Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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2.6.2 アクセス権と実行できる操作の関係

ファイルおよびフォルダに設定できるアクセス権は,次のとおりです。

それぞれのアクセス権を所有している場合に実行できる操作を,次に示します。

<この項の構成>
(1) 参照権
(2) 更新権
(3) 作成/削除権(個人フォルダ,コミュニティフォルダの場合)
(4) 作成権(グループフォルダ,ごみ箱の場合)
(5) 削除権(グループフォルダ,ごみ箱の場合)
(6) アクセス権変更権

(1) 参照権

(a) ファイルの場合

ファイルを開けます。

(b) フォルダの場合

フォルダの中身を参照できます。

(2) 更新権

(a) ファイルの場合
(b) フォルダの場合

(3) 作成/削除権(個人フォルダ,コミュニティフォルダの場合)

(a) ファイルの場合
(b) フォルダの場合

注意事項
ルートフォルダの作成/削除権を所有する場合の操作時の注意について,次に示します。
ルートフォルダの種類と操作
ルートフォルダの種類によって,作成/削除権を所有する場合でも,できる操作が異なります。
  • 個人ルートフォルダの場合
    個人ルートフォルダの直下には,ファイルおよびフォルダを,登録または削除できます。
  • コミュニティフォルダの場合
    コミュニティルートフォルダの直下には,ワークプレースルートフォルダだけが作成されます。このため,コミュニティフォルダ下のアクセス権で作成/削除権を所有していても,コミュニティルートフォルダの直下には,ファイルおよびフォルダを登録できません。
  • ワークプレースルートフォルダの場合
    ワークプレースルートフォルダの直下には,ファイルおよびフォルダを登録できます。なお,条件によっては,ファイルを作成できない場合があります。詳細は,「2.6.5 コミュニティフォルダのアクセス制御」を参照してください。
ルートフォルダ自体の作成,削除
作成/削除権を所有しても,ルートフォルダ自体を作成,削除することはできません。ルートフォルダ自体は,自動的に作成されます。なお,ルートフォルダ自体は,セキュリティ管理者だけが削除できます。セキュリティ管理者は,必要に応じてルートフォルダを削除してください。削除する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。

(4) 作成権(グループフォルダ,ごみ箱の場合)

フォルダの直下にファイルおよびフォルダを登録できます。

注意事項
作成権を所有していても,グループルートフォルダ自体を作成することはできません。グループルートフォルダを作成できるのは,システム管理者だけです。作成する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。

(5) 削除権(グループフォルダ,ごみ箱の場合)

(a) ファイルの場合

ファイル自体を削除できます。

(b) フォルダの場合

フォルダ自体を削除できます。

注意事項
  • グループルートフォルダの直下のファイルを削除できるのは,運用者権限で操作する運用者または所有者だけです。
  • グループルートフォルダ自体は,システム管理者だけが削除できます。システム管理者は,必要に応じてグループルートフォルダを削除してください。削除する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。

(6) アクセス権変更権

アクセス権変更権を所有していると,次のアクセス権を設定できます。

ただし,コミュニティフォルダの場合,ほかの役割へのアクセス権変更権の設定は,セキュリティ管理者だけができます。