22.5 KDEA04000〜KDEA05999
KDEA04000〜KDEA05999のメッセージとその対処方法について説明します。
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KDEA04504-E
An invalid property was detected. (definition file name = aa....aa, property name = bb....bb, property value = cc....cc)
aa....aa:不正な定義ファイル名
bb....bb:不正なパラメタ名
cc....cc:不正なパラメタ指定値(値がない場合は空白)
- 説明
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不正なパラメタが検出されました。
- 対処
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メッセージ中に記されたパラメタを見直してください。
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KDEA04506-E
A data discrepancy in the definition file was detected. (node ID = aa....aa, definition file name = bb....bb)
aa....aa:他EADSサーバの定義ファイルと不一致があるEADSサーバのEADSサーバID
bb....bb:他EADSサーバの定義ファイルと不一致がある定義ファイル名
- 説明
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他EADSサーバの定義ファイルと不一致がありました。
- 対処
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他EADSサーバの定義ファイルと内容が一致しているかどうかを確認してください。
スケールアウト処理またはリバランス処理中に縮退したEADSサーバを復旧する場合,縮退したEADSサーバのクラスタ定義ファイルに,スケールアウト処理またはリバランス処理後のクラスタ構成情報が反映されていない可能性があります。縮退したEADSサーバに,正常に稼働しているEADSサーバのクラスタ定義ファイルをコピーしてから,復旧処理を再実行してください。
このエラーが再発する場合は,他クラスタからハートビートを受けている場合があります。その場合は,異なるクラスタ間で配信先IPアドレスまたは配信先ポート番号の指定(共通設定のeads.failureDetector.heartbeat.addressパラメタおよびeads.failureDetector.heartbeat.portパラメタの指定)が重複していないか確認してください。
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KDEA04508-E
A boot timeout occurred. (node-list = aa....aa)
aa....aa:時間内に起動が完了しなかったEADSサーバのIPアドレスとポート番号のリスト
- 説明
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指定された時間内に,クラスタを構成する全EADSサーバの起動が完了しませんでした。
- 対処
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メッセージ中に記されたEADSサーバが起動していたかどうかを確認してください。
クラスタを構成するEADSサーバの台数が多い場合に,このエラーが出力されることがあります。この場合は,クラスタを構成する全EADSサーバが開始するまでの最大待ち時間の指定(サーバ定義のeads.admin.boot.timeoutパラメタの指定)を,「クラスタを構成するEADSサーバ台数×5秒」に設定し直してください。
また,EADSサーバIDが小さいEADSサーバから順番に起動してください。
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KDEA04528-E
A data discrepancy between the cluster-definition file and the server-definition file was detected.
- 説明
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サーバ定義ファイルとクラスタ定義ファイルの内容に不一致があります。
- 対処
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サーバ定義のeads.server.addressパラメタおよびeads.server.portパラメタに指定されたEADSサーバが,クラスタ定義のeads.node.<EADSサーバID>.addressパラメタおよびeads.node.<EADSサーバID>.portパラメタに指定されているかどうかを確認してください。
<EADSサーバID>に,1〜96の整数が指定されているかどうかを確認してください。
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KDEA04531-E
A server position was duplicated. (duplicated node ID1 = aa....aa, duplicated node ID2 = bb....bb)
aa....aa:位置が重複したEADSサーバのEADSサーバID1
bb....bb:位置が重複したEADSサーバのEADSサーバID2
- 説明
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クラスタを構成するEADSサーバの位置が重複しました。
- 対処
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クラスタ定義のeads.node.<EADSサーバID>.positionパラメタに重複がないかどうかを確認してください。
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KDEA04540-E
A client connection address was duplicated. (duplicated node ID1 = aa....aa, duplicated node ID2 = bb....bb)
aa....aa:IPアドレスとポート番号の組み合わせが重複したEADSサーバのEADSサーバID1
bb....bb:IPアドレスとポート番号の組み合わせが重複したEADSサーバのEADSサーバID2
- 説明
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クラスタ定義ファイルに同一のEADSサーバが複数登録されています。
- 対処
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クラスタ定義のeads.node.<EADSサーバID>.addressパラメタとeads.node.<EADSサーバID>.portパラメタに重複がないかどうかを確認してください。
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KDEA04541-E
The cluster-definition file contains only part of the server position specification.
