JP1/Base 運用ガイド
ディレクトリサーバと連携してログイン認証をするためには,認証サーバで共通定義情報を設定する必要があります。ディレクトリサーバ連携機能はデフォルトで無効に設定されているため,設定の変更が必要です。セカンダリー認証サーバを設置している場合は,プライマリー認証サーバおよびセカンダリー認証サーバの両方に設定してください。
- <この項の構成>
- (1) ディレクトリサーバの設定手順
- (2) 連携するディレクトリサーバを変更する
(1) ディレクトリサーバの設定手順
ディレクトリサーバの設定を変更する手順を次に示します。
- ディレクトリサーバ連携定義ファイル(jp1bs_ds_setup.conf)を編集する。
ディレクトリサーバ連携定義ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「ディレクトリサーバ連携定義ファイル(Windows限定)」を参照してください。
- jbssetcnfコマンドを実行する。
設定内容が共通定義情報に反映されます。
- jbschkdsコマンドを実行する。
ディレクトリサーバ連携の設定を確認できます。jbschkdsコマンドで確認できる内容を次に示します。
jbschkdsコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbschkds(Windows限定)」を参照してください。
- ディレクトリサーバ連携機能が有効かどうか
- 連携するディレクトリサーバ名
- ディレクトリサーバの接続先ポート番号
- SSLを使用するかどうか
- 識別名
- ディレクトリサーバに接続できたかどうか
- ユーザー認証できたかどうか
(2) 連携するディレクトリサーバを変更する
設定したディレクトリサーバが障害などで使用できなくなった場合,連携するディレクトリサーバを一時的に変更できます。一時的に変更するための情報を定義した定義ファイル作成してjbschgdsコマンドを実行してください。また,一時的な変更の解除も,jbschgdsコマンドを使用します。
jbschgdsコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbschgds(Windows限定)」を参照してください。
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