Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


付録D.4 ストレージシステムの構成変更の通知先を登録する

Configuration Manager REST APIサーバに登録済みのストレージシステムに、構成変更の通知先を登録します。
メモ
  • このAPIは、次のストレージシステムの場合に使用できます。
    • VSP 5000 シリーズ
    • VSP E シリーズ
    • VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900
    • マイクロコードのバージョンが83-04-XX-XX/XX以降のVSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800
    • マイクロコードのバージョンが80-05-XX-XX/XX以降のVSP G1000
    • VSP G1500またはVSP F1500
  • VSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合、コントローラ1側とコントローラ2側の構成変更の通知先情報がそれぞれ別のオブジェクトIDで一度に登録されます。
ヒント

すでに通知先が登録されている場合に、Configuration Manager REST APIサーバのIPアドレスやポート番号が変更されたときは、通知先を再度登録してください。

構成変更の通知先を登録したあとで、SVPがHTTPS通信で使用するポート番号が変更された場合は、次のように対処してください。

  1. Configuration Manager REST APIサーバに登録されているストレージシステムの情報を強制的に削除します。
  2. 変更後のポート番号を指定して、再度ストレージシステムの情報を登録します。
  3. 構成変更の通知先の一覧を取得します。
  4. 変更前の通知先情報が残っている場合は削除します。

実行権限

セキュリティ管理者(参照)またはセキュリティ管理者(参照・編集)

リクエストライン

POST <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/change-notification-settings

リクエストメッセージ

オブジェクトID

なし。

クエリパラメータ

なし。

ボディ
SVPがHTTPS通信で使用するポート番号を指定する場合のコード例を次に示します。
{
  "mappWebServerHttpsPort": 445
}

属性

説明

mappWebServerHttpsPort

int

(任意)SVPがHTTPS通信で使用するポート番号

VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800の場合に、ポート番号をデフォルト値の443から変更しているとき、変更後の値を指定します。

省略した場合は、443が設定されます。

VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800のマイクロコードのバージョンが83-04-44-XX/XX以降の場合、この値を変更したときは、REST APIサーバとストレージシステム間でSSL通信をするときに設定するmappWebServerHttpsPort属性にも同じ値を設定してください。

レスポンスメッセージ

ボディ

VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP G1000VSP G1500VSP F400、F600、F800VSP F1500の場合の出力例を次に示します。

{
  "receiverId": "changeNotification-ffbac078-8cf0-483f-817d-184a5e812613"
}

VSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合の出力例を次に示します。

{
  "receiverId" : "changeNotification-ffbac078-8cf0-483f-817d-184a5e812621",
  "standbyReceiverId" : "changeNotification-ffbac078-8cf0-483f-817d-184a5e812622",
  "ctl" : "CTL1"
}

属性

説明

receiverId

string

構成変更の通知先情報のオブジェクトID

standbyReceiverId

string

構成変更の通知先情報のオブジェクトID(スタンバイコントローラ側)

VSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

ctl

string

receiverId属性の値がどちらのコントローラの情報であるかを示します。

  • CTL1:コントローラ1
  • CTL2:コントローラ2

VSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X POST --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/834000123456/change-notification-settings