- 説明
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クラスタ定義ファイル中に,EADSサーバの位置の指定が一部しか存在していません。
- 対処
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クラスタ定義のeads.node.<EADSサーバID>.positionパラメタを指定する場合は,クラスタを構成する全EADSサーバの位置を指定してください。省略する場合は,全EADSサーバの位置の指定を省略してください。
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KDEA04661-E
Participation in the cluster failed. (error code = aa....aa)
aa....aa:エラーコード
- 説明
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クラスタ参加処理に失敗しました。
- 対処
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次の手順で対処してください。
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必要に応じて,直前に出力されたメッセージを確認して要因を特定し,原因を取り除いてください。
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eztool statusコマンドを実行して,クラスタの状態を確認してください。
EADSサーバの排他状態がlockの場合,排他が解除されていません。この場合は,eztool unlockコマンドを実行してください。
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ezstartコマンドまたはezserverコマンドを実行して,起動処理,復旧処理,およびスケールアウト処理を再実行してください。
ただし,キャッシュの再開に失敗したあと,再開に失敗したキャッシュをeztool deletecacheコマンドで削除していないときは,EADSサーバを復旧できません。キャッシュの再開が失敗したキャッシュをeztool deletecacheコマンドで削除する必要があります。
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KDEA04664-E
The relation between the number of servers and the number of replications was invalid. (number of servers = aa....aa, number of replications = bb....bb)
aa....aa:EADSサーバ数
bb....bb:データの多重度
- 説明
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クラスタを構成するEADSサーバ数が「データの多重度×2−1」以上になっていません。
- 対処
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クラスタ定義を見直して,クラスタを構成するEADSサーバ数が「データの多重度×2−1」以上になるようにEADSサーバ数を増やすか,またはデータの多重度(共通設定のeads.replication.factorパラメタの指定値)を下げてください。
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KDEA04665-E
A server cannot be added when the number of replications is 1.
- 説明
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データの多重度が1のときは,EADSサーバを追加できません。
- 対処
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データの多重度(共通設定のeads.replication.factorパラメタの指定値)を見直してください。
データの多重度1でクラスタを起動している場合は,必要なデータを書き出してから全EADSサーバを停止してください。そのあとで,最新のパラメタの設定にあわせてクラスタ定義を書き換え,全EADSサーバを再起動してください。
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KDEA04666-E
The number of servers in the cluster has already reached the maximum.
- 説明
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クラスタ内のEADSサーバの数が,すでに上限に達しています。
- 対処
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クラスタを構成するEADSサーバの上限である96台がクラスタに参加済みのため,これ以上EADSサーバを追加できません。
別のクラスタを使用することを検討してください。
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KDEA04667-E
In the current state of the cluster, the server cannot participate in the cluster in the specified start type. (start type = aa....aa, cluster state = bb....bb)
aa....aa:起動方法
bb....bb:クラスタの状態
- 説明
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現在のクラスタの状態では,EADSサーバは指定した起動方法でクラスタに参加できません。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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縮退状態への遷移中に,EADSサーバを再起動,または復旧させた。
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クラスタの状態がクラスタ稼働中(AVAILABLE)ではない。
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EADSサーバ追加時に,縮退状態のEADSサーバが存在する。
EADSサーバ起動時のオプションの指定誤りや,指定忘れがないかどうかを確認してください。また,クラスタの状態が,指定した起動方法に必要な条件を満たしているかどうかを確認してから,再度EADSサーバを起動してください。
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KDEA04668-E
The server could not participate in the cluster with the conditions specified in the options. (specified options = aa....aa, details = bb....bb)
aa....aa:EADSサーバ起動時に指定したオプション
bb....bb:詳細情報
- 説明
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オプションで指定した条件では,EADSサーバがクラスタに参加できませんでした。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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指定したEADSサーバIDに該当するEADSサーバが存在しない。
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指定したEADSサーバの位置(ハッシュ値)に,すでにEADSサーバが存在する。
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指定したEADSサーバIDのEADSサーバが担当するレンジの範囲が1である。
オプションに指定する値を見直して,EADSサーバを再度追加してください。
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KDEA04669-E
An attempt to lock the server failed.
