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JP1 Cloud Service ジョブ管理 利用ガイド


4.4.1 メンテナンス日時変更機能の利用方法(V02-10以降)

JP1 Cloud Service V02-10以降では,サービスポータルにサービスで予定されているメンテナンス情報が表示されます。保守メンテナンスは,お客様が指定した日時でメンテナンスを自動実行できます。

ジョブ管理におけるメンテナンス種別およびサービスポータルでのメンテナンス日時変更可否を以下に記載します。

#

メンテナンス種別

サービスポータルでの日時変更可否

説明

1

定期メンテナンス

×

サービスポータルやJP1 Cloud Serviceのバックグラウンドサービス対象に,サーバ再起動やシステムバックアップ取得を実施する定期的なメンテナンスです。基本的にはジョブ管理マネージャーの停止を伴うメンテナンスは,定期メンテナンスで実施されることはありません※1。定期メンテナンスの実施日につきましては,サービスポータル上の「メンテナンス一覧」にてご確認をお願いいたします。なお,定期メンテナンス日時の変更はできません。

2

臨時メンテナンス

×

定期メンテナンスおよび保守メンテナンスで対応できないメンテナンスについて,お客様と個別に日程を調整して実施する,またはJP1 Cloud Service側で指定した日程で実施するメンテナンスです※2。早急な対策が必要とされる事象が発生した場合などが該当します※3。

3

緊急メンテナンス

×

お客様との日程を調整せずに実施するメンテナンスです。

重大なセキュリティ脆弱性など緊急で対応が必要な事象が発生した場合などが該当します※3。

4

保守メンテナンス

〇

JP1 Cloud Serviceが提供するジョブ管理マネージャーを対象に,お客様が指定した日時でサーバ再起動やシステムバックアップ取得,パッチ適用などを実施する定期的なメンテナンスです※4。

注※1

メンテナンス中は,ジョブ管理からサービスポータルへ通信するジョブの実行時に,ジョブが異常終了する場合があります。

注※2

JP1 Cloud Service側で指定した日程で実施する場合は,事前にご案内いたします。

注※3

メンテナンスの内容によっては両系停止することがあります。その場合,事前に日程を調整させていただきますが,指定できる時間には一部制限があります。

注※4

エンタープライズでは,メンテナンス時に系切替えを行います。メンテナンス時間前後,ジョブ管理は,単一構成で稼働します。メンテナンス時間中,10分程度の系切替えをマネージャー環境あたり通常1回実施されます。

保守メンテナンスにおいてメンテナンス日時変更を行う場合,お客様自身でサービスポータルから保守メンテナンスの日時を変更する必要があります。また,ジョブ管理の利用開始時には,JP1 Cloud Service側で予め設定した保守メンテナンス日時(デフォルト値)を確認し,必要に応じてお客様自身で保守メンテナンス日時を変更してください。サービスポータルからのメンテナンス日時変更機能の操作方法については,「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「3.1 メンテナンス一覧(V02-10以降)」を参照してください。

注意事項

〈この項の構成〉

(1) 保守メンテナンススケジュールについて

  • 保守メンテナンスは,第3土曜日(定期メンテナンスの予約日)以外の日時をデフォルト値としてJP1 Cloud Service側で設定して提供します。

  • デフォルト値は,サービス提供開始から1か月後以降の土日を目安に設定します。

  • サービス利用開始後,サービスポータルで保守メンテナンスの日時を確認して,お客様側で保守メンテナンス日時を変更してください。

  • メンテナンス日時変更を行わない場合,JP1 Cloud Service側で設定したデフォルト値で保守メンテナンスが実行されます。

  • JP1 Cloud Service V02-50以降のエンタープライズの場合,サービスポータル上で指定したメンテナンス日時に系切替えが実施されます。また,サービスポータル上で指定したメンテナンス日時の前後3時間において,エンタープライズ片系でメンテナンス処理が実行されます※1。このメンテナンス処理は,お客様の業務に影響ありません。なお,単一稼働となるため,系切替えを行うことはできません。

  • メンテナンス完了時に,メンテナンスの説明欄や終了予定日時が次のメンテナンスの内容に切り替わります。メンテナンス完了後には,サービスポータルからメンテナンスの状態をご確認いただくようお願いいたします。

(2) サービス稼働状態について

  • メンテナンス時は「スタンダード」,「エンタープライズ」どちらのモデルにおいてもサービスの一時停止が発生いたします。

  • スタンダードでは,メンテナンス時間中,ジョブ管理を利用できません。

サービス一時停止中のジョブネット動作について以下の通りです。

  1. JP1/AJS3に関しては新規のジョブ実行や,ジョブの実行結果の報告,JP1/AJS3 - Viewでの接続・操作は行えません。

  2. サービス起動後は,新規ジョブの実行およびジョブ実行結果の報告が再開されます。また,JP1/AJS3 - ViewおよびJP1/AJS3 - Web Consoleからの接続および操作が可能になります。ただし,サービス一時停止前のログイン状態は維持されません。サービス起動後に,再度ログインしてください。

  3. ジョブ管理マネージャー自身へのジョブ※2が実行中の場合,サービス一時停止によりジョブの状態が異常終了または強制終了となります。ジョブの再実行や異常終了時のリカバリーをお客様側で実施してください。なお,イベントジョブについては実行エージェント側のAJSプロセスが再起動した場合も異常終了として検知されます。

  4. JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsが稼働しているジョブ実行エージェント側でクラウド連携ジョブを実行している場合,ジョブ管理または認証連携を行っているシステム管理で系切替えが発生すると,ジョブが異常終了することがあります。ジョブの再実行を実施するか,クラウド連携ジョブ定義のリトライ時間を「付録A.7 ジョブ実行エージェントのJP1/AJS3 for CSAに設定が推奨されるパラメータ」で推奨している値に設定してください。

(3) メール通知機能の動作について

  • ジョブ管理のメール通知機能は一時的に停止し,サービス起動後からメール通知機能が再開されます。サービス停止,再起動後はメール抑止期間がリセットされるためサービス停止前の直近のメール通知から10分以内であっても,サービス起動後に1回目のメール通知が即時に実行されます。

注※1 JP1 Cloud Service V02-50以降における保守メンテナンスの流れを以下に示します。

[図データ]

注※2 ERP連携ジョブやクラウド連携ジョブ,イベントジョブを含みます。



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