JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
MBSA 1.2.1を使用して未適用パッチ情報を検出するためには,検出を実行するMBSA 1.2.1のmbsacli.exeファイルと,スキャンに使用するMBSA 1.2.1用のデータベースファイルをクライアントに配布しておく必要があります。
また,mbsacli.exeファイルとMBSA 1.2.1用のデータベースファイルは,言語が同じものを使用してください。言語が異なるものを使用すると,未適用パッチ情報を正しく検出できない場合があります。
パッケージング方法については「2.1 パッケージングの方法」を,リモートインストール方法については「2.3 リモートインストールの実行」を参照してください。
MBSA 1.2.1のmbsacli.exeファイルは,配布管理システムでMBSA 1.2.1をインストールすると,MBSA 1.2.1のインストール先ディレクトリ直下に格納されます。このmbsacli.exeファイルをパッケージングし,次のディレクトリに格納されるように配布してください。
クライアントのインストール先ディレクトリ\CLIENT\MBSA
このディレクトリにインストールするには,パッケージング時に,[システム条件]パネルの「インストール先ディレクトリ」を次のように指定します。
MBSA 1.2.1を使用した未適用パッチ情報の検出時には,クライアントのインストール先ディレクトリ\CLIENT\MBSAに格納されたmbsacli.exeを使用します。格納されていない場合は未適用パッチ情報を検出できません。
mbsacli.exeファイルがクライアントに格納されている場合は,新たに配布し直す必要はありません。mbsacli.exeファイルが格納されているかどうかは,クライアントからシステム情報を取得後,リモートインストールマネージャのシステム情報の項目「MBSA」の表示で確認できます。
MBSA 1.2.1用のデータベースファイルは頻繁に更新されるため,未適用パッチ情報の検出前に,最新のものをクライアントに配布してください。
MBSA 1.2.1用のデータベースファイルは,Microsoft社のホームページからダウンロードできます。データベースファイルをダウンロードできる,Microsoft社のホームページのURLを次に示します。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd277352.aspx
ダウンロードしたデータベースファイルをパッケージングし,mbsacli.exeファイルと同じ次のディレクトリに格納されるように配布してください。
クライアントのインストール先ディレクトリ\CLIENT\MBSA
このディレクトリにデータベースファイルがすでに格納されている場合は上書きしてください。
また,mbsacli.exeファイルと同じディレクトリに名称の異なるデータベースファイルが複数存在する場合は,更新日付が最新のデータベースファイルを使用してスキャンします。データベースファイルがない場合は未適用パッチ情報を検出できません。
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