Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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7.1 業務系プロセスインターフェース

業務系SPPの機能および業務系プロセスインターフェースについて説明します。

業務系プロセスインターフェースとは,通信サーバfor Billerの業務系SPPと収納業務プログラムとの間で,電文を送受信するためのインターフェースです。業務系プロセスインターフェースには,次に示す種類があります。国庫金とそれ以外とで機能差が大きいインターフェースについては,ここでは項を分けて説明しています。

表7-1 業務系プロセスインターフェースの種類

種類 用途 このマニュアルの記述個所
照会SPP用インターフェース 照会SPPと収納業務プログラムの間で,照会処理に必要な電文を送受信する。 7.1.1
消込SPP用インターフェース 消込SPPと収納業務プログラムとの間で,消込処理に必要な電文を送受信する。

地方税・地公体料金,一般料金の場合
7.1.2

国庫金の場合
7.1.3
取消SPP用インターフェース 取消SPPと収納業務プログラムとの間で,取消処理に必要な電文を送受信する。 7.1.4
再送確認SPP用インターフェース 再送確認SPPと収納業務プログラムとの間で,再送確認処理に必要な電文を送受信する。
再送確認とは,要求された収納情報が消込済みかどうかを判定し,消込済みでない場合に,消込情報をDBに書き込む処理を指す。

地方税・地公体料金,一般料金の場合
7.1.5

国庫金の場合
7.1.6

収納業務プログラムへの電文の送信は,通信サーバシステム定義で指定したSPPを呼び出して行われます。呼び出されるSPPの定義については,「表4-3 収納機関単位で使用するSPP用定義(収納業務プログラム)」を参照してください。

<この節の構成>
7.1.1 照会SPP用インターフェース
7.1.2 消込SPP用インターフェース(地方税・地公体料金,一般料金の場合)
7.1.3 消込SPP用インターフェース(国庫金の場合)
7.1.4 取消SPP用インターフェース
7.1.5 再送確認SPP用インターフェース(地方税・地公体料金,一般料金の場合)
7.1.6 再送確認SPP用インターフェース(国庫金の場合)
7.1.7 省略形式の電文