uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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付録A.1 メイン画面

帳票ジェネレータ(BLSG)機能を起動すると,メイン画面が表示されます。メイン画面の構成を次に示します。

[構成一覧]領域
編集中の帳票定義および帳票モジュール定義のIDが,ツリー状に表示されます。[構成一覧]領域では,帳票定義に含まれる帳票モジュールの数および名前を確認できます。
ツリーの上位に帳票定義のID(以降,帳票IDと呼びます)が表示され,その下に帳票モジュール定義のID(以降,帳票モジュールIDと呼びます)が表示されます。
[構成一覧]領域に表示されている帳票IDをクリックすると,帳票定義の設定内容が,[詳細情報一覧]領域に表示されます。
帳票モジュールIDをクリックすると,帳票モジュール定義の設定内容が,[詳細情報一覧]領域に表示されます。
[構成一覧]領域に表示されている帳票IDをダブルクリックすると,[帳票定義]画面が表示されます。[帳票定義]画面では,帳票定義の設定内容を編集できます。[帳票定義]画面の詳細は,「付録A.5 [帳票定義]画面(BLC帳票の場合)」を参照してください。
帳票モジュールIDをダブルクリックすると,[帳票モジュール定義]画面が表示されます。[帳票モジュール定義]画面では,帳票モジュール定義の設定内容を編集できます。[帳票モジュール定義]画面の詳細は,「付録A.12 [帳票モジュール定義]画面」を参照してください。
[詳細情報一覧]領域
[構成一覧]領域で選択した帳票定義および帳票モジュール定義の設定内容が表示されます。[詳細情報一覧]領域の表示される設定内容を次に示します。
帳票定義の場合
[構成一覧]領域に帳票IDが表示されている場合,[詳細情報一覧]領域には次の内容が表示されます。

表A-1 帳票定義の詳細情報

「設定項目」 「設定値」
帳票名 [帳票定義]画面の[基本情報]タブで,[帳票名]テキストボックスに設定されている帳票名が表示されます。
帳票ID [帳票定義]画面の[基本情報]タブで,[帳票ID]テキストボックスに設定されている帳票IDが表示されます。
帳票パッケージ名 [帳票定義]画面の[基本情報]タブで,[帳票パッケージ名]テキストボックスに設定されている帳票パッケージ名が表示されます。
ビジネスプロセス定義名 [帳票定義]画面の[基本情報]タブで,[ビジネスプロセス定義]テキストボックスに設定されているビジネスプロセス定義名が表示されます。
DB出力作業数 [帳票定義]画面の[作業関連]タブにある[DB出力作業]領域で設定されている,DB出力作業の数が表示されます。
宛先選択表示作業数 [帳票定義]画面の[作業関連]タブにある[宛先選択表示作業]領域で設定されている,宛先選択表示作業の数が表示されます。
業務完了指示作業数 [帳票定義]画面の[作業関連]タブにある[業務完了指示作業]領域で設定されている,業務完了指示作業の数が表示されます。
ユーザ定義クラス名 [帳票定義]画面の[ユーザ処理]タブにある[ユーザ定義クラス]領域で設定されている,クラス名が表示されます。
ただし,[ユーザ定義クラス]領域で,[ユーザ定義クラスをインポートする。]チェックボックスがオンになっている場合だけ,表示されます。
ユーザ定義スクリプト名 [帳票定義]画面の[ユーザ処理]タブにある[ユーザ定義スクリプト]領域で設定されている,スクリプトファイル名が表示されます。
ただし,[ユーザ定義スクリプト]領域で,[ユーザ定義スクリプトをインクルードする。]チェックボックスがオンになっている場合だけ,表示されます。
帳票モジュール定義数 帳票に含まれる帳票モジュールの数が表示されます。
[帳票定義]画面の[帳票モジュール]タブにある[帳票モジュールID一覧]領域で設定されている帳票モジュールIDの数と同じです。
DBアクセス定義数 帳票のDBアクセスの数が表示されます。
[帳票定義]画面の[DBアクセス]タブにある[DBアクセス定義名一覧]領域で設定されているDBアクセス定義名の数と同じです。
タイトル [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,[タイトル]テキストボックスに設定されているタイトルが表示されます。