- 説明
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排他の取得に失敗しました。
- 対処
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eztool status -vコマンドを実行して実行中の処理を確認し,処理が終了するまで待ってからEADSサーバを再起動してください。もし,処理が終了しているのに排他が解除されていない場合は,eztool unlockコマンドを実行し,排他を解除してからEADSサーバを再起動してください。
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KDEA04691-I
The transmission of cache data will now start. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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キャッシュのデータの転送を開始します。
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KDEA04692-I
The cache data was successfully transferred. (cache name = aa....aa)
aa....aa:キャッシュ名
- 説明
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キャッシュのデータの転送に成功しました。
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KDEA04693-E
The transmission of cache data failed. (cache name = aa....aa, error code = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:エラーコード
- 説明
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キャッシュのデータの転送に失敗しました。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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データの送信元EADSサーバでエラーが発生した。
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通信エラーが発生した。
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予期しないエラーが発生した。
要因を特定し,問題を取り除いてください。
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KDEA04697-E
Transmission of the data failed because a required server was not found.
- 説明
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データの転送に必要な起動中のEADSサーバが存在しないため,転送に失敗しました。
データを保持しているEADSサーバが存在しないか,または多重度以下の数のEADSサーバしか起動していません。
- 対処
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次の手順で対処してください。
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eztool exportコマンドを実行して,必要なデータをファイルに書き出してください。
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起動中のすべてのEADSサーバを終了してください。
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すべてのEADSサーバを開始してください。
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KDEA04698-E
An error occurred on the server that sent data. (error code = aa....aa)
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KDEA04703-E
The master switchover failed because a cache operation failed.
- 説明
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データ操作に失敗したため,データのコピー元となるEADSサーバの切り替えに失敗しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA04722-E
A specified port is already being used. (self address = aa....aa, property name = bb....bb, port number = cc....cc)
aa....aa:自EADSサーバのIPアドレス
bb....bb:ポート番号を表すパラメタ名
cc....cc:指定されたポート番号
- 説明
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指定されたポート番号はすでに使用されています。
- 対処
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他プロセスが使用していないポート番号を指定してください。
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KDEA04723-E
An unknown message was received. (source address = aa....aa, source port = bb....bb, header = cc....cc)
aa....aa:メッセージ配信元のIPアドレス
bb....bb:メッセージ配信元のポート番号
cc....cc:受信したメッセージのヘッダ(16進数)
- 説明
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不正なメッセージを受信しました。使用中の通信ポートに対して,他システムがメッセージを送信しています。
- 対処
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他システムのメッセージ配信と混線しないように,配信先IPアドレス,または配信先ポート番号を見直してください。
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KDEA04725-E
A message of an unsupported protocol version was received. (source address = aa....aa, source port = bb....bb, protocol version = cc....cc)
aa....aa:メッセージ配信元のIPアドレス
bb....bb:メッセージ配信元のポート番号
cc....cc:受信したメッセージのプロトコルバージョン
- 説明
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サポートされていないプロトコルバージョンのメッセージを受信しました。
異なるバージョンのプロトコルを使用しているシステムと混在しています。
- 対処
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インストールされているEADSのバージョンと同じかどうか確認してください。
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KDEA04726-W
A connection timeout occurred during failure detection processing. (destination address = aa....aa, destination port = bb....bb)
aa....aa:接続先EADSサーバのIPアドレス
bb....bb:接続先EADSサーバのポート番号
- 説明
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生存確認で,タイムアウト時間までにコネクションを確立できませんでした。
- 対処
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頻繁にタイムアウトが発生する場合は,ネットワーク機器に故障がないか確認してください。
または,サーバ定義のeads.failureDetector.connection.timeoutパラメタの指定値を見直してください。
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KDEA04727-W
A read timeout occurred during failure detection processing. (destination address = aa....aa, destination port = bb....bb)
aa....aa:接続先EADSサーバのIPアドレス
bb....bb:接続先EADSサーバのポート番号
- 説明
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コネクション確立後の生存確認で,タイムアウト時間までに受信できませんでした。
- 対処
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頻繁にタイムアウトが発生する場合は,ネットワーク機器に故障がないか確認してください。
または,サーバ定義のeads.failureDetector.read.timeoutパラメタの指定値を見直してください。
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KDEA04728-E
An error occurred during establishment of a connection for failure detection processing. (error message = aa....aa)
aa....aa:JavaVMからスローされた例外のエラーメッセージ
- 説明
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生存確認のコネクション確立中に,JavaVMから例外がスローされたため,ソケットが作成できませんでした。
- 対処
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ファイルディスクリプタが見積もりどおりに設定されているかどうかを確認してください。
それでも繰り返し発生する場合は,弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA04752-I
Processing to isolate a server was successful. (server ID = aa....aa)
aa....aa:縮退したEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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縮退を完了しました。
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KDEA04755-E
Processing to isolate a server failed because a cache operation failed.
