1.5.3 rootユーザでREST APIをインストールする(Linuxの場合)
背景
- メモ
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REST APIのインストール時は、/tmpおよび/var/tmpディレクトリ下のプログラムの実行を制限するnoexecオプション設定は実施しないでください。
noexecオプション設定状況は、mountコマンドで確認できます。
REST APIのインストールが完了したら、ディレクトリ下のプログラムの実行を制限する設定を実施してもREST APIの動作には影響ありません。
前提条件
- rootユーザで管理サーバにログインしていること
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COLUMNS環境変数が設定されていないこと
COLUMNS 環境変数が設定されている状態でアップグレードインストールまたは上書きインストールを実行すると、インストールが正常に終了しない可能性があります。
- REST APIに同梱されているRAID Managerを使用しているプログラムの停止
REST APIに同梱されているRAID Managerがインストールされた環境では、RAID Managerのファイルが使用されていると、REST APIのアップグレードインストール、上書きインストールができません。
操作手順
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インストールメディアを挿入します。
自動的にマウントされない場合は、手動でマウントしてください。- ヒント
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DVD-ROMのマウントパスに指定できる文字は次のとおりです。
A~Z a~z 0~9 _ /
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インストーラ(install.sh)が格納されているディレクトリに移動します。
インストーラは、<DVD-ROMのマウントディレクトリ>/ConfManagerディレクトリに格納されています。
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次のコマンドを実行します。
# ./install.sh
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表示されるメッセージに従って、必要な情報を指定します。
インストールが完了すると、次のメッセージが表示されます。
Configuration Manager REST API installation completed successfully.
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(アップグレードインストールの場合)ストレージシステムの構成情報の更新状態を確認します。クラスタ環境でインストールするときは、この手順は不要です。
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ストレージシステムの構成情報の更新状態を取得するAPIを実行して、取得したstatus属性の値を確認します。
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アップグレードインストールによってREST APIのデータベースが拡張された場合は、status属性の値がFailedと表示されます。この場合、エラー情報を確認し、ストレージシステムの構成情報を更新するAPIを実行します。
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(バージョン8.4.1以前からアップグレードインストールの場合)次のストレージシステムを管理対象にしているときは、ストレージシステムの構成変更の通知先を登録するAPIを実行します。クラスタ環境でインストールするときは、この手順は不要です。
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マイクロコードのバージョンが83-04-XX-XX/XX以降のVSP G100、G200、G400、G600、G800、VSP F400、F600、F800
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マイクロコードのバージョンが80-05-XX-XX/XX以降のVSP G1000
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