JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.1 トラブル発生時の対処方法

JP1/NETM/DMを使用中にトラブルが発生した場合は,次の手順で対処してください。

  1. メッセージが表示されているかどうかを確認する。
    • ジョブがエラーになった場合は,[詳細情報]ダイアログボックスでエラーの内容を確認できます。「6.2 ジョブのトラブルシューティング」を参照し,対処方法に従って対処してください。
    • JP1/NETM/DMでは,トラブルが発生した場合,ログが取得されます。ログの内容を確認し,対処してください。JP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/DM Client(中継システム)のログの確認方法については「6.3.1 ログファイルの確認」を,JP1/NETM/DM Client(クライアント)のログの確認方法については「6.4.1 ログファイルの確認」を参照してください。
  2. 「正常に動作しないときの対処」に挙げられている事象に当てはまるかどうかを確認する。
    JP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/DM Client(中継システム)での事象は「6.3.2 正常に動作しないときの対処」を,JP1/NETM/DM Client(クライアント)での事象は「6.4.2 正常に動作しないときの対処」を参照し,対処方法に従って対処してください。
  3. 1および2の対処で問題が解決しない場合は,保守資料を採取し,システム管理者に連絡する。
    6.8 保守資料の採取」を参照し,トラブルの要因を調べるための資料を採取してください。システム管理者は,採取した資料を基にトラブルの要因を調査し,対処してください。

ログファイルには,運用上のトラブルにはならない一時的なエラーなどもメッセージ出力されることがあります。内容の確認をお勧めするメッセージについては,「7.1.4 監視をお勧めするイベントログメッセージの要因と対処」を参照してください。