JP1/Base 運用ガイド

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12.1 JP1/Baseの設定を変更する

運用中にJP1/Baseの設定を変更した場合に,変更内容が反映される契機を次の表に示します。設定方法の詳細については,参照先に記載しています。なお,「参照先」の上段はWindowsの場合の参照先,下段はUNIXの場合の参照先となっています。

設定項目 設定が反映される契機 参照先
JP1/Baseの障害対処の設定 異常終了したプロセスの再起動の設定を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。 2.4.3
プロセス管理機能が制御するプロセスの異常終了時,および認証サーバ切り替え発生時にJP1イベントを発行させる設定を変更した場合,コマンドの実行後,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS)を再起動します。 2.4.3
ユーザー管理の設定 認証サーバは,JP1製品がJP1/Baseのユーザー認証を利用する機能を実行中でなければ,JP1/Baseが起動している状態で変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
6.1.1
6.3.1
JP1ユーザーの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。ただし,設定を変更したJP1ユーザーがログイン中の場合は,次にログインした時点で設定が反映されます。
JP1/Baseを再起動する必要はありません。
6.1.26.2.2
6.3.2
JP1資源グループ別権限レベルの設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
JP1/Baseを再起動する必要はありません。
6.1.3
6.3.3
セカンダリー認証サーバを設置する場合,プライマリー認証サーバの設定ファイルをセカンダリー認証サーバにコピーすると設定が有効になります。 6.1.4
6.3.4
ディレクトリサーバと連携したログイン認証の設定は,認証サーバが起動していれば,いつでも変更できます。
ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)を変更し,コマンドを実行した時点で設定が反映されます。
6.2.1
ユーザーマッピングを設定する場合,JP1/Baseを停止する必要はありません。
GUIの[OK]ボタンをクリックした時点,またはコマンドを実行した時点で設定が反映されます。
6.1.6
6.1.7
6.3.5
サービスの起動順序および終了順序の設定(Windows限定) 起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)を変更した場合,Windowsの再起動後に設定が反映されます。 起動順序定義ファイル(Windows限定)
イベントサービス環境の設定 イベントサーバインデックスファイル(index)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 イベントサーバインデックスファイル
イベントサーバ設定ファイル(conf)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 イベントサーバ設定ファイル
転送設定ファイル(forward)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると設定が反映されます。 転送設定ファイル
API設定ファイル(api)の設定を変更した場合,イベントサービスを再起動すると設定が反映されます。 API設定ファイル
イベント変換の設定 ログファイルトラップ動作定義ファイルの設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると一部のパラメーターの定義が反映されます。 ログファイルトラップ動作定義ファイル
イベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)の設定を変更した場合,リロードコマンドを実行すると定義が反映されます。 イベントログトラップ動作定義ファイル(Windows限定)
ヘルスチェック機能の設定 ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)の設定内容を変更した場合,JP1/Baseを再起動するか,jbs_spmd_reloadコマンドを実行すると設定が反映されます。 ヘルスチェック定義ファイル
統合トレース機能の設定 統合トレース機能を再起動すると設定が反映されます。 hntr2util(Windows限定)hntr2util(UNIX限定)hntr2confhntr2getconf
通信設定 jp1hosts情報を変更した場合は,コマンドを実行したあとJP1/Baseを再起動すると設定が反映されます。 4.3.2
JP1/Baseの通信方式を変更した場合は,コマンドを実行したあとに,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。 4.3.3
イベントサービスの通信方式を変更した場合は,JP1/Base,JP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS),およびJP1/Baseと依存関係のあるプログラムを再起動すると設定が反映されます。 4.3.4
ローカルアクション機能の設定 ローカルアクション実行定義ファイルの設定を変更した場合,JP1/Baseを起動またはリロードすると,設定が反映されます。 ローカルアクション実行定義ファイル

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