バージョン [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,[バージョン]テキストボックスに設定されているバージョンが表示されます。
作成者 [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,[作成者]テキストボックスに設定されている作成者が表示されます。
分類 [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,[分類]テキストボックスに設定されている分類が表示されます。
作成日時 [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,「作成日時」に設定されている作成日時が表示されます。
更新日時 [帳票定義]画面の[プロパティ]タブで,「更新日時」に設定されている更新日時が表示されます。
帳票モジュール定義の場合
[構成一覧]領域に帳票モジュールIDが表示されている場合,[詳細情報一覧]には次の内容が表示されます。

表A-2 帳票モジュール定義の詳細情報

「設定項目」 「設定値」
帳票モジュール名 [帳票モジュール定義]画面の[帳票モジュール]タブにある[帳票モジュール情報]領域で設定されている,帳票モジュール名が表示されます。
帳票モジュールID [帳票モジュール定義]画面の[帳票モジュール]タブにある[帳票モジュール情報]領域で設定されている,帳票モジュールIDが表示されます。
帳票モジュールプレフィックス [帳票モジュール定義]画面の[帳票モジュール]タブにある[帳票モジュール情報]領域で設定されている,帳票モジュールプレフィックスが表示されます。
帳票モジュールHTML [帳票モジュール定義]画面の[帳票モジュール]タブにある[帳票モジュールHTML]領域で設定されている,帳票モジュールHTMLファイル名が表示されます。
項目プロパティ数 項目プロパティの数(項目の数)が表示されます。
[帳票モジュール定義]画面の[帳票プロパティ]タブにある[項目プロパティ一覧]領域で設定されている,項目と同じ数です。
項目グループ数 項目グループの数が表示されます。
[帳票モジュール定義]画面の[帳票グループ]タブにある[項目グループ名一覧]領域で設定されている,項目グループ名と同じ数です。
DBアクセス定義数 帳票モジュールのDBアクセスの数が表示されます。
[帳票モジュール定義]画面の[DBアクセス]タブにある[DBアクセス定義名一覧]領域で設定されている,DBアクセス定義名と同じ数です。
タイトル [帳票モジュール定義]画面の[プロパティ]タブで,[タイトル]テキストボックスに設定されているタイトルが表示されます。
作成者 [帳票モジュール定義]画面の[プロパティ]タブで,[作成者]テキストボックスに設定されている作成者が表示されます。
分類 [帳票モジュール定義]画面の[プロパティ]タブで,[分類]テキストボックスに設定されている分類が表示されます。
作成日時 [帳票モジュール定義]画面の[プロパティ]タブで,「作成日時」に設定されている作成日時が表示されます。
更新日時 [帳票モジュール定義]画面の[プロパティ]タブで,「更新日時」に設定されている更新日時が表示されます。
[ファイル]メニュー
[新規作成]コマンド
新しいBLC帳票の帳票定義を作成します。EUR Form連携帳票の帳票定義を作成する場合は,[EUR Form連携帳票の新規作成]コマンドを使用してください。
[構成一覧]領域に,帳票IDの入力欄が作成されます。帳票IDに入力できる文字は,半角英字,半角数字,「_」(半角アンダーバー)です。ただし,先頭に入力できる文字は半角英字だけです。
[構成一覧]領域で帳票IDを入力すると,帳票定義が作成されます。
帳票定義の内容を保存する場合,[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]コマンドを選択します。
帳票定義の内容は,帳票定義の定義情報ファイル(以降,帳票定義ファイルと呼びます)に保存されます。帳票定義ファイルには,帳票IDを基に,自動的にファイル名が付けられます。帳票定義ファイルのファイル名は,"f"(半角小文字)+"帳票ID"+".dat"となります。
