Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


6.5.6 HCSCサーバランタイム定義ファイル

〈この項の構成〉

(1) 形式

[methodtrace-filepath=メソッドトレース・例外ログ出力先パス]
[methodtrace-filenum=メソッドトレース面数]
[methodtrace-filesize=メソッドトレースファイルサイズ]
[methodtrace-level={1|2|3|4|5}]
[requesttrace={ON|OFF}]
[requesttrace-filepath=リクエストトレース出力先パス]
[requesttrace-filenum=リクエストトレース面数]
[requesttrace-filesize=リクエストトレースファイルサイズ]
[telegramtrace={ON|OFF}]
[telegramtrace-filepath=ユーザ電文トレース出力先パス]
[telegramtrace-filenum=ユーザ電文トレース面数]
[telegramtrace-filesize=ユーザ電文トレースファイルサイズ]
[telegramtrace-trigger={NORMAL|SYSERR|FAULT|DTERR}]
[telegramtrace-component-type-filepath=ユーザ電文トレースのコンポーネント種別設定ファイルのパス]
[telegramtrace-component-id-filepath=ユーザ電文トレースのコンポーネントID設定ファイルのパス]
[telegramtrace-format={FIXED|READABLE}]
[bpacttrace={ON|OFF}]
[bpacttrace-filenum=ビジネスプロセスのアクティビティトレース面数]
[bpacttrace-filesize=ビジネスプロセスのアクティビティトレースファイルサイズ]
[bpacttrace-extend-item={NONE|PROCESSINSTANCEID}]
[bptrace-level={0|10|20|30}]
[bptrace-filenum=BPトレースの面数]
[bptrace-filesize=BPトレースのサイズ]
[bpexptrace-filenum=ビジネスプロセス基盤の例外ログ面数]
[bpexptrace-filesize=ビジネスプロセス基盤の例外ログファイルサイズ]
[cscexptrace-filenum=メッセージング基盤の例外ログ面数]
[cscexptrace-filesize=メッセージング基盤の例外ログファイルサイズ]
[kafka-protocoltrace-enabled={ON|OFF}]
[kafka-protocoltrace-level={ERROR|WARN|INFO|DEBUG|TRACE}]
[kafka-protocoltrace-filenum=Kafkaプロトコルトレース面数]
[kafka-protocoltrace-filesize=Kafkaプロトコルトレースファイルサイズ]
 
[request-ejb.instance.minimum=標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最小数]
[request-ejb.instance.maximum=標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最大数]
[request-ejb.ctm={true|false}]
[request-ejb.parallel.count=CTMがアプリケーションを呼び出すために用意するスレッド数]
[request-ejb.optional.name=標準の同期受付(SessionBean)の別名]
[request-soap.instance.minimum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最小同時実行数]
[request-soap.instance.maximum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最大同時実行数]
[request-soap.exclusive.threads=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の占有スレッド数]
[request-soap.queue-size=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の実行待ちキューのサイズ]
[request-soap1_2.instance.minimum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最小同時実行数]
[request-soap1_2.instance.maximum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最大同時実行数]
[request-soap1_2.exclusive.threads=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の占有スレッド数]
[request-soap1_2.queue-size=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の実行待ちキューのサイズ]
[request-jms.instance.maximum=標準の非同期受付(MDB(WS-R))のインスタンス最大数]
[request-jms.rollback-count=標準の非同期受付(MDB(WS-R))ロールバック警告メッセージ出力回数]
[receptionstop-monitor-timer=受付キュー監視タイムアウト時間]
[csc-receptionstop-timeout=受付終了待ち通信タイムアウト時間]
 
[soapfault-targetnamespace-filepath=SOAP Fault動作定義ファイルの絶対パス]
[soapfault-handling-mode={DETAIL|FAULTCODE}]
[oa-adapter-character-code={SJIS|MS932}]
 
[formatdef-maxcache-num=フォーマット定義をキャッシュできる数]
[transformdef-maxcache-num=サーバ単位にデータ変換定義をキャッシュできる数]
[xmltelegram-maxcache-num=XML電文をキャッシュできる数]
[telegram-validation={ON|OFF}]
[xmltelegram-namespace-complement={ON|OFF}]
[telegram-undefined-character-code={ERROR|REPLACE}]
[telegram-notfound-soapheader={ERROR|IGNORE}]
[validation-activity={ON|OFF}]
[transform-binary-error-check={ON|OFF}]
[code-table-root-path=コード変換テーブル格納パスのルートパスの絶対パス]
 
[syserr-to-fault-convert={ON|OFF}]
[syserr-to-fault-convert-all-activity={ON|OFF}]
[validate-fault-compatible={ON|OFF}]
[bp-reply-after-min-thread-pool-size=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの最小数]
[bp-reply-after-max-thread-pool-size=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの最大数]
[bp-reply-after-thread-pool-keep-alive=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの保持時間]
[service-emulate.enable={true|false}]
[service-emulate-def-filepath=エミュレート設定情報定義ファイルの絶対パス]
 
[j2ee-stopapp-timeout=J2EEアプリケーション停止監視時間]
[startcsc-timeout=J2EEサーバ起動監視時間]
[stopcsc-timeout=J2EEサーバ停止監視時間]
 
[csc-command-timeout=コマンドタイムアウト時間]
[csc-precache-timeout=事前キャッシュ処理のためのビジネスプロセスへのEJB通信のタイムアウト時間]
 
[cookie-parsing={ON|OFF}]
 
[work-folder=作業フォルダルートの絶対パス]
[common-folder-<共通フォルダ定義名>=共通フォルダの絶対パス]
 
[dba-separate-transaction={true|false}]
 
[common-uoc-prop-path=コンポーネント共通UOC用プロパティファイル格納フォルダ]
 
[short-processid-servername=プロセスインスタンスの識別子で使用するHCSCサーバ名の識別子]
[short-processid={ON|OFF}]
 
[xml-pooled-instance-minimum=XML処理に使用するクラスのインスタンスプールの最小数]
[xml-pooled-instance-maximum=XML処理に使用するクラスのインスタンスプールの最大数]
 
[request-id-separate-key={slash|atsign|period}]
[fileevent-reception.monitored-file.enabled={true|false}]
[fileevent-reception.monitored-folder=監視フォルダのパス]
[fileevent-reception.monitor-interval=ファイル監視の間隔]
[fileevent-reception.monitor-starting.delay=ファイル監視の開始待ち時間]

