Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.6.1 アクセス制御の概要

File Sharingでは,ファイルまたはフォルダに対するアクセス権を,表2-9に示す単位で設定できます。アクセス権の設定には,[ファイル共有]ポートレットを使用します。きめ細かいアクセス権設定によって,不正なアクセスや情報の漏洩を防止できます。

[ファイル共有]ポートレットでの操作方法は,次の個所を参照してください。

個人フォルダ,グループフォルダおよびコミュニティフォルダでのアクセス制御で,アクセス権を設定する対象物と対象者を,次の表に示します。

表2-11 個人フォルダ,グループフォルダおよびコミュニティフォルダでのアクセス制御の概要

フォルダの種別 アクセス権設定対象物の単位 アクセス権設定対象者の単位
個人フォルダ
  • 1ファイルごと
  • 1フォルダごと
ユーザごと
グループフォルダ 1フォルダごと(グループルートフォルダ※1を含む)※2 ユーザごとおよび組織ごと
コミュニティフォルダ ワークプレースルートフォルダの下位ファイルおよびフォルダ※3 役割ごと

注※1
グループルートフォルダに対しては,システム管理者がグループルートフォルダ作成時にアクセス権を設定し,グループルートフォルダの運用者がアクセス権を更新します。グループルートフォルダに対するアクセス権の設定方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。グループルートフォルダのアクセス権の更新方法は,「2.5.2(2) グループルートフォルダのアクセス権を更新する」を参照してください。

注※2
グループフォルダでは,ファイル単位のアクセス制御はできません。

注※3
コミュニティフォルダでは,ファイル単位またはフォルダ単位のアクセス制御はできません。