[EUR Form連携帳票の新規作成]コマンド
新しいEUR Form連携帳票の帳票定義を作成します。BLC帳票の帳票定義を作成する場合は,[新規作成]コマンドを使用してください。
[構成一覧]領域に,帳票IDの入力欄が作成されます。
帳票IDに入力できる文字は,半角英字,半角数字,「_」(半角アンダーバー)です。ただし,先頭に入力できる文字は半角英字だけです。
[構成一覧]領域で帳票ID を入力すると,帳票定義が作成されます。
帳票定義の内容を保存する場合,[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]コマンドを選択します。
帳票定義の内容は,帳票定義ファイルに保存されます。帳票定義ファイルには,帳票ID を基に,自動的にファイル名が付けられます。帳票定義ファイルのファイル名は,"f"(半角小文字)+"帳票ID"+".dat"となります。
[開く]コマンド
既存の帳票定義をメイン画面に表示します。
[開く]コマンドを選択して,表示される[帳票IDの選択]ダイアログで帳票IDを選択します。[帳票IDの選択]ダイアログの詳細は,「付録A.9 [帳票IDの選択]および[帳票モジュールIDの選択]ダイアログ」を参照してください。
帳票IDを選択すると,[構成一覧]領域に帳票IDが表示され,[詳細情報一覧]領域に帳票定義の内容が表示されます。
[帳票モジュールの追加]コマンド
このコマンドはBLC帳票を編集中の場合だけ選択できます。
サブメニューに,[新規作成]コマンドと[ファイルから]コマンドが表示されます。
[新規作成]コマンドでは,帳票定義の下に新しい帳票モジュール定義を作成します。[新規作成]コマンドを選択すると,[構成一覧]領域に,新しい帳票モジュールIDの入力欄が作成されます。帳票モジュールIDに入力できる文字は,半角英字,半角数字,「_」(半角アンダーバー)です。ただし,先頭に入力できる文字は半角英字だけです。
帳票モジュール定義の内容を保存する場合,[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]コマンドを選択します。
帳票モジュール定義の内容は,帳票モジュール定義の定義情報ファイル(以降,帳票モジュール定義ファイルと呼びます)に保存されます。帳票モジュール定義ファイルには,帳票モジュールIDを基に,自動的にファイル名が付けられます。帳票モジュール定義ファイルのファイル名は,"m"(半角小文字)+"帳票モジュールID"+".dat"となります。
帳票モジュール定義を新規作成した場合,[構成一覧]領域にデフォルトで表示される帳票モジュールIDは,"module"+"半角数字"となります。"半角数字"には,1〜100の数字が重複しないように,自動的に割り当てられます。ただし,module1〜module100がすべて重複している場合,帳票モジュールIDを指定する[帳票ID入力]ダイアログが表示されます。[帳票ID入力]ダイアログの帳票モジュールIDを入力するテキストボックスには,デフォルトでは"module100"と表示されますが,ユーザが別の帳票モジュールIDに変更する必要があります。帳票モジュールIDを変更しない場合,帳票モジュールIDを変更するように促すメッセージが表示されます。
[ファイルから]コマンドでは,帳票定義の下に,既存の帳票モジュール定義を追加します。[ファイルから]コマンドを選択して,表示される[帳票モジュールIDの選択]ダイアログで,帳票モジュールIDを選択します。[帳票モジュールIDの選択]ダイアログの詳細は,「付録A.9 [帳票IDの選択]および[帳票モジュールIDの選択]ダイアログ」を参照してください。
帳票モジュールIDを選択すると,[構成一覧]領域に帳票モジュールIDが表示され,[詳細情報一覧]領域に設定内容が表示されます。
[閉じる]コマンド
編集中の帳票定義を終了します。
[上書き保存]コマンド
編集中の帳票定義および帳票モジュール定義を,同じ名前で保存します。新規に作成した帳票定義および帳票モジュール定義を保存するときは,[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。
[名前を付けて保存]コマンド
