Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド
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2.2.15 グループフォルダのアクセス権を参照または更新する
(1) グループフォルダのファイルまたはフォルダのアクセス権を参照する
グループフォルダのファイルまたはフォルダのアクセス権を参照するには,[アクション▼]メニューで操作します。また,[設定]画面で,ファイル/フォルダ一覧領域に[操作]が表示されるように設定しておくと,
(アクセス権アイコン)および[
アクセス権]アンカーから,アクセス権を参照できます。
操作
- ファイル/フォルダ一覧領域で,アクセス権を参照したいファイルまたはフォルダのチェックボックスをチェックします。
- [アクション▼]−[アクセス権]を選択します。
[ファイルのアクセス権]画面または[フォルダのアクセス権]画面が表示され,アクセス権を参照できます。
- [キャンセル]ボタンをクリックして,[ファイルのアクセス権]画面または[フォルダのアクセス権]画面を閉じます。
グループフォルダの[ファイルのアクセス権]画面の詳細は,「3.15.3 グループフォルダの[ファイルのアクセス権]画面」を参照してください。また,グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面の詳細は,「3.15.4 グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面」を参照してください。
(2) グループフォルダのフォルダのアクセス権を更新する
グループフォルダのフォルダのアクセス権を更新するには,[アクション▼]メニューで操作します。また,[設定]画面で,ファイル/フォルダ一覧領域に[操作]が表示されるように設定しておくと,
(アクセス権アイコン)および[
アクセス権]アンカーから,フォルダのアクセス権を参照できます。
グループフォルダのアクセス権の更新には,アクセス権変更権が必要です。詳細は,「2.6 アクセス制御」を参照してください。
フォルダのアクセス権に組織またはユーザを追加したり,削除したりできます。
なお,フォルダのアクセス権に組織またはユーザを追加する場合,追加できるユーザは次の3種類です。
- 親フォルダのアクセス権で参照権が設定されているユーザ
- 親フォルダのアクセス権で参照権が設定されている組織
- 親フォルダのアクセス権で参照権が設定されている組織の下位組織およびユーザ
親フォルダのアクセス権に設定されていない組織またはユーザは,下位フォルダのアクセス権に追加できません。
操作
- ファイル/フォルダ一覧領域で,アクセス権を更新したいフォルダのチェックボックスをチェックします。
- [アクション▼]−[アクセス権]を選択します。
[フォルダのアクセス権]画面が表示されます。
- [親フォルダのアクセス権を引き継ぐ]チェックボックスのチェックを外します。
デフォルトで,[親フォルダのアクセス権を引き継ぐ]チェックボックスがチェックされています。
- アクセス権に組織を追加する場合は[組織の追加]ボタンを,ユーザを追加する場合は[ユーザの追加]ボタンをクリックします。
[組織の追加]ボタンをクリックした場合は[組織を探す]画面が,[ユーザの追加]ボタンをクリックした場合は[ユーザを探す]画面が表示されます。表示された画面から,組織またはユーザを追加します。[組織を探す]画面および[ユーザを探す]画面での操作方法および画面の詳細は,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
- 追加した組織またはユーザに対して,アクセス権の設定値を変更します。
次のアクセス権の設定を変更できます。
- 注意事項
- [参照]列の設定値はデフォルトでチェックされていて,変更できません。
- [OK]ボタンをクリックします。
アクセス権を更新している場合,更新するかどうかを確認するメッセージダイアログが表示されます。アクセス権の設定を更新する場合は,[OK]ボタンをクリックして,[フォルダのアクセス権]画面を閉じます。設定内容がデータベースに登録されます。
また,グループフォルダのフォルダのアクセス権から,組織またはユーザを削除したい場合は,上記の手順の操作3.のあと,次の手順で操作してください。
- 削除したい組織またはユーザのチェックボックスをチェックします。
- [削除]ボタンをクリックします。
一覧から,チェックした組織またはユーザが削除されます。
- [OK]ボタンをクリックします。
アクセス権を更新するかどうか確認するメッセージダイアログが表示されます。アクセス権の設定を更新する場合は,[OK]ボタンをクリックして,[フォルダのアクセス権]画面を閉じます。設定内容がデータベースに登録されます。
- 注意事項
- フォルダのアクセス権に追加できる組織またはユーザは,親フォルダのアクセス権で参照権が設定されている組織およびユーザ,もしくは親フォルダの所有者だけです。親フォルダのアクセス権に設定されていない組織またはユーザは,下位フォルダのアクセス権に追加できません。
- フォルダのアクセス権に組織またはユーザを追加する場合,フォルダの下位にある親フォルダのアクセス権を引き継がないフォルダのアクセス権には追加されません。
- フォルダのアクセス権から組織またはユーザを削除する場合,フォルダの下位にあるすべてのフォルダのアクセス権からも削除されます。また,アクセス権から削除された組織に下位組織またはユーザが存在する場合,下位組織またはユーザもアクセス権から削除されます。
- アクセス権を削除することで所有者がアクセスできなくなるフォルダやファイルが存在する場合は,アクセス権を削除できません。
- 次の条件を一つ以上満たす場合,ユーザは,ユーザに設定した権限,および所属する各組織に設定した権限のすべてを所有します。
・ユーザ自身,およびそのユーザが所属する組織にそれぞれ異なる権限を設定した。
・一人のユーザが複数の組織に属する場合,それぞれの組織に異なる権限を設定した。
- 兼任機能を使用している場合,兼任ユーザが所属する組織にアクセス権を設定すると,主体ユーザにも同じアクセス権が設定されます。
グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面の各項目の詳細は,「3.15.4 グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面」を参照してください。
(3) グループフォルダのファイルまたはフォルダの所有者を変更する
自分が所有者であるグループフォルダのファイルまたはフォルダに対して,所有者をほかのユーザに変更する方法について説明します。
所有者を変更するには,[アクション▼]メニューで操作します。
操作
- ファイル/フォルダ一覧領域で,所有者を変更したいフォルダのチェックボックスをチェックします。
- [アクション▼]−[アクセス権]を選択します。
[フォルダのアクセス権]画面が表示されます。
- [所有者の変更]ボタンをクリックします。
[ユーザを探す]画面が表示されます。[ユーザを探す]画面から,所有者に設定するユーザを追加します。[ユーザを探す]画面での操作方法および画面の詳細は,マニュアル「Collaboration - Directory Access ユーザーズガイド」を参照してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
アクセス権を更新するかどうか確認するメッセージダイアログが表示されます。アクセス権の設定を更新する場合は,[OK]ボタンをクリックして,[フォルダのアクセス権]画面を閉じます。設定内容がデータベースに登録されます。
なお,親フォルダにアクセス権のないユーザには変更できません。
- 注意事項
- グループフォルダのファイルまたはフォルダの所有者に設定できるユーザは,親フォルダのアクセス権で参照権が設定されているユーザ,または親フォルダの所有者です。
グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面の各項目の詳細は,「3.15.4 グループフォルダの[フォルダのアクセス権]画面」を参照してください。
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