- 説明
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データ操作に失敗したため,縮退に失敗しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA04781-I
A server will now be added to the cluster. (server ID = aa....aa)
aa....aa:クラスタに追加されるEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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クラスタにEADSサーバを追加します。
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KDEA04783-I
Processing to isolate a server will now start. (server ID = aa....aa)
aa....aa:縮退するEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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eztool isolateコマンドが実行されました。EADSサーバが縮退します。
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KDEA04785-I
A command lock will now be acquired.
- 説明
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コマンドの排他を取得します。
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KDEA04786-I
A command lock could not be acquired.
- 説明
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すでにほかのコマンドによって排他が取得されていたため,コマンドの排他を取得できませんでした。
- 対処
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実行中のコマンドが終了するのを確認してから,コマンドを再実行してください。
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KDEA04787-I
Acquisition of a command lock failed. (error code = aa....aa)
aa....aa:エラーコード
- 説明
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コマンドの排他を取得できませんでした。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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ほかのクラスタが操作中であった。
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EADSサーバが停止した。
要因を特定し,問題を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
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KDEA04789-I
A command lock will now be released.
- 説明
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コマンドの排他を解除します。
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KDEA04790-I
An attempt to release a lock failed. (error code = aa....aa)
aa....aa:エラーコード
- 説明
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コマンドの排他を解除できませんでした。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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ほかのクラスタが操作中であった。
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EADSサーバが停止した。
要因を特定し,問題を取り除いたあと,eztool unlockコマンドを実行して,排他を解除してください。
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KDEA04792-I
Now waiting for executing requests to complete...
- 説明
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実行中のリクエストが完了するのを待っています。
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KDEA04793-I
All requests are complete.
- 説明
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実行中であった,すべてのリクエストが完了しました。
待機中に到着したリクエストの実行を開始します。
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KDEA04794-I
The wait for the lock to end will now start.
- 説明
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排他の完了待ちを開始しました。
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KDEA04795-I
The wait for the lock to end ended successfully.
- 説明
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排他の完了待ちが終了しました。
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KDEA04799-E
Processing to isolate a server will now start. (server ID = aa....aa)
aa....aa:縮退するEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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クラスタ監視によってEADSサーバダウンを検知しました。EADSサーバが縮退します。
- 対処
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KDEA04752-Iメッセージが出力されて,縮退処理が完了したことを確認してください。そのあとで,次のどちらかのコマンドを実行して,縮退したEADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
スケールアウト処理またはリバランス処理中に縮退したEADSサーバを復旧する場合,縮退したEADSサーバのクラスタ定義ファイルに,スケールアウト処理またはリバランス処理後のクラスタ構成情報が反映されていない可能性があります。縮退したEADSサーバに,正常に稼働しているEADSサーバのクラスタ定義ファイルをコピーしてから,復旧処理を実行してください。
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KDEA04800-E
This server will be stopped because a gap in the data could not be filled.
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,このEADSサーバを停止します。
- 対処
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更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
次のどちらかのコマンドを実行して,停止したEADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
または,クラスタ内の全EADSサーバを再起動してください。
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KDEA04801-E
This server will be stopped because a gap in the data could not be filled. (cache name = aa....aa, range ID = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:レンジID
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,このEADSサーバを停止します。
- 対処
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更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
次のどちらかのコマンドを実行して,停止したEADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
または,クラスタ内の全EADSサーバを再起動してください。
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KDEA04805-E
Only some of the data are available because a server is isolated. (server ID = aa....aa, aborted positions = bb....bb)
aa....aa:縮退したEADSサーバのEADSサーバID
bb....bb:アクセスできないデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
- 説明
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EADSサーバが縮退したため,一部のデータにアクセスできません。
- 対処
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データへのアクセスはできませんが,キャッシュ上にデータは残っています。次の手順で対処してください。
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eztool exportコマンドを実行して,必要なデータをファイルに書き出してください。
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起動中のすべてのEADSサーバを終了してください。
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すべてのEADSサーバを開始してください。
EADSサーバの復旧によって,クラスタを通常状態に戻すことはできません。
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KDEA04807-E
The system could not continue building a consensus on distribution among servers in the range.
