Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller
ここでは,照会SPP用インターフェースの機能および通信形式について説明します。
照会SPPは,次の順序で照会依頼電文を処理します。
照会依頼電文の処理の流れを次に示します。
図7-1 照会依頼電文の処理の流れ
通信形式を次に示します。
int dc_rpc_call_to( struct DCRPC_BINDING_TBL *direction, char *group, char *service, char *in, DCULONG *in_len, char *out, DCULONG *out_len, DCLONG flags ) |
引数には,通信サーバfor Billerが設定する引数と,収納業務プログラムが設定する引数があります。
通信サーバfor Billerが設定する引数を次に示します。
表7-2 通信サーバfor Billerが設定する引数(照会SPP用インターフェース)
引数 | 設定値 |
---|---|
direction | サービスの要求先を特定する検索キーを格納するDCRPC_BINDING_TBL構造体のアドレス |
group | 通信サーバシステム定義で指定したサービスグループ名 |
service | 通信サーバシステム定義で指定したサービス名 |
in | 下図の形式で電文を設定 |
in_len | inの形式の電文長 |
out_len | out領域の電文長(10,257バイトを設定) |
flags | DCNOFLAGS |
図7-2 通信サーバが送信する電文の形式(照会SPP用インターフェース)
収納業務プログラムが設定する引数を次に示します。
表7-3 収納業務プログラムが設定する引数(照会SPP用インターフェース)
引数 | 設定値 |
---|---|
out | 下図の形式で電文を設定(通信サーバfor Billerの引数out_lenで設定した電文長(10,257バイト)以上の情報は設定できません) |
out_len | outの形式の電文長 |
図7-3 通信サーバが受信する電文の形式(照会SPP用インターフェース)
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