(2) 機能

セットアップ後のHCSCサーバの定義情報をHCSC-Managerから設定します。

(3) ファイルの格納先

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\cscsvconfig.properties

(4) 設定できるプロパティ

(a) ログトレース

methodtrace-filepath=メソッドトレース・例外ログ出力先パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<J2EEサーバのログ出力先ディレクトリ>\csc\maintenance>>

メッセージング基盤およびビジネスプロセス基盤の,メソッドトレースと例外ログの出力先パスを絶対パスで指定します。

ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,省略値が使用されます。省略値はサービスプラットフォームの設定値に依存します。

methodtrace-filenum=メソッドトレース面数 〜<数字>((1−16))<<8>>

メソッドトレースの最大面数を指定します。

methodtrace-filesize=メソッドトレースファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

メソッドトレースファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。

methodtrace-level={1|2|3|4|5} 〜<<3>>

メソッドトレースの出力レベルを指定します。出力情報と出力レベルを次の表に示します。

出力情報

出力レベル

1

2

3

4

5

入力ファイルおよび出力ファイルの情報(ファイルパス,ファイルの形式,ファイルサイズ,レコード数)※1

※1

※1

※1

※1

※1

標準受付メソッドの入口/出口情報(クラス名,メソッド名,引数,戻り値)※2

×※2

※2

※2

※2

※2

外部(BPなど)のインターフェースの入口/出口情報(クラス名,メソッド名,引数,戻り値)

×

×

コンポーネント内インターフェースの入口/出口情報(クラス名,メソッド名,引数,戻り値)

×

×

×

デバッグ情報(処理の分岐などの情報)

×

×

×

×

(凡例)

○:出力されます。

×:出力されません。

注※1

ファイル変換オペレーションの場合だけ出力します。

注※2

DBアダプタの場合は該当しません。

requesttrace={ON|OFF} 〜<<ON>>

リクエストトレースを採取するかどうかを指定します。

  • ON

    採取します。

  • OFF

    採取しません。

requesttrace-filepath=リクエストトレース出力先パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<J2EEサーバのログ出力先ディレクトリ>\csc>>

リクエストトレースの出力先パスを絶対パスで指定します。requesttraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,省略値が使用されます。省略値はサービスプラットフォームの設定値に依存します。

requesttrace-filenum=リクエストトレース面数 〜<数字>((1−16))<<4>>

リクエストトレースの最大面数を指定します。requesttraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

requesttrace-filesize=リクエストトレースファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

リクエストトレースファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。requesttraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

telegramtrace={ON|OFF} 〜<<OFF>>

ユーザ電文トレースを採取するかどうかを指定します。デバッグ情報を出力する場合はONを指定してください。

  • ON

    採取します。

  • OFF

    採取しません。

telegramtrace-filepath=ユーザ電文トレース出力先パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<J2EEサーバのログ出力先ディレクトリ>\csc>>

ユーザ電文トレースの出力先パスを絶対パスで指定します。telegramtraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,省略値が使用されます。省略値はサービスプラットフォームの設定値に依存します。

telegramtrace-filenum=ユーザ電文トレース面数 〜<数字>((1−16))<<4>>

ユーザ電文トレースの最大面数を指定します。telegramtraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

telegramtrace-filesize=ユーザ電文トレースファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

ユーザ電文トレースファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。telegramtraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

telegramtrace-trigger={NORMAL|SYSERR|FAULT|DTERR} 〜<<NORMAL>>

ユーザ電文トレースの出力契機を指定します。telegramtraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

  • NORMAL

    正常処理時に出力。NORMALを指定する場合は,HCSCサーバの処理性能への影響を考慮して,テスト環境やデバッグ環境で指定してください。

  • SYSERR

    システム例外検出時に出力

  • FAULT

    フォルト検出時に出力

  • DTERR

    バイナリデータの変換処理でエラーが発生した場合にデバッグ情報を出力

NORMAL,SYSERR,FAULTの出力契機と,出力される電文との組み合わせは次のとおりです。

出力契機

タイミング

電文の種類

要求電文

応答電文

フォルト電文

NORMAL

正常処理時

×

システム例外検出時

×

×

×

フォルト検出時(catchなし)

×

×

×

フォルト検出時(catchあり)

×

×

×

SYSERR

正常処理時

×

×

×

システム例外検出時

×

×

フォルト検出時(catchなし)

×

×

フォルト検出時(catchあり)

×

×

×

FAULT

正常処理時

×

×

×

システム例外検出時

×

×

×

フォルト検出時(catchなし)

×

フォルト検出時(catchあり)

×

(凡例)

○:出力されます。

×:出力されません。

DTERRの出力契機と,出力される情報との組み合わせは次のとおりです。

出力契機

タイミング

出力される情報

DTERR

バイナリデータの読込処理(バイナリ→DOMの変換)時

エラー発生時までに処理できた電文(バイナリ,DOM)の情報

バイナリデータの生成処理(DOM→バイナリの変換)時

エラー発生時までに処理できた電文(DOM)の情報

設定値はコンマ区切りで複数指定できます。複数の契機を指定した場合も,同じ情報は繰り返し出力されません。例えば,正常処理時に要求電文が出力済みであった場合,システム例外時またはフォルト検出時には出力されません。

telegramtrace-component-type-filepath=ユーザ電文トレースのコンポーネント種別設定ファイルのパス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白>

ユーザ電文トレースに特定のコンポーネント種別の情報だけを出力したい場合,コンポーネント種別が記述されたコンポーネント種別設定ファイルを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないファイルを指定した場合は,エラーになります。

telegramtraceプロパティでON,telegramtrace-triggerプロパティでNORMALを設定した場合だけ有効になります。

コンポーネント種別設定ファイルの定義方法については,「6.5.9 コンポーネント種別設定ファイル」を参照してください。

なお,正常処理時のユーザ電文トレースの出力対象とするHCSCコンポーネントは,次の2とおりの方法で指定できます。同じHCSCコンポーネントに対して,コンポーネントID設定ファイルとコンポーネント種別設定ファイルの両方で設定した場合,コンポーネントID設定ファイルの設定が適用されます。

  • コンポーネント種別で指定(telegramtrace-component-type-filepathプロパティ)

  • HCSCコンポーネントのIDで指定(telegramtrace-component-id-filepathプロパティ)

HCSCコンポーネントを指定したユーザ電文トレースの出力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.4.4 ユーザ電文トレース」を参照してください。

telegramtrace-component-id-filepath=ユーザ電文トレースのコンポーネントID設定ファイルのパス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白>

