A
C
D × ×
I × × ×

(凡例)
◎:必須項目(更新する項目)
○:必須項目
×:不要。指定しても無視する

付属設備ID
操作対象とする付属設備の付属設備IDを数字で指定します。指定できる範囲は1〜128です。
付属設備名
操作対象とする付属設備の付属設備名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
国際化付属設備名
操作対象とする付属設備の国際化付属設備名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です(30バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。

コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfseteqp.bat

ファイル入力例
付属設備にノートPCを追加,付属設備ID「3」をプラズマテレビに変更,プロジェクタを削除する場合の入力例を次に示します。
#処理区分,付属設備ID,付属設備名,国際化付属設備名
A,4,Mobile PC,ノートPC
D,1,Projecter,プロジェクタ
C,3,plasma television,プラズマテレビ

(2) 施設組織ルートノード管理機能

施設の組織のルートノード(ファイルモードの「事業所」)を管理します。ファイルの形式は次のとおりです。

処理区分 組織名 国際化組織名
(a) コマンドの書式(出力)

施設の組織のルートノードを出力します。

sfexprotfacnod.bat <出力ファイルパス>

引数
  • 出力ファイルパス
    現在登録されている施設のルートノードを出力するファイル名を指定します。

出力ファイルの形式
  • 処理区分には「I」を出力します。

コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfexprotfacnod.bat

出力例

#処理区分,組織名,国際化組織名
I,Root,事業所
(b) コマンドの書式(設定)

施設の組織のルートノードを追加・変更します。

sfsetrotfacnod.bat <入力ファイルパス>

引数
  • 入力ファイルパス
    設定するデータを記述したファイルパスを指定します。

入力ファイルの形式
処理区分
次のどれかを指定します。
  • A
    新しくルートノードを追加します。次の場合は追加されません。
    ・ルートノードが登録済みの場合
    ・組織名又は国際化組織名の指定値が正しくない場合
  • C
    登録済みのルートノードの組織名,国際化組織名を更新します。次の場合は更新されません。
    ・ルートノードが登録されていない場合
    ・組織名又は国際化組織名の指定値が正しくない場合
  • I
    行をコメント扱いとします。
処理区分の指定によって,ほかの項目の指定要否は次のように異なります。
処理区分の指定値 組織名 国際化組織名
A
C
I × ×

(凡例)
◎:必須項目(更新する項目)
×:不要。指定しても無視する

組織名
操作対象とするルートノードの組織名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です。
国際化組織名
操作対象とするルートノードの国際化組織名を指定します。指定できる値の範囲は,UTF-8に変換して255バイト以内です(20バイトまでしか表示できないクライアントがあります)。

コマンドパス
<インストールディレクトリ>\batch\sfsetrotfacnod.bat

ファイル入力例
組織名に「Hitachi Ltd」,国際化組織名に「日立製作所」を設定する場合の入力例を次に示します。
#処理区分,組織名,国際化組織名
A,Hitachi Ltd,日立製作所
(c) サンプルファイル

サンプルファイルは次の場所にあります。

<Scheduler Serverインストールフォルダ>\batch\sample\sfsetrotfacnod.csv