- 説明
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合意処理が続行できなくなりました。
- 対処
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クラスタ内の全EADSサーバを再起動してください。
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KDEA04808-E
Only some of the data are available because a server is isolated. Some data were lost. (isolated server ID = aa....aa, lost data start positions = bb....bb, aborted data start positions = cc....cc)
aa....aa:縮退したEADSサーバのEADSサーバID
bb....bb:欠落したデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
cc....cc:アクセスできないデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
- 説明
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EADSサーバが縮退したため,一部のデータにアクセスできません。
また,一部のデータが欠落しました。
- 対処
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欠落していないデータについて,データへのアクセスはできませんが,キャッシュ上にデータは残っています。次の手順で対処してください。
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eztool exportコマンドを実行して,必要なデータをファイルに書き出してください。
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起動中のすべてのEADSサーバを終了してください。
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すべてのEADSサーバを開始してください。
EADSサーバの復旧によって,クラスタを通常状態に戻すことはできません。
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KDEA04809-W
The number of running servers is the minimum required for the cluster to be available. (isolated server ID = aa....aa, start positions of data to be lost = bb....bb, start positions of data to be aborted = cc....cc)
aa....aa:縮退したEADSサーバのEADSサーバID
bb....bb:さらにEADSサーバが縮退した場合,欠落のおそれがあるデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
cc....cc:さらにEADSサーバが縮退した場合,アクセスできないおそれがあるデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
- 説明
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稼働中のEADSサーバ数が,最低限クラスタが動作できる数になりました。
さらにEADSサーバが縮退した場合,一部のデータにアクセスできなくなるか,または一部のデータが欠落するおそれがあります。
- 対処
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次のどちらかのコマンドを実行して,縮退しているEADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
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KDEA04810-W
The number of running servers is the minimum required for the cluster to be available. (isolated server ID = aa....aa, start positions = bb....bb)
aa....aa:縮退したEADSサーバのEADSサーバID
bb....bb:さらにEADSサーバが縮退した場合,アクセスできないおそれがあるデータ範囲のコンシステント・ハッシング上の開始位置の一覧
- 説明
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稼働中のEADSサーバ数が,最低限クラスタが動作できる数になりました。
さらにEADSサーバが縮退した場合,一部のデータにアクセスできなくなるおそれがあります。
- 対処
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次のどちらかのコマンドを実行して,縮退しているEADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
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KDEA04812-E
An unexpected exception occurred. (error code = aa....aa)
aa....aa:エラーコード
- 説明
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予期しない例外が発生しました。
- 対処
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弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA04813-E
A sequence number is too large and exceeded the upper limit.
- 説明
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長期運用によって,内部的なシーケンス番号がオーバーフローしました。
- 対処
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弊社問い合わせ窓口にご連絡ください。
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KDEA04814-W
Server-to-server communication timed out. (timeout value = aa....aa, destination addresses = bb....bb)
aa....aa:タイムアウト時間
bb....bb:送信先EADSサーバのIPアドレス一覧
- 説明
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EADSサーバ間の通信でタイムアウトが発生しました。
次の要因が考えられます。
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通信先EADSサーバ,ホスト,またはネットワークで障害が発生している。
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タイムアウト時間が適切でない。
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- 対処
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タイムアウトした原因を取り除いてください。
または,サーバ定義のeads.replication.consensus.timeoutパラメタの指定値を大きくしてください。ただし,次の場合は指定値を変更する必要はありません。
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通信障害が発生している場合
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プロセス障害などによってEADSサーバが縮退している場合
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eztool isolateコマンドによってEADSサーバが縮退している場合
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KDEA04815-E
The cluster status has become NOT_AVAILABLE.
- 説明
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クラスタの状態が,クラスタ動作不能(NOT_AVAILABLE)になりました。
スプリットブレインが発生したか,クラスタ内の半数以上のEADSサーバに障害が発生しました。
- 対処
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スプリットブレインが発生している場合,ネットワークを復旧してください。
クラスタ内の半数以上のEADSサーバに障害が発生している場合,クラスタ内の全EADSサーバを再起動してください。
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KDEA04816-I
The cluster has recovered from the NOT_AVAILABLE state.
- 説明
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クラスタの状態が,クラスタ動作不能(NOT_AVAILABLE)から回復しました。
スプリットブレインから回復しました。
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KDEA04817-E
A gap was found that the server could not resolve.