ユーザ電文トレースに特定のHCSCコンポーネントの情報だけを出力したい場合,HCSCコンポーネントのIDと出力要否を記述したコンポーネントID設定ファイルを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないファイルを指定した場合は,エラーになります。

telegramtraceプロパティでON,telegramtrace-triggerプロパティでNORMALを設定した場合だけ有効になります。

コンポーネントID設定ファイルの定義方法については,「6.5.8 コンポーネントID設定ファイル」を参照してください。

なお,正常処理時のユーザ電文トレースの出力対象とするHCSCコンポーネントは,次の2とおりの方法で指定できます。同じHCSCコンポーネントに対して,コンポーネントID設定ファイルとコンポーネント種別設定ファイルの両方で設定した場合,コンポーネントID設定ファイルの設定が適用されます。

  • コンポーネント種別で指定(telegramtrace-component-type-filepathプロパティ)

  • HCSCコンポーネントのIDで指定(telegramtrace-component-id-filepathプロパティ)

HCSCコンポーネントを指定したユーザ電文トレースの出力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.4.4 ユーザ電文トレース」を参照してください。

telegramtrace-format={FIXED|READABLE} 〜<<FIXED>>

ユーザ電文トレースの出力形式を指定します。telegramtraceプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

  • FIXED

    16進数形式データとASCII形式データを同じ行に出力します。

    文字は次の基準で出力します。

    • 0x20〜0x7Eの範囲にある文字は,ASCII文字として出力します。

    • 0x00〜0x1F,0x7F〜0xFFの範囲にある文字は,ピリオド(.)に変換して出力します。

  • READABLE

    16進数形式データとUTF-8形式データはそれぞれ別の行に出力します。

    文字は次の基準で出力します。

    • 0x20〜0x7Eの範囲にある文字は,ASCII文字として出力します。

    • 次の範囲にある文字は,ピリオド(.)に変換して出力します。

      0x00〜0x08

      0x0B〜0x0C

      0x0E〜0x1F

      0x7F

    • 0x09の場合は,水平タブを出力します。

    • 改行コード(0x0aまたは0x0d)は,改行の位置やデータの種類に関係なく,出力されません。

    • 0xFE〜0xFFの範囲にある文字は,クエスチョンマーク(?)を出力します。

    • 存在するマルチバイト文字が記述されている場合は,マルチバイト文字として出力します。

      マルチバイト文字の区分と文字コードの範囲を次の表に示します。この範囲内で,存在するマルチバイト文字が記述されている場合に出力されます。出力するデータの並びが文字セットにとって不当な場合や,出力するデータの並びが正当でも有効な文字に対応付けできない場合は,クエスチョンマーク(?)を出力します。

      表6‒3 UTF-8のマルチバイト文字の文字コードの範囲

      区分

      文字コードの範囲(16進数)

      2バイト文字の開始バイト

      0xC0〜0xDF

      3バイト文字の開始バイト

      0xE0〜0xEF

      4バイト文字の開始バイト

      0xF0〜0xF7

      5バイト文字の開始バイト

      0xF8〜0xFB

      6バイト文字の開始バイト

      0xFC〜0xFD

      マルチバイト文字の2バイト目以降

      0x80〜0xBF

      なお,対応しない文字コードで記述された電文やバイナリデータも,範囲内に該当するデータがあれば,UTF-8のマルチバイト文字で出力されます。

bpacttrace={ON|OFF} 〜<<OFF>>

ビジネスプロセスのアクティビティトレースを採取するかどうかを指定します。アクティビティトレースについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.4.5 アクティビティトレース」を参照してください。

  • ON

    採取します。

  • OFF

    採取しません。

bpacttrace-filenum=ビジネスプロセスのアクティビティトレース面数 〜<数字>((1−16))<<4>>

ビジネスプロセスのアクティビティトレースの最大面数を指定します。bpacttraceプロパティでONを設定した場合だけ有効になります。

bpacttrace-filesize=ビジネスプロセスのアクティビティトレースファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

ビジネスプロセスのアクティビティトレースファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。bpacttraceにONを設定した場合だけ有効になります。

bpacttrace-extend-item={NONE|PROCESSINSTANCEID} 〜<<NONE>>

ビジネスプロセスのアクティビティトレースに対し,出力項目を追加するか指定します。bpacttraceにONを設定した場合だけ有効になります。

  • NONE

    アクティビティトレースへ追加で出力する項目はなし。

  • PROCESSINSTANCEID

    アクティビティトレースにプロセスインスタンスの識別子を出力する。

    応答アクティビティのあとにアクティビティを実行した場合,応答アクティビティの前後でスレッドIDが異なりますが,プロセスインスタンスの識別子を出力することでリクエストを特定できます。

bptrace-level={0|10|20|30} 〜<<10>>

ビジネスプロセス基盤のメソッドトレースの出力レベルを指定します。出力レベルと出力内容を次の表に示します。

出力レベル

出力内容

0

エラー情報

10

エラー情報,他プログラムとの入出力/データ

主要な関数の入出力/データ

ビジネスプロセスのデバッグ実行機能が実行する通信の開始/終了,デバッグ処理の開始/終了

20

エラー情報,他プログラムとの入出力/データ

関数の入出力/データ

30

エラー情報,他プログラムとの入出力情報

関数の入出力/データ

主要な個所のポイント情報

注※

メッセージング基盤,データ変換基盤も含みます。

bptrace-filenum=BPトレースの面数 〜<数字>((1−16))<<16>>

ビジネスプロセス基盤のメソッドトレースの面数を指定します。

bptrace-filesize=BPトレースのサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

ビジネスプロセス基盤のメソッドトレースのサイズをバイト単位で指定します。

bpexptrace-filenum=ビジネスプロセス基盤の例外ログ面数 〜<数字>((1−16))<<16>>

ビジネスプロセス基盤の例外ログの最大面数を指定します。

bpexptrace-filesize=ビジネスプロセス基盤の例外ログファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

ビジネスプロセス基盤の例外ログファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。

cscexptrace-filenum=メッセージング基盤の例外ログ面数 〜<数字>((1−16))<<16>>

メッセージング基盤の例外ログの最大面数を指定します。

cscexptrace-filesize=メッセージング基盤の例外ログファイルサイズ 〜<数字>((4096−2147483647))<<2097152>>

メッセージング基盤の例外ログファイルの1面当たりの最大サイズをバイト単位で指定します。

kafka-protocoltrace-enabled={ON|OFF} 〜<<OFF>>

Kafkaプロトコルトレースを採取するかどうかを指定します。

  • ON

    プロトコルトレースを採取します。

  • OFF

    プロトコルトレースを採取しません。

Kafkaプロトコルトレースを採取する場合はONを指定してください。Kafkaプロトコルトレースは,KafkaインバウンドアダプタとKafkaアダプタで共通して使用されます。

Kafkaプロトコルトレースについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.7.20(6) Kafkaプロトコルトレース(Kafkaアダプタ・Kafkaインバウンドアダプタ共通)」を参照してください。

kafka-protocoltrace-level={ERROR|WARN|INFO|DEBUG|TRACE} 〜<<ERROR>>

Kafkaプロトコルトレースの出力レベルを指定します。

出力情報と出力レベルを次の表に示します。

情報種別

出力レベル

ERROR

WARN

INFO

DEBUG

TRACE

エラーレベルのログ

警告レベルのログ

×

情報レベルのログ

×

×

デバッグレベルのログ

×

×

×

詳細なログ

×

×

×

×

(凡例)

○:出力されます。

×:出力されません。

kafka-protocoltrace-filenum=Kafkaプロトコルトレース面数 〜<数字>((1−16))<<4>>

Kafkaプロトコルトレースの出力ファイル面数を指定します。kafka-protocoltrace-enabledにONを設定した場合だけ有効になります。

kafka-protocoltrace-filesize=Kafkaプロトコルトレースファイルサイズ 〜<数字>((1−2048))<<10>>

Kafkaプロトコルトレースの出力ファイルサイズをメガバイト単位で指定します。kafka-protocoltrace-enabledにONを設定した場合だけ有効になります。

(b) 標準受付関連

request-ejb.instance.minimum=標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最小数 〜<数字>((0,または1−request-ejb.instance.maximumプロパティでの設定値))<<request-ejb.instance.maximumプロパティでの設定値>>

プール内の標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最小数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-ejbプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-ejb.instance.maximum=標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最大数 〜<数字>((1−1024))<<10>>

プール内の標準の同期受付(SessionBean)のインスタンス最大数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-ejbプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

CTMを使用している場合でCTMの同時実行数を動的に変更するときは,127以上を指定してください。

request-ejb.ctm={true|false} 〜<<false>>

CTM連携をするかどうかを指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-ejbプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

  • true

    CTM連携をします。

  • false

    CTM連携をしません。

request-ejb.parallel.count=CTMがアプリケーションを呼び出すために用意するスレッド数 〜<数字>((1−127))<<1>>

CTMがアプリケーションを呼び出すために用意するスレッド数を指定します。request-ejb.ctmプロパティでtrueを指定している場合だけ有効になります。なお,request-ejb.instance.maximumプロパティで指定した値以下の値を指定してください。

request-ejb.optional.name=標準の同期受付(SessionBean)の別名 〜<英数字,アンダーバー(_),ピリオド(.),およびスラッシュ(/)>((1≦文字列長≦255))

標準の同期受付(SessionBean)の別名を指定します。標準受付を利用する場合はすべてのHCSCサーバで同じ別名を設定してください。

このプロパティは,JavaVMのシステムプロパティでejbserver.cui.optionalname.enabledがtrueに設定されている場合だけ有効になります。ejbserver.cui.optionalname.enabledについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「5.2.3 usrconf.properties(サーバ管理コマンド用システムプロパティファイル)」を参照してください。

なお,次の名前を指定した場合,リクエスト受付の起動に失敗します。

  • 次の値と重複した名前(起動状態のもの)

    • サービスアダプタのサービスID

    • ビジネスプロセスのサービスID

    • ユーザ定義受付の受付ID

    • そのほか,J2EEアプリケーションのoptional-nameの指定値など

  • "HITACHI_EJB"で始まる名前

  • 名前の先頭または末尾に,スラッシュ(/)またはピリオド(.)を指定した名前

  • スラッシュ(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前

  • スラッシュ(/)が連続している名前

  • スラッシュ(/)およびピリオド(.)が連続している名前

また,文字列の前後に空白または改行がある場合は,取り除かれて設定されます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーになります。

request-soap.instance.minimum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最小同時実行数 〜<数字>((0,または1−request-soap.instance.maximumプロパティでの設定値))<<request-soap.instance.maximumプロパティでの設定値>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最小同時実行数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-soapプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-soap.instance.maximum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最大同時実行数 〜<数字>((1−1024))<<10>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の最大同時実行数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-soapプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-soap.exclusive.threads=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の占有スレッド数 〜<数字>((0−1024))<<0>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の占有スレッド数を指定します。最大同時実行数(request-soap.instance.maximum)を超えない範囲で値を指定してください。0を指定した場合,スレッドは占有されません。

なお,この指定値はWARの属性thread-control-exclusive-threadsに設定されます。このため,Webコンテナ全体の最大同時実行スレッド数や最大接続数などの値を考慮して指定する必要があります。

request-soap.queue-size=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の実行待ちキューのサイズ 〜<数字>((0−2147483647))<<8192>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.1)の実行待ちキューのサイズを指定します。

request-soap1_2.instance.minimum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最小同時実行数 〜<数字>((0,または1−request-soap1_2.instance.maximumプロパティでの設定値))<<request-soap1_2.instance.maximumプロパティでの設定値>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最小同時実行数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-soapプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-soap1_2.instance.maximum=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最大同時実行数 〜<数字>((1−1024))<<10>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の最大同時実行数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-soapプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-soap1_2.exclusive.threads=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の占有スレッド数 〜<数字>((0−1024))<<0>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の占有スレッド数を指定します。最大同時実行数(request-soap1_2.instance.maximum)を超えない範囲で値を指定してください。0を指定した場合,スレッドは占有されません。

なお,この指定値はWARの属性thread-control-exclusive-threadsに設定されます。このため,Webコンテナ全体の最大同時実行スレッド数や最大接続数などの値を考慮して指定する必要があります。

request-soap1_2.queue-size=標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の実行待ちキューのサイズ 〜<数字>((0−2147483647))<<8192>>

プール内の標準の同期受付(Webサービス・SOAP1.2)の実行待ちキューのサイズを指定します。

request-jms.instance.maximum=標準の非同期受付(MDB(WS-R))のインスタンス最大数 〜<数字>((1−1024))<<10>>

プール内の標準の非同期受付(MDB(WS-R))のインスタンス最大数を指定します。HCSCサーバセットアップ定義ファイルのrequest-jmsプロパティでONを指定している場合だけ有効になります。

request-jms.rollback-count=標準の非同期受付(MDB(WS-R))ロールバック警告メッセージ出力回数 〜<数字>((1−2147483647))<<0>>

