JP1/Automatic Job Management System 2 解説
この節では,各ジョブネットワーク要素の特性を踏まえながら,業務や処理の内容に応じて,これらを組み合わせてジョブネットを定義する例を紹介していきます。
実際にジョブネットを定義するに当たっての注意事項などについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 8. 運用する前に知っておいた方がよいこと」を参照してください。また,ジョブネットを構成する各ユニット定義の設定項目や操作方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド 5. ジョブネットの定義」を参照してください。
なお,ルートジョブネットやジョブネットを構成する各ユニットには,それらに対するJP1ユーザーのアクセス権限や所有者を設定できます。権限や所有者の設定については,「8. ユーザー管理とアクセス制御」を参照してください。
- <この節の構成>
- 3.2.1 ファイルを指定して処理を実行する(標準ジョブを使ったジョブネットの定義例)
- 3.2.2 複数の条件のうち一つが成立したら処理を実行する(ORジョブを使ったジョブネットの定義例)
- 3.2.3 先行ジョブの結果でそのあとの処理を動的に変える(判定ジョブを使ったジョブネットの定義例)
- 3.2.4 事象の発生を契機に処理を実行する(イベントジョブを使ったジョブネットの定義例)
- 3.2.5 先行ジョブの終了や事象の発生を契機にJP1イベントを送信する(JP1イベント送信ジョブを使ったジョブネットの定義例)
- 3.2.6 ジョブが異常終了したときに特定の処理を実行する(リカバリージョブ,リカバリージョブネットを使ったジョブネットの定義例)
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