- 説明
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遅延していたEADSサーバの処理を同期しようとしましたが,同期を取るための履歴が残っていないため,回復できませんでした。
- 対処
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次の要因が考えられます。
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合意メッセージの送信キューがオーバーフローした。
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EADSサーバが縮退した。
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通信エラーが発生した。
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予期しないエラーが発生した。
要因を特定し,問題を取り除いたあと,次のどちらかのコマンドを実行して,EADSサーバを復旧してください。
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ezstart -rコマンド
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ezserver -rコマンド
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KDEA04821-W
Processing to delete part of the history in order to resolve a memory shortage in the history storage area has started.
- 説明
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更新操作の履歴を格納する領域が不足したため,既存の更新操作の履歴の削除を開始しました。
- 対処
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更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
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KDEA04822-W
During the building of a consensus on distribution among the servers in the cluster, processing to delete part of the history in order to resolve a memory shortage in the history storage area failed. (requested size = aa....aa)
aa....aa:更新操作の履歴を格納するために要求されたサイズ
- 説明
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更新操作の履歴を格納する領域が不足し,既存の更新操作の履歴を削除しようとしましたが,それでも要求されたサイズの領域を確保できなかったため,合意処理を中断しました。
- 対処
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ネットワーク機器に故障がないか確認したあと,しばらくしてから再実行してください。
それでも繰り返し発生する場合は,更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
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KDEA04823-E
During the building of a consensus on distribution among the servers in the cluster, processing to delete part of the history in order to resolve a memory shortage in the history storage area failed. (requested size = aa....aa)
aa....aa:更新操作の履歴を格納するために要求されたサイズ
- 説明
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更新操作の履歴を格納する領域が不足し,既存の更新操作の履歴を削除しようとしましたが,それでも要求されたサイズの領域を確保できなかったため,すべての処理が異常終了しました。
- 対処
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更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
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KDEA04824-W
During processing to delete part of the history in order to resolve a memory shortage in the history storage area, processing to build a consensus stopped because the memory shortage could not be resolved. (requested size = aa....aa, cache name = bb....bb, range ID = cc....cc)
aa....aa:更新操作の履歴を格納するために要求されたサイズ
bb....bb:キャッシュ名
cc....cc:レンジID
- 説明
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更新操作の履歴を格納する領域が不足し,既存の更新操作の履歴を削除しようとしましたが,それでも要求されたサイズの領域を確保できなかったため,合意処理を中断しました。
- 対処
-
ネットワーク機器に故障がないか確認したあと,しばらくしてから再実行してください。
それでも繰り返し発生する場合は,更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
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KDEA04825-E
During processing to delete part of the history in order to resolve a memory shortage in the history storage area, all processing ended abnormally because the memory shortage could not be resolved. (requested size = aa....aa, cache name = bb....bb, range ID = cc....cc)
aa....aa:更新操作の履歴を格納するために要求されたサイズ
bb....bb:キャッシュ名
cc....cc:レンジID
- 説明
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更新操作の履歴を格納する領域が不足し,既存の更新操作の履歴を削除しようとしましたが,それでも要求されたサイズの領域を確保できなかったため,すべての処理が異常終了しました。
- 対処
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更新操作の履歴が格納される領域のサイズが見積もりどおりに設定されているか確認してください。
十分なサイズが設定されていない場合は,共通設定のeads.replication.external.heapsizeパラメタの値を変更してください。
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KDEA04841-E
A TCP connection was closed because the queue for sending distribution-consensus messages overflowed. (destination address = aa....aa, destination port = bb....bb, queuesize = cc....cc, queuedatasize = dd....dd)
aa....aa:接続先EADSサーバのIPアドレス
bb....bb:接続先EADSサーバのポート番号
cc....cc:送信キュー内のメッセージ数
dd....dd:送信キュー内のメッセージのデータサイズ
- 説明
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合意メッセージの送信キューがあふれたため,コネクションを切断しました。
- 対処
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サーバ定義のeads.replication.sendQueue.lengthパラメタ,またはeads.replication.sendQueue.datasizeパラメタの指定値を大きくしてください。
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KDEA04871-E
Initialization of UDP reception failed because an error occurred during initialization of the receiving socket. (error message = aa....aa, multicast address = bb....bb, multicast port = cc....cc)
aa....aa:JavaVMからスローされた例外のエラーメッセージ
bb....bb:IPアドレス(マルチキャストアドレス)
cc....cc:ポート番号
- 説明
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受信ソケットの初期化中に障害が発生したため,UDP受信の初期化処理に失敗しました。
- 対処
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出力された例外のエラーメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。また,ファイルディスクリプタが見積もりどおりに設定されているかどうかを確認してください。
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KDEA04872-E
