JP1/IT Service Level Management

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8.1.1 メッセージの出力内容を確認して対処する

JP1/ITSLMのメッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。

メッセージが出力されている場合は,トラブルの内容をメッセージの出力内容から確認します。また,メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処します。

ここでは,メッセージの出力の確認・対処方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 関連項目

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. 出力されているメッセージを確認する。
    メッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
    • イベントログは,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[イベント ビューアー]を選択し,[イベント ビューアー]画面から[カスタムビュー]−[管理イベント]で表示できます。
    • 統合トレースログの出力先は次のとおりです。
      システムドライブ:\Program Files\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N.log
      システムドライブ:\Program Files(x86)\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N.log
      注※ Nには1〜4までの数字が入ります。
    • メッセージログの出力先は次のとおりです。
      JP1/ITSLM - Managerの場合:
      JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\logs\
      JP1/ITSLM - URの場合:
      JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\logs\
  2. メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処する。
    メッセージの詳細については,「10.3 メッセージの一覧」を参照してください。

メッセージの出力内容の確認・対処は完了です。ただし,メッセージに対処できない場合,または対処しても改善しない場合は,要因調査に必要な資料を採取した上で,システム管理者に連絡する必要があります。

要因調査に必要な資料の採取方法については,「8.1.5 トラブルの要因調査に使用する資料を採取する」を参照してください。

(3) 関連項目