MDB(WS-R)受付で,キューから同一メッセージの抜き出しとロールバックが指定した回数以上実行された場合に,警告メッセージ(KDEC00049-W)を出力します。0を指定した場合は,警告メッセージを出力しません。

receptionstop-monitor-timer=受付キュー監視タイムアウト時間 〜<数字>((0−600))<<0>>

非同期標準受付(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))のメッセージ処理のタイムアウト時間を秒単位で指定します。

キューの最大メッセージ数とメッセージ1件当たりの処理時間から,キューの中に仕掛かり中のメッセージが残る最大時間を算出して,それより大きな秒数を指定してください。0以外を指定する場合は,csc-receptionstop-timeoutプロパティにも値を指定する必要があります。

なお,次のどちらかに該当する場合は,デフォルト値(タイムアウトしない)のままでかまいません。

  • 非同期標準受付(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))を利用しない場合

  • 計画停止を実行しない場合

0を指定した場合はタイムアウトしません。なお,Reliable Messagingにデッドメッセージキューを設定しない場合,ロールバックによって無限ループになるおそれがあるため,0は指定しないでください。

csc-receptionstop-timeout=受付終了待ち通信タイムアウト時間 〜<数字>((0−86400))<<csc-command-timeoutプロパティの設定値>>

非同期標準受付(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))の通信処理のタイムアウト時間を秒単位で指定します。receptionstop-monitor-timerプロパティの設定値より長いタイムアウト時間を指定してください。

なお,次のどちらかに該当する場合は,デフォルト値(csc-command-timeoutプロパティの設定値)のままでかまいません。

  • 非同期標準受付(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))を利用しない場合

  • 計画停止を実行しない場合

0を指定した場合はタイムアウトしません。

(c) サービスアダプタ関連

soapfault-targetnamespace-filepath=SOAP Fault動作定義ファイルの絶対パス〜<文字列>

SOAP Fault動作定義ファイルを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。このプロパティは,SOAPアダプタでWebサービスからのSOAP Faultをすべてフォルトとして扱う場合に指定します。

SOAP Fault動作定義ファイルの詳細については,「6.6.1 SOAP Fault動作定義ファイル」を参照してください。

soapfault-handling-mode={DETAIL|FAULTCODE} 〜<<FAULTCODE>>

SOAPアダプタでWebサービスからのSOAP Faultをフォルトとして扱うかどうか判別する処理の動作モードを指定します。このプロパティには「DETAIL」を指定することを推奨します。09-70以前との互換性を重視する場合は,「FAULTCODE」を指定してください。

  • DETAIL

    SOAP1.1のSOAP Faultのdetail要素の直下の子要素,またはSOAP1.2のSOAP FaultのDetail要素の直下の子要素によって,フォルトとして扱うかどうか判別します。

  • FAULTCODE

    SOAP1.1のSOAP Faultのfaultcode要素の値によって,フォルトとして扱うかどうか判別します。SOAP1.2のSOAP Faultはフォルトとして扱いません。

oa-adapter-character-code={SJIS|MS932} 〜<<SJIS>>

Object Accessアダプタがサービス部品と送受信する電文の文字コードを指定するプロパティです。

すべてのObject Accessアダプタで,指定した文字コードが使用されます。

(d) データ変換関連

formatdef-maxcache-num=フォーマット定義をキャッシュできる数 〜<数字>((1−2147483647))<<2147483647>>

フォーマット定義をキャッシュできる数の上限を指定します。この上限は,XMLフォーマット定義とバイナリフォーマット定義とで別々に適用されます。

なお,HCSCサーバが使用するフォーマット定義は,次に示す数の総和です。any型は対象外となります。

  • それぞれのビジネスプロセスで定義している全メッセージ型変数の数

  • それぞれのユーザ定義受付で定義している全要求電文フォーマットの数

  • それぞれのユーザ定義受付で定義している全応答電文フォーマットの数

  • それぞれのサービスアダプタで定義している全要求電文フォーマットの数

  • それぞれのサービスアダプタで定義している全応答電文フォーマットの数

もし,この総和を超えた値をプロパティに指定しても,不必要なメモリが使用されることはありません。リポジトリ中の全フォーマット定義をキャッシュさせたい場合は,大きい値を設定してください。

transformdef-maxcache-num=サーバ単位にデータ変換定義をキャッシュできる数 〜<数字>((1−2147483647))<<2147483647>>

データ変換定義をキャッシュできる数を指定します。データ変換定義が再利用されるためには,定義したデータ変換の数以上の数を指定します。

もし,定義したデータ変換の数以上の数をプロパティに指定しても,不必要なメモリが使用されることはありません。リポジトリ中の全データ変換定義をキャッシュさせたい場合は,大きい値を設定してください。

xmltelegram-maxcache-num=XML電文をキャッシュできる数 〜<数字>((0−2147483647))<<0>>

XML電文オブジェクトをキャッシュできる数を指定します。キャッシュされたXML電文オブジェクトが再利用されることによって,同じ形式のXML電文の処理時間を短縮できます。XML電文が再利用されるためには,次に示す値以上の数を指定します。

(サービスアダプタ・ビジネスプロセスのデータ変換設定数)+(ビジネスプロセスのパス操作設定数)

0を指定した場合は,キャッシュされません。

なお,要素数の少ないXML電文の場合,処理時間が遅くなることがあります。

telegram-validation={ON|OFF} 〜<<OFF>>

指定した電文フォーマットに対して,送受信する電文が適切かどうかを検証します(データ検証機能)。

  • ON

    検証します。

  • OFF

    検証しません。

データ検証機能については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「6.2 データ検証機能」を参照してください。

xmltelegram-namespace-complement={ON|OFF} 〜<<OFF>>

HCSCサーバ内を流れるXML電文に対して,XML電文内に存在する属性値に指定した名前空間接頭辞に対応する名前空間宣言を補完するかどうかを指定します。

  • ON

    名前空間接頭辞に対応する名前空間宣言を補完します。

  • OFF

    名前空間接頭辞に対応する名前空間宣言を補完しません。

HCSCサーバ内を流れるユーザ電文で,XMLスキーマの属性値の型にQName型を使用する場合は,ONを指定してください。ただし,ONを指定すると,OFFを指定した場合よりも電文サイズが大きくなるため注意してください。

詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「4.5 XML電文内の属性値に指定した名前空間接頭辞の補完」を参照してください。

telegram-undefined-character-code={ERROR|REPLACE} 〜<<ERROR>>

バイナリデータの文字コード変換処理で,未定義の文字コードが検出された場合の動作を指定します。

  • ERROR

    検出時にエラーとなり処理を終了します。

  • REPLACE

    未定義部分の文字コードを空白,または任意の文字コードに置換して処理を継続します。

    空白はすべて全角に置換することも,シフト・エスケープ状態にあわせて全角・半角に置換することもできます。設定方法については,「1.3.1 フォーマットダイアログ」を参照してください。

telegram-notfound-soapheader={ERROR|IGNORE} 〜<<IGNORE>>

受付定義ファイル,サービスアダプタ定義ファイル,またはビジネスプロセス定義ファイルに対して,送受信する電文に指定されたヘッダが存在しない場合に処理を継続するかどうかを指定します。

  • ERROR

    定義ファイルに指定されたヘッダが存在しない場合,エラーメッセージを出力して処理を中断します。

  • IGNORE

    定義ファイルに指定されたヘッダが存在しない場合,無視して処理を続行します。

validation-activity={ON|OFF} 〜<<ON>>

検証アクティビティでメッセージ型変数(XML)を検証するかどうかを定義します。HCSCサーバ内すべてのビジネスプロセスの検証アクティビティが対象となります。

  • ON

    検証アクティビティに指定したメッセージ型変数(XML)を検証します。

  • OFF

    検証アクティビティに指定したメッセージ型変数(XML)を検証しません。

transform-binary-error-check={ON|OFF} 〜<<ON>>

バイナリデータ変換時のエラーチェックの実施有無を定義します。データ変換アクティビティの延長で,生成したバイナリデータがバイナリフォーマット定義に沿っているかをチェックできます。

  • ON

    バイナリフォーマット定義に沿っているかのエラーチェックをします。データ変換でバイナリデータに変換する場合はONを設定してください。

  • OFF

    バイナリフォーマット定義に沿っているかのエラーチェックをしません。

code-table-root-path=コード変換テーブル格納パスのルートパスの絶対パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\\CSC\\userlib\\codetables>>

コード変換テーブル格納パスのルートパスを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,HCSCサーバの起動に失敗します。

(e) ビジネスプロセス関連

syserr-to-fault-convert={ON|OFF} 〜<<OFF>>

システム例外が発生した場合に汎用フォルトを発生させるかどうかを定義します。

次に示すアクティビティが対象です。syserr-to-fault-convert-all-activityプロパティとは対象となるアクティビティが異なりますが,出力する汎用フォルト電文の内容は同じです。

  • データ変換アクティビティ

  • 代入アクティビティ

  • 分岐アクティビティ

汎用フォルト電文の出力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.12.1 汎用フォルト電文を定義するスキーマファイル」を参照してください。

このプロパティは,syserr-to-fault-convert-all-activityプロパティと同時に指定してもエラーにはなりません。syserr-to-fault-convert-all-activityプロパティと指定が異なる場合は,ONを指定したプロパティが適用され汎用フォルトが発生します。

プロパティには次のどちらかを指定します。

  • ON

    システム例外をキャッチして汎用フォルトを発生させます。

  • OFF

    システム例外発生時に汎用フォルトを発生させません。

syserr-to-fault-convert-all-activity={ON|OFF} 〜<<OFF>>

システム例外が発生した場合に汎用フォルトを発生させるかどうかを定義します。汎用フォルトが発生するすべてのアクティビティおよびコネクションが対象です。

対象となるアクティビティおよびコネクションを次に示します。syserr-to-fault-convertプロパティとは対象となるアクティビティが異なりますが,出力する汎用フォルト電文の内容は同じです。

  • Java呼出アクティビティ

  • データ変換アクティビティ

  • 代入アクティビティ

  • フォルト送出アクティビティ

  • 検証アクティビティ

  • 繰り返しアクティビティ

  • 分岐アクティビティ

  • リンクコネクション

注※

syserr-to-fault-convertプロパティと指定が異なる場合は,ONを指定したプロパティが適用され汎用フォルトが発生します。

汎用フォルト電文の出力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.12.1 汎用フォルト電文を定義するスキーマファイル」を参照してください。

このプロパティは,syserr-to-fault-convertプロパティと同時に指定してもエラーにはなりません。

プロパティには次のどちらかを指定します。

  • ON

    システム例外をキャッチして汎用フォルトを発生させます。

  • OFF

    システム例外発生時に汎用フォルトを発生させません。

validate-fault-compatible={ON|OFF} 〜<<ON>>

検証フォルトで送られるフォルト電文のフォーマットを09-00以前まで使用していたフォーマットとするかどうかを定義します。

  • ON

    フォルト電文を09-00形式以前のフォーマットで送信します。

  • OFF

    プロセスインスタンス識別子やアクティビティ名を持つ,新しいフォーマットでフォルト電文を送信します。

bp-reply-after-min-thread-pool-size=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの最小数 〜<数字>((1−2147483647))<<16>>

応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの,スレッドプール内で使用していないスレッドを保存する最小数を定義します。

定義内容はHCSCサーバ単位で有効となるため,HCSCサーバ内で応答後にアクティビティを定義したビジネスプロセスの同時実行数を考慮した値を設定してください。

bp-reply-after-max-thread-pool-sizeより大きい値を設定した場合は,cscsvconfigコマンド実行時にエラーとなります。

bp-reply-after-max-thread-pool-size=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの最大数 〜<数字>((1−2147483647))<<32>>

応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの,スレッドプール内に生成できる最大数を定義します。

定義内容はHCSCサーバ単位で有効となるため,HCSCサーバ内で応答後にアクティビティを定義したビジネスプロセスの同時実行数を考慮した値を設定してください。

bp-reply-after-thread-pool-keep-alive=応答アクティビティ後のアクティビティを実行するために使用するスレッドの保持時間 〜<数字>((1−2147483647))<<60>>

応答アクティビティ後のアクティビティの実行で使用していないスレッド数が,bp-reply-after-min-thread-pool-sizeで指定した数を超えている場合,スレッドの終了までに保存しておく時間(単位:秒)を定義します。