Initialization of UDP transmission failed because an error occurred during initialization of the sending socket. (error message = aa....aa, multicast address = bb....bb, multicast port = cc....cc)
aa....aa:JavaVMからスローされた例外のエラーメッセージ
bb....bb:IPアドレス(マルチキャストアドレス)
cc....cc:ポート番号
- 説明
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送信ソケットの初期化中に障害が発生したため,UDP送信の初期化処理に失敗しました。
- 対処
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出力された例外のエラーメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。また,ファイルディスクリプタが見積もりどおりに設定されているかどうかを確認してください。
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KDEA04881-E
Initialization of TCP/IP reception failed because an error occurred during initialization of the receiving socket. (error message = aa....aa, local address = bb....bb, local port = cc....cc)
aa....aa:JavaVMからスローされた例外のエラーメッセージ
bb....bb:自IPアドレス
cc....cc:自ポート番号
- 説明
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受信ソケットの初期化中に障害が発生したため,TCP/IP受信の初期化処理に失敗しました。
- 対処
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エラーメッセージごとに次のことを確認してください。
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Cannot assign requested address
自IPアドレスがOSで使用できるアドレスかどうか確認してください。
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Address already in use
自ポート番号がほかのプロセスで使用されていないかどうか確認してください。
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その他
出力された例外のエラーメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。また,ファイルディスクリプタが見積もりどおりに設定されているかどうかを確認してください。
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KDEA04882-E
Initialization of TCP/IP transmission failed because an error occurred during initialization of the sending socket. (error message = aa....aa, destination address = bb....bb, destination port = cc....cc)
aa....aa:JavaVMからスローされた例外のエラーメッセージ
bb....bb:接続先IPアドレス
cc....cc:接続先ポート番号
- 説明
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送信ソケットの初期化中に障害が発生したため,TCP/IP送信の初期化処理に失敗しました。
- 対処
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エラーメッセージごとに次のことを確認してください。
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Connection refused
接続先ポート番号が正しいかどうか確認してください。
正しい場合,接続先EADSサーバが起動済みかどうか確認してください。
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Connection Timedout
接続先IPアドレスが正しいかどうか確認してください。
正しい場合,接続先のOSが起動済みかどうか確認してください。
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java.net.SocketTimeoutException
接続先IPアドレスが正しいかどうか確認してください。
正しい場合,接続先のOSが起動済みかどうか確認してください。
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その他
出力された例外のエラーメッセージから要因を特定し,問題を取り除いてください。また,ファイルディスクリプタが見積もりどおりに設定されているかどうかを確認してください。
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KDEA04883-I
A different ReceiveBufferSize from the property value will be used. (property name = aa....aa, property value = bb....bb, ReceiveBufferSize = cc....cc)
aa....aa:パラメタ名
bb....bb:パラメタの指定値
cc....cc:実際に使用される合意メッセージの受信バッファサイズ
- 説明
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サーバ定義のeads.replication.connection.buffersizeパラメタに指定した値が,OSで使用できるウィンドウサイズを超えたため,指定値と異なる受信バッファサイズが使用されました。
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KDEA04884-I
A different SendBufferSize from the property value will be used. (property name = aa....aa, property value = bb....bb, SendBufferSize = cc....cc)
aa....aa:パラメタ名
bb....bb:パラメタの指定値
cc....cc:実際に使用される合意メッセージの送信バッファサイズ
- 説明
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サーバ定義のeads.replication.connection.buffersizeパラメタに指定した値が,OSで使用できるウィンドウサイズを超えたため,指定値と異なる送信バッファサイズが使用されました。
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KDEA04887-W
A read timeout occurred in a TCP/IP reception. (local address = aa....aa, local port = bb....bb, destination address = cc....cc, destination port = dd....dd)
aa....aa:自IPアドレス
bb....bb:自ポート番号
cc....cc:接続先IPアドレス
dd....dd:接続先ポート番号
- 説明
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コネクション確立後のデータ受信で,タイムアウト時間までにデータを受信できませんでした。
- 対処
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頻繁にタイムアウトが発生する場合は,サーバ定義のeads.transfer.timeoutパラメタの指定値を見直してください。
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KDEA04888-W
A send timeout occurred in a TCP/IP transmission. (local address = aa....aa, local port = bb....bb, destination address = cc....cc, destination port = dd....dd)
aa....aa:自IPアドレス
bb....bb:自ポート番号
cc....cc:接続先IPアドレス
dd....dd:接続先ポート番号
- 説明
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コネクション確立後のデータ送信で,タイムアウト時間までにデータを送信できませんでした。
- 対処
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頻繁にタイムアウトが発生する場合は,サーバ定義のeads.transfer.timeoutパラメタの指定値を見直してください。
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KDEA04891-E
An unknown message was received. (source address = aa....aa, source port = bb....bb, error message = cc....cc)
aa....aa:メッセージ配信元のIPアドレス
bb....bb:メッセージ配信元のポート番号
cc....cc:エラーメッセージ
- 説明
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不正なメッセージを受信しました。使用中の通信ポートに対して,他システムがメッセージを送信しています。
- 対処
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他システムのメッセージ配信と混線しないように,配信先IPアドレス,または配信先ポート番号を見直してください。
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KDEA04892-W
TCP/IP transmission failed because the server is not running.
