JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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7.2.1 パッチ情報の検出手順

パッチ情報を検出するには,次の2とおりの方法があります。

検出に使用するプログラムおよびデータベースファイルが異なりますが,検出手順は同じです。ただし,MBSA 1.2.1を使用する場合は,クライアントに未適用のパッチ情報だけ検出されます。クライアントに適用済みのパッチ情報を検出する場合は,WUAを使用してください。

パッチ情報の検出手順を次の図に示します。

図7-6 パッチ情報の検出手順

[図データ]

  1. パッチ情報を検出するプログラムおよび検出用のデータベースファイルを配布する。
    パッチ情報を検出するプログラムおよび検出用のデータベースファイルをクライアントへ配布します。これらの入手方法および配布方法については,使用する検出方法に合わせて「7.2.2 WUAを使用した検出に必要なファイルの配布」または「7.2.3 MBSA 1.2.1を使用した検出に必要なファイルの配布」を参照してください。
  2. クライアントからソフトウェア情報を取得する。
    「ソフトウェア情報の取得」ジョブを実行します。ジョブの作成時に[オプション]パネルで,「すべてのソフトウェアを検索」または「アプリケーションの追加と削除のソフトウェアを検索」を指定してください。配布したプログラムがクライアントで実行され,パッチ情報が検出されます。
    「ソフトウェア情報の取得」ジョブの作成および実行方法については,「3.2.1 ソフトウェア情報の取得手順」を参照してください。また,検出時の注意事項については,「7.2.4 パッチ情報の検出時の注意事項」を参照してください。
  3. 検出したパッチ情報を確認,集計する。
    検出結果はリモートインストールマネージャで確認できます。また,インベントリビューアで,検出したパッチ情報を条件にクライアントを集計できます。
    検出したパッチ情報の確認および集計方法については,「7.2.5 パッチ情報の検出結果の確認と集計」を参照してください。