定義内容はHCSCサーバ単位で有効となるため,HCSCサーバ内で応答後にアクティビティを定義したビジネスプロセスの同時実行数を考慮した値を設定してください。

service-emulate.enable={true|false} 〜<<false>>

サービスのエミュレーション機能を有効にするかどうかを指定します。

  • true

    サービスのエミュレーション機能を有効にします。

  • false

    サービスのエミュレーション機能を有効にしません。

service-emulate-def-filepath=エミュレート設定情報定義ファイルの絶対パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白>

実行環境でサービスのエミュレーション機能を実行(service-emulate.enable=trueを指定)する場合に,エミュレート設定情報定義ファイルのパスを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用してください。

service-emulate.enable=trueが指定されている場合にこのプロパティの指定を省略すると,cscsvconfigコマンド実行時にエラーになります。

エミュレート設定情報定義ファイルの定義方法については,「6.5.7 エミュレート設定情報定義ファイル」を参照してください。

(f) J2EE関連

j2ee-stopapp-timeout=J2EEアプリケーション停止監視時間 〜<数字>((0−2147483647))<<60>>

リクエスト受付停止,ビジネスプロセスまたはサービスアダプタの停止コマンドで発行するJ2EEアプリケーションが停止した際の監視時間を秒単位で指定します。リクエスト処理中の場合,指定された時間だけ待機します。

タイムアウト発生後,リクエスト受付,ビジネスプロセス,サービスアダプタを強制停止します。

startcsc-timeout=J2EEサーバ起動監視時間 〜<数字>((1−2147483647))<<180>>

HCSCサーバ起動コマンドで,J2EEサーバ起動を監視する監視値を秒単位で指定します。HCSCサーバ起動コマンドでタイムアウトが発生しても,J2EEサーバの起動処理は継続されます。

なお,09-50以降でこのプロパティを設定しても無効になるため,設定は不要です。

stopcsc-timeout=J2EEサーバ停止監視時間 〜<数字>((1−2147483647))<<180>>

HCSCサーバ停止コマンドで,J2EEサーバ停止を監視する監視時間を秒単位で指定します。HCSCサーバ停止コマンドでタイムアウトが発生しても,J2EEサーバの停止処理は継続されます。

なお,09-50以降でこのプロパティを設定しても無効になるため,設定は不要です。

(g) コマンドの通信のタイムアウト時間の監視

csc-command-timeout=コマンドタイムアウト時間 〜<数字>((0−86400))<<300>>

次に示す機能で,J2EEサーバのスローダウンや,J2EEサーバとデータベースの間で通信障害が発生した場合に,クライアント側に通知するためのタイムアウト時間を秒単位で指定します。

  • cscで始まるコマンド

  • 運用管理GUI(Eclipse)

  • 開発画面GUI(Eclipse)

0を指定した場合は,タイムアウトしません。

csc-precache-timeout=事前キャッシュ処理のためのビジネスプロセスへのEJB通信のタイムアウト時間 〜<数字>((0−86400))<<0>>

各ビジネスプロセスでの事前キャッシュ処理のタイムアウト時間を秒単位で指定します。

0を指定した場合は,タイムアウトしません。

(h) Cookie情報の引き継ぎ

cookie-parsing={ON|OFF} 〜<<OFF>>

Cookie情報を引き継ぐかどうかを指定します。

  • ON

    Cookie情報を暗黙的に引き継ぎます。

  • OFF

    Cookie情報を暗黙的に引き継ぎません。

(i) フォルダ関連

work-folder=作業フォルダルートの絶対パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\\CSC\\spool\\ftp\\work>>

作業フォルダルートを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,HCSCサーバの起動に失敗します。

指定した作業フォルダの配下には,製品として153バイトのパスが必要です。任意の作業フォルダルートを指定する場合は,OSの最大パス長を超えないようにしてください。

common-folder-<共通フォルダ定義名>=共通フォルダの絶対パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白>((1≦文字列長≦64))<<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\\CSC\\spool\\ftp\\com>>

共通フォルダの絶対パスを指定します。異なる共通フォルダ定義名を指定すると,同じディレクトリを指定できます。

<共通フォルダ定義名>

共通フォルダ定義名に指定できる値は,半角英数字とアンダーバー(_)です。

指定を省略した場合の共通フォルダ定義名は「default」になります。

共通フォルダの絶対パス

ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。存在しないディレクトリを指定した場合は,HCSCサーバの起動に失敗します。

なお,共通フォルダの使用時は,共通フォルダの配下に次に示す長さのパスが作成されます。これを考慮して,パス全体の長さがOSの最大パス長を超えないよう共通フォルダを指定してください。

ユーザ指定ファイル名の長さ+106バイト

なお,HTTPアダプタとメールアダプタの場合は,機能に応じて使用するパスの長さが異なります。機能ごとに必要なパス長を次に示します。

サービスアダプタの種類

使用する機能

パス全体の長さ※1

HTTPアダプタ

HTTPリクエストでファイルを送信する場合

以下を合計したバイト数

  • 共通フォルダルートのパスのバイト数

  • 共通フォルダの配下のパスのバイト数(106バイト※2

  • 使用するファイル名のバイト数

HTTPレスポンスでファイルをダウンロードする場合

以下を合計したバイト数

  • 共通フォルダルートのパスのバイト数

  • 共通フォルダの配下のパスのバイト数(156バイト※2

メールアダプタ

メール本文として使用するファイルを送信する場合

以下を合計したバイト数

  • 共通フォルダルートのパス

  • 共通フォルダの配下のパスのバイト数(106バイト※2

  • 使用するファイル名のバイト数

メールの添付ファイルを送信する場合

注※1

サブフォルダを使用する場合は,サブフォルダの相対パス長も加算されます。

注※2

サブフォルダを使用する場合は,さらにパス長が1バイト加算されます。

(j) DBアダプタ関連

dba-separate-transaction={true|false} 〜<<false>>

DBアダプタのトランザクションをビジネスプロセスとは別に開始するかどうかを指定します。

ビジネスプロセスとは別にDBアダプタのトランザクションを開始する場合,「true」を指定するか,SQLオペレーション定義ファイルのdba_separate_transaction属性に「Y」を指定したうえで,DBアダプタのアプリケーション統合属性ファイルのtrans-attribute要素指定値をRequiredからRequiresNewに変更してください。