- 説明
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EADSサーバが終了しているため,TCP/IPでの送信処理に失敗しました。
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KDEA04932-E
An error occurred during cache processing. (exception = aa....aa, cache name = bb....bb)
aa....aa:例外クラス名
bb....bb:キャッシュ名(キャッシュ名がない場合はnull)
- 説明
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キャッシュの処理中にエラーが発生しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA04962-W
Cache creation was aborted because a consensus on distribution for part of the range is not executable. (cache name = aa....aa, management client = bb....bb)
aa....aa:キャッシュ名
bb....bb:コマンド実行元のIPアドレス
- 説明
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一部のレンジで合意処理が実行できないため,キャッシュの作成を中断しました。
- 対処
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クラスタ内の全EADSサーバを再起動してから,コマンドを再実行してください。
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KDEA04965-E
Addition of a server to the cluster failed because the system could not continue building a consensus on distribution among the servers in the cluster. (node id = aa....aa)
aa....aa:追加しようとしたEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,クラスタへのEADSサーバの追加に失敗しました。
- 対処
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eztool statusコマンドを実行して,クラスタの状態を確認してください。クラスタの状態がクラスタ稼働中(AVAILABLE)の場合,EADSサーバを復旧できます。
クラスタの状態が,クラスタ動作不能(NOT_AVAILABLE)またはクラスタ一部稼働中(PARTIALLY_AVAILABLE)の場合,EADSサーバは復旧できません。クラスタ内の全EADSサーバを再起動する必要があります。
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KDEA04966-E
Processing to isolate a server failed because the system could not continue building a consensus on distribution among the servers in the cluster. (node id = aa....aa)
aa....aa:縮退しようとしたEADSサーバのEADSサーバID
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,EADSサーバの縮退に失敗しました。
- 対処
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eztool statusコマンドを実行して,クラスタの状態を確認してください。クラスタの状態がクラスタ稼働中(AVAILABLE)の場合,EADSサーバを復旧できます。
クラスタの状態が,クラスタ動作不能(NOT_AVAILABLE)またはクラスタ一部稼働中(PARTIALLY_AVAILABLE)の場合,EADSサーバは復旧できません。クラスタ内の全EADSサーバを再起動する必要があります。
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KDEA04967-E
Acquisition of a command lock failed because the system could not continue building a consensus on distribution among the servers in the cluster.
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,コマンドの排他の取得に失敗しました。
- 対処
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eztool statusコマンドを実行してクラスタの状態を確認し,別のEADSサーバでコマンドを再実行してください。
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KDEA04968-E
The release of a lock failed because the system could not continue building a consensus on distribution among the servers in the cluster.
- 説明
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クラスタで合意処理が継続できなくなったため,コマンドの排他の解除に失敗しました。
- 対処
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別のEADSサーバでeztool unlockコマンドを再実行してください。
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KDEA04971-W
An attempt to change the server position stopped.
- 説明
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EADSサーバの縮退以外の問題(例:データ総量監視の上限値の縮小に失敗した)が発生したため,EADSサーバの位置の移動を中止しました。
- 対処
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直前に出力されたメッセージを確認してください。
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KDEA04972-E
An attempt to change the server position failed because some servers were isolated.
- 説明
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複数のEADSサーバが縮退したため,EADSサーバの位置の移動に失敗しました。
- 対処
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eztool statusコマンドを実行して,クラスタの状態を確認してください。縮退しているEADSサーバを復旧させてから,eztool rebalanceコマンドを再実行してください。