JP1/IT Service Level Management

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8.1.3 フェールオーバーが発生した要因を調査する(クラスタシステム)

JP1/ITSLMをクラスタシステムで運用している場合にフェールオーバーが発生したときには,フェールオーバーが発生した要因を調査する必要があります。フェールオーバーは,実行系のサーバで契機となる障害が起こったときに発生します。フェールオーバーの契機となる障害の種類については,「6.1.3 フェールオーバーの契機」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 関連項目

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. 実行系のサーバで出力されているメッセージを確認する。
    メッセージは,クラスタソフトのログのほか,JP1/ITSLMの画面,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
  2. メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処する。
    メッセージの詳細については,「10.3 メッセージの一覧」を参照してください。

メッセージの出力内容の確認・対処は完了です。ただし,メッセージに対処できない場合,または対処しても改善しない場合は,要因調査に必要な資料を採取した上で,システム管理者に連絡する必要があります。

要因調査に必要な資料の採取方法については,「8.1.5 トラブルの要因調査に使用する資料を採取する」を参照してください。

(3) 関連項目