  • true

    ビジネスプロセスとは別にDBアダプタのトランザクションを開始します。

  • false

    ビジネスプロセスと同一のトランザクションをDBアダプタでも使用します。

(k) コンポーネント共通UOC関連

common-uoc-prop-path=コンポーネント共通UOC用プロパティファイル格納フォルダ 〜<文字列(2バイト文字含む)>

コンポーネント共通UOC用プロパティファイルの格納フォルダを絶対パスで指定します。フォルダ区切りは「/」または「\\」を使用してください。なお,プロパティ名だけ指定して格納フォルダを指定しないと,HCSCサーバランタイム定義ファイルの読み込み時に例外が発生します。

コンポーネント共通UOC用プロパティファイルを指定すると,コンポーネント共通UOC機能が使用され,UOCクラスの呼び出しの前後で性能解析トレースが出力されます。

コンポーネント共通UOC用プロパティファイルの指定方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「付録G コンポーネント共通UOC」を参照してください。また,コンポーネント共通UOC機能で出力される性能解析トレースについては,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.4.3 性能解析トレース」を参照してください。

(l) HCSCサーバ関連

short-processid-servername=プロセスインスタンスの識別子で使用するHCSCサーバ名の識別子 〜<半角英数字,アンダーバー(_)>((1−8文字))<<HCSCサーバ名>>

プロセスインスタンスの識別子で使用するHCSCサーバ名の識別子を指定します。クラスタ内で一意となる識別子を設定してください。一意でない値を設定した場合は動作を保障しません。

このプロパティは,short-processidプロパティでONを指定した場合だけ有効です。

short-processid={ON|OFF} 〜<<OFF>>

プロセスインスタンスの識別子を短縮するかどうかを設定します。ローカルマシンにIPv6アドレスを使用し,かつJ2EEサーバ名が111バイト以上である場合は,プロセスインスタンスの生成でエラーが発生する可能性があります。その場合はONを指定してください。

  • ON

    プロセスインスタンスの識別子を短縮します。

  • OFF

    プロセスインスタンスの識別子を短縮しません。

(m) インスタンスのプール

xml-pooled-instance-minimum=XML処理に使用するクラスのインスタンスプールの最小数 〜<数字>((0−2147483647))<<0>>

要求電文・応答電文の処理に使用するクラスのインスタンスをキャッシュする最小数を指定します。xml-pooled-instance-maximumプロパティの設定値以下の値を設定してください。xml-pooled-instance-maximumプロパティより大きい値を設定すると,cscsvconfigコマンドの実行時にエラーが発生します。

HCSCサーバの起動時には,このプロパティに指定された数のインスタンスを生成してプールに設定します。0を指定すると,HCSCサーバの起動時にインスタンスはキャッシュされません。

usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)のcsc.dt.pool.DocumentBuilder.initialSizeプロパティが設定されている場合は,それと同じ値を設定してください。

xml-pooled-instance-maximum=XML処理に使用するクラスのインスタンスプールの最大数 〜<数字>((0−2147483647))<<64>>

要求電文・応答電文の処理に使用するクラスのインスタンスをキャッシュする最大数を指定します。

usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)のcsc.dt.pool.DocumentBuilder.maxSizeプロパティが設定されている場合は,それと同じ値を設定してください。csc.dt.pool.DocumentBuilder.maxSizeプロパティを設定していない場合は,HCSCサーバ内のすべてのリクエスト受付の,最大実行数の総和以上の値を指定してください。

0を指定した場合はキャッシュされません。

設定した最大数を超えるリクエストが来た場合,リクエストの処理待ちが発生する場合があります。

(n) カスタム受付関連

request-id-separate-key={slash|atsign|period} 〜<<slash>>

FTP受付およびHTTP受付で生成するリクエストIDの分割キーを指定します。

  • slash

    リクエストIDの分割キーとして半角スラッシュ(/)が使用されます。

  • atsign

    リクエストIDの分割キーとして半角アットマーク(@)が使用されます。

  • period

    リクエストIDの分割キーとして半角ピリオド(.)が使用されます。

    注意事項

    リクエストIDの分割キーを変更する際は,エラーまたは実行中状態のプロセスインスタンスが存在しない状態で変更してください。

    この訂正内容は,Service Coordinator 09-51-01以降で該当します。

fileevent-reception.monitored-file.enabled={true|false} 〜<<false>>

ファイル監視の可否を指定します。

  • true

    ファイル監視機能を有効にします。ファイルイベント受付を使用する場合は,trueを設定してください。

  • false

    ファイル監視機能を無効にします。

fileevent-reception.monitored-folder=監視フォルダの絶対パス 〜<文字列(2バイト文字含む)および空白><<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\\CSC\\spool\\fileevent>>

監視フォルダのパスを絶対パスで指定します。ディレクトリ区切りは「/」または「\\」を使用します。共通フォルダと同じディレクトリは指定しないでください。

絶対パスで指定されていない場合や,存在しないディレクトリを設定した場合は,HCSCサーバの起動に失敗します。

取得対象ファイルを監視する場合はこのプロパティの指定は不要です。指定しても無効となります。

fileevent-reception.monitor-interval=ファイル監視の間隔 〜<数字>((1−44640))<<10>>

ファイル監視の間隔を分単位で指定します。

fileevent-reception.monitor-starting.delay=ファイル監視の開始待ち時間 〜<数字>((1−44640))<<10>>

HCSCサーバの起動の何分後にファイル監視を開始するかを指定します。

ファイル監視は,HCSCサーバの起動コマンドを実行した時点から,ここで指定した時間が経過したのちに開始されるようになります。

(5) 記述例

サンプルファイルを次に示します。

methodtrace-filepath=c:\\TMP
requesttrace-filepath=c:\\TMP
telegramtrace-filepath=c:\\TMP
methodtrace-filenum=8
requesttrace-filenum=4
telegramtrace-filenum=4
methodtrace-filesize=2097152
requesttrace-filesize=2097152
telegramtrace-filesize=2097152
telegramtrace-trigger=NORMAL
methodtrace-level=3
requesttrace=ON
telegramtrace=ON
bptrace-level=10
bptrace-filenum=16
bptrace-filesize=2097152
request-ejb.instance.minimum=10
request-ejb.instance.maximum=10
request-ejb.ctm=false
request-ejb.parallel.count=1
request-soap.instance.minimum=10
request-soap.instance.maximum=10
request-jms.instance.maximum=10
receptionstop-monitor-timer=0

(6) 使用方法

cscsvconfigコマンドの-propfileオプションの引数にHCSCサーバランタイム定義ファイルを指定します。詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.4 HCSCサーバの定義情報を設定する」を参照してください。

(7) 注意事項

パスを指定する場合の注意事項を次に示します。