他人の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダの内容を,自分の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダに取り込む方法について説明します。
[コンタクトリスト]フォルダに宛先情報を取り込むときは,6.4節で挙げた注意のほかに,次の点に注意してください。
- 自分の宛先台帳に,[コンタクトリスト]フォルダを作成しておいてください。[コンタクトリスト]フォルダの作成方法の詳細は,「1.2.2(2) (b) 通常のフォルダとの違い」を参照してください。なお,[コンタクトリスト]フォルダにはアイコンが表示されます。
- 自分の[コンタクトリスト]フォルダの名前を他人の宛先台帳のものと同じにしてください。
例えば,取り込みたい[コンタクトリスト]フォルダの名前が「営業部」に変更されている場合は,自分の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダの名前も「営業部」に変更してください。
- 取り込み先のフォルダには,必ず個人宛先台帳のルートフォルダを指定してください。
なお,以降の操作説明は,[宛先台帳]画面が表示されていることを前提としています。
操作
- [宛先台帳]画面のフォルダ表示領域から,個人宛先台帳のルートフォルダをクリックします。
個人宛先台帳のルートフォルダが選択されます。
- [宛先台帳]画面から,[オプション▼]−[インポート]を選択します。
[インポート]画面が表示されます。[インポート]画面の各項目の詳細は,「12.4.8 [インポート]画面」を参照してください。
- [インポート]画面から,[参照...]ボタンをクリックします。
Windowsのファイル指定ダイアログが表示されます。
- Windowsのファイル指定ダイアログから,取り込みたいファイルを選択して,[開く]ボタンをクリックします。
[インポート]画面の[インポートファイル]テキストボックスに,ファイル名が指定されます。
- [実行]ボタンをクリックします。
ルートフォルダに宛先情報のファイルが取り込まれます。
ただし,取り込む宛先がニックネームの場合は,Groupmaxのメールサーバに登録されているときだけ取り込まれます。それ以外のニックネームは,取り込み元のファイルに登録されていても取り込まれませんので注意してください。なお,取り込む宛先がE-mailアドレスの場合は,登録されているメールサーバの種類に関係なく取り込まれます。
また,取り込み先のフォルダおよび取り込み元のファイルに登録されている宛先の合計が256個を超える場合は宛先情報を取り込めません。移動先のフォルダを指定し直してください。
- 注意
- 次の場合は,他人の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダが通常のフォルダとして取り込まれます。
- 自分の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダの名前と,取り込もうとした他人の宛先台帳の[コンタクトリスト]フォルダの名前が異なっている
- 自分の宛先台帳に[コンタクトリスト]フォルダが作成されていない
- ポイント
- メッセージID「KDCO39511-E」のメッセージが表示されている場合,エラーの詳細画面が表示されます。
- また,エラーの詳細画面の[詳細情報表示]ボタンをクリックすると,取り込めなかったフォルダや宛先などの詳細が表示されます。
- エラーの詳細画面の各項目の詳細は,「12.4.9 インポート時のエラーの詳細画面」を参照してください。
- メッセージの詳細は,「付録E.3 [メール]ポートレットのメッセージ」を参照してください。
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