Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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2.5.2 グループフォルダを運用者権限で操作する

グループフォルダを管理するには,運用者権限が必要です。運用者権限で操作するグループフォルダの運用者は,グループルートフォルダ内のファイルまたはフォルダに対して,すべてのアクセス権限を所有します。

以降,グループフォルダを運用者権限で操作する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) グループフォルダに運用者権限を設定する
(2) グループルートフォルダのアクセス権を更新する
(3) グループルートフォルダの運用者を参照する
(4) グループルートフォルダのアクセス権を参照する

(1) グループフォルダに運用者権限を設定する

運用者権限を設定する方法について説明します。レイアウトモードまたはワークプレースモードの画面から操作してください。

操作

  1. [ファイル共有]ポートレットのファイル/フォルダ一覧領域に,管理するグループルートフォルダを表示させます。
    レイアウトモードの画面から操作する場合は,パス表示領域に表示されているパスの先頭の「/」アンカーをクリックします。ファイル/フォルダ一覧領域で「[図データ]group」を選択することで,ファイル/フォルダ一覧領域にグループルートフォルダを表示できます。
    ワークプレースモードの画面から操作する場合は,フォルダ一覧領域で「[図データ]group」を選択することで,ファイル/フォルダ一覧領域にグループルートフォルダを表示できます。
  2. ファイル/フォルダ一覧領域に表示された,自分が管理するグループルートフォルダのチェックボックスをチェックします。
  3. [アクション▼]−[アクセス権]を選択します。
    [グループルートフォルダのアクセス権]画面が表示されます。
  4. [グループルートフォルダのアクセス権]画面で,[運用者]タブを選択します。
  5. [運用者]タブで,[このグループフォルダを運用者権限で操作する]チェックボックスをチェックします。
    [このグループフォルダを運用者権限で操作する]チェックボックスは,グループフォルダの運用者だけに表示されます。
  6. [グループルートフォルダのアクセス権]画面で,[OK]ボタンをクリックして,画面を閉じます。
    運用者権限が設定されます。

また,運用者権限を解除するには,[このグループフォルダを運用者権限で操作する]チェックボックスのチェックを外してから[OK]ボタンをクリックしてください。

(2) グループルートフォルダのアクセス権を更新する

グループルートフォルダのアクセス権を更新する方法について説明します。グループルートフォルダ作成時にシステム管理者が設定したアクセス権に対して,組織またはユーザを追加したり,削除したりできます。

操作

  1. [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させます。
    [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させる方法については,「(1)グループフォルダに運用者権限を設定する」の操作1.〜3.を実行してください。
  2. [グループルートフォルダのアクセス権]画面で,[アクセス権]タブを選択します。
  3. アクセス権に組織を追加する場合は[組織の追加]ボタンを,ユーザを追加する場合は[ユーザの追加]ボタンをクリックします。
    [組織の追加]ボタンをクリックした場合は[組織を探す]画面が,[ユーザの追加]ボタンをクリックした場合は[ユーザを探す]画面が表示されます。表示された画面から,組織またはユーザを追加します。[組織を探す]画面および[ユーザを探す]画面での操作方法および画面の詳細は,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
  4. 追加した組織またはユーザに対して,アクセス権の設定値を変更します。
    次のアクセス権の設定を変更できます。
    • 作成権
    注意事項
    [参照]列の設定値はデフォルトでチェックされていて,変更できません。
  5. [OK]ボタンをクリックします。
    アクセス権の更新を確認するメッセージダイアログが表示されます。アクセス権の設定を更新する場合は,[OK]ボタンをクリックして,[グループルートフォルダのアクセス権]画面を閉じます。設定内容がデータベースに登録されます。

また,グループルートフォルダのフォルダのアクセス権から,組織またはユーザを削除したい場合は,上の手順の操作2.のあと,次の手順で操作してください。

ただし,アクセス権を削除することで,フォルダやファイルに所有者がアクセスできなくなる場合には,アクセス権は削除できません。

  1. 削除したい組織またはユーザのチェックボックスをチェックします。
  2. [削除]ボタンをクリックします。
    一覧から,チェックした組織またはユーザが削除されます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    アクセス権の更新を確認するメッセージダイアログが表示されます。アクセス権の設定を更新する場合は,[OK]ボタンをクリックして,[グループルートフォルダのアクセス権]画面を閉じます。設定内容がデータベースに登録されます。

[グループルートフォルダのアクセス権]画面の各項目の詳細は,「3.15.5 [グループルートフォルダのアクセス権]画面」を参照してください。

(3) グループルートフォルダの運用者を参照する

ここでは,グループルートフォルダの運用者を参照する操作について説明します。

操作

  1. [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させます。
    [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させる方法については,「(1)グループフォルダに運用者権限を設定する」の操作1.〜3.を実行してください。
  2. [グループルートフォルダのアクセス権]画面で,[運用者]タブを選択します。
    グループフォルダの運用者として設定されているユーザおよび組織が一覧表示されます。

(4) グループルートフォルダのアクセス権を参照する

ここでは,グループフォルダのアクセス権を参照する方法について説明します。

操作

  1. [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させます。
    [グループルートフォルダのアクセス権]画面を表示させる方法については,「(1)グループフォルダに運用者権限を設定する」の操作1.〜3.を実行してください。
  2. [グループルートフォルダのアクセス権]画面で,[アクセス権]タブを選択します。
    グループフォルダにアクセス権を持つの組織およびユーザが一覧表示されます。
  3. 「作成」チェックボックスおよび「参照」チェックボックスを確認します。
    表示されているユーザは,チェックボックスがチェックされているアクセス権を所有しています。