帳票定義ファイルに新しいファイル名を付けて,編集中の帳票定義および帳票モジュール定義を保存します。
[名前を付けて保存]コマンドを選択して,表示される[名前を付けて保存]ダイアログで,新しい帳票IDを入力します。[名前を付けて保存]ダイアログの詳細は,「付録A.2 [名前を付けて保存]ダイアログ」を参照してください。
[終了]コマンド
帳票ジェネレータ(BLSG)機能を終了します。編集中の定義(帳票定義および帳票モジュール定義)を保存していない場合,上書き保存するかどうかを確認するダイアログが表示されます。ヘルプが表示されている場合,ヘルプも終了します。
[生成]メニュー
[定義編集]コマンド
[構成一覧]領域に表示されている帳票定義および帳票モジュール定義の設定内容を編集します。
[構成一覧]領域で帳票IDを選択し,[定義編集]コマンドを選択すると,[帳票定義]画面が表示されます。[帳票定義]画面の詳細は,「付録A.5 [帳票定義]画面(BLC帳票の場合)」を参照してください。
[構成一覧]領域で帳票モジュールIDを選択し,[定義編集]コマンドを選択すると,[帳票モジュール定義]画面が表示されます。[帳票モジュール定義]画面の詳細は,「付録A.12 [帳票モジュール定義]画面」を参照してください。
[帳票ファイル生成]コマンド
帳票定義ファイルから,帳票ファイル(JSP形式)を生成します。
[構成一覧]領域に帳票IDが表示されている状態で,[帳票ファイル生成]コマンドを選択すると,帳票ファイル(JSP形式)の生成が始まります。
ただし,編集中の帳票定義および帳票モジュール定義を保存していない場合,上書き保存するかどうかを確認するダイアログが表示され,上書き保存した場合だけ帳票ファイル(JSP形式)の生成が実行されます。
帳票ファイル(JSP形式)の生成中はダイアログが表示され,実行中の処理の確認,生成結果の確認および処理の中断ができます。
帳票ファイル(JSP形式)の生成が終了すると,ダイアログも自動的に終了します。ただし,ダイアログが表示されている間に[Shift]キーを押すと,ダイアログは表示されたままになります。この場合,[閉じる]ボタンをクリックすると,ダイアログは終了します。また,[Esc]キーを押すと,生成を中断できます。
生成ファイルは,ユーザがアプリケーションサーバへコピーしたあと,帳票登録処理(以降,デプロイと呼びます)をします。
デプロイの詳細は,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー システム構築ガイド」の「Webアプリケーションの作成」および「J2EEサーバの設定」の説明を参照してください。
生成ファイルについては,「付録E.3 帳票ジェネレータ(BLSG)機能の出力情報」を参照してください。
[関連する帳票ファイルの再生成]コマンド
帳票モジュール定義に変更があった場合,その帳票モジュールを使っている帳票ファイル(JSP形式)も,生成し直す必要があります。
[構成一覧]領域で,変更があった帳票モジュールの帳票モジュールIDを選択し,[関連する帳票ファイルの再生成]コマンドを選択すると,その帳票モジュールを使っているすべての帳票定義を検索し,帳票ファイル(JSP形式)を再生成します。
帳票ファイル(JSP形式)の再生成後,[生成]メニューの[定義編集]コマンドを選択して[帳票定義]画面を開き,変更した部分と関連するすべての情報を見直す必要があります。
[ツール]メニュー
[オプション]コマンド
帳票定義,帳票モジュール定義,および帳票ファイル(JSP形式)の開発環境について設定します。[オプション]コマンドを選択すると,[開発環境設定]ダイアログが表示されます。詳細は,「付録A.3 [開発環境設定]ダイアログ」を参照してください。
[ヘルプ]メニュー
[ヘルプ]コマンド
ヘルプのトップページが表示されます。
[この画面の説明]コマンド
メイン画面についてのヘルプが表示されます。
[バージョン情報]コマンド
バージョン情報が表示されます。
[上書き保存]アイコン
[ファイル]メニューの[上書き保存]コマンドの説明を参照してください。
[帳票ファイル生成]アイコン
[生成]メニューの[帳票ファイル生成]コマンドの説明を参照してください。
[ヘルプ]アイコン
[ヘルプ]メニューの[この画面の説明]コマンドの説明を参照してください。