Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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1.2.1 製品の構成

Scheduler Server/Facilities Manager関連製品は次のとおりです。

表1-3 Scheduler Server/Facilities Manager関連製品

  製品名 用途
サーバ側 Scheduler Server ユーザのスケジュールを管理します。
Facilities Manager 施設のスケジュールを管理します。
マルチサーバ構成で施設を管理する場合は,すべてのサーバにScheduler ServerだけでなくFacilities Managerもインストールする必要があります。
Address Server Groupmaxのアプリケーションプログラムのユーザ情報(ユーザIDなど)を一元管理します。詳細は「6.1.2 ユーザ情報の登録」を参照してください。

注意
ファイルモードでAddress Serverと連携する場合は,Scheduler Server及びFacilities Managerの親サーバにAddress Serverを置く必要があります。子サーバ上では必須ではありません。
DBモードの場合は,Address Serverとの連携が必須です。マスターサーバにAddress Serverを構築する必要があります。
Object Server Address Serverを使用する場合に必要です。オブジェクトサーバとして,Groupmax Object Server Version 6又はGroupmax High-end Object Server Version 6を使用できます。
クライアント側 Groupmaxのアプリケーションプログラム 次の製品が該当します。
  • Scheduler Client
  • Groupmax Client Light Ex
  • Collaboration - Schedule
  • Facilities Manager Client など

製品の構成は,ファイルモードとDBモードで次のように異なります。

<この項の構成>
(1) ファイルモードの場合
(2) DBモードの場合

(1) ファイルモードの場合

親サーバ上で,「コンフィギュレーション」の設定又はコマンドによってユーザ情報を取得します。

詳細は「3.2 サーバ環境設定」,「11.2.1 GetAdAll(ユーザ情報の再作成)」,及び「11.2.2 indxget(Address Serverの変更通知情報の取得)」を参照してください。

図1-1 システムの構成図(ファイルモードの場合)

[図データ]

(2) DBモードの場合

マスターサーバ上で,「コンフィギュレーション」の設定又はコマンドによってユーザ情報を取得します。なお,運用サーバにHiRDBを搭載することもできます。

詳細は「3.2 サーバ環境設定」,「11.3.1 GetAdAll(ユーザ情報の再作成)」,及び「11.3.2 indxget(Address Serverの変更通知情報の取得)」を参照してください。

図1-2 システムの構成図(DBモードの場合)

[図データ]