JP1/Base 運用ガイド

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6.2.1 連携するディレクトリサーバを指定する

ディレクトリサーバと連携してログイン認証をするためには,認証サーバで共通定義情報を設定する必要があります。ディレクトリサーバ連携機能はデフォルトで無効に設定されているため,設定の変更が必要です。セカンダリー認証サーバを設置している場合は,プライマリー認証サーバおよびセカンダリー認証サーバの両方に設定してください。

<この項の構成>
(1) ディレクトリサーバの設定手順
(2) 連携するディレクトリサーバを変更する

(1) ディレクトリサーバの設定手順

ディレクトリサーバの設定を変更する手順を次に示します。

  1. ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)を編集する。
    ディレクトリサーバ連携定義ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「ディレクトリサーバ連携定義ファイル(Windows限定)」を参照してください。
  2. jbssetcnfコマンドを実行する。
    設定内容が共通定義情報に反映されます。
  3. jbschkdsコマンドを実行する。
    ディレクトリサーバ連携の設定を確認できます。jbschkdsコマンドで確認できる内容を次に示します。
    • ディレクトリサーバ連携機能が有効かどうか
    • 連携するディレクトリサーバ名
    • ディレクトリサーバの接続先ポート番号
    • SSLを使用するかどうか
    • 識別名
    • ディレクトリサーバに接続できたかどうか
    • ユーザー認証できたかどうか
    jbschkdsコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbschkds(Windows限定)」を参照してください。

(2) 連携するディレクトリサーバを変更する

設定したディレクトリサーバが障害などで使用できなくなった場合,連携するディレクトリサーバを一時的に変更できます。一時的に変更するための情報を定義した定義ファイル作成してjbschgdsコマンドを実行してください。また,一時的な変更の解除も,jbschgdsコマンドを使用します。

jbschgdsコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbschgds(Windows限定)」を参照してください。

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