Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
単体インストールメディア,または統合インストールメディアを使用して,Windowsの管理サーバにCompute Systems Managerをインストールします。
- インストールする前の確認作業
Compute Systems Managerのインストール手順を次に示します。
- インストールメディアを管理サーバにセットします。
統合インストールメディアでウィンドウが自動で表示されない場合は,<統合インストールメディア>\index.htmlをダブルクリックしてウィンドウを開いてください。- インストールウィザードを起動します。
- 単体インストールメディアの場合
<Compute Systems Managerのインストールメディア>\HCSM_SERVER\setup.exeを実行します。
- 統合インストールメディアの場合
表示された画面の[HCSM]を選択して,[Install]ボタンをクリックします。- インストールウィザードの指示に従って,それぞれの画面で必要な情報を指定します。
- [インストール完了]画面で,[完了]ボタンをクリックします。
OSの再起動を促すメッセージが表示された場合は,OSの再起動が必要です。[インストール完了時にOSを再起動する。]チェックボックスを選択して[完了]ボタンをクリックしてください。
チェックボックスを選択しなかった場合は,運用を開始する前に必ずOSを再起動してください。- 32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品がインストールされているホストに新規インストールした場合で,ユーザーアカウントの共有を無効にして運用するときは,Hitachi Command Suite製品によるシステムの運用を開始する前に,hcmdsprmsetコマンドを実行して共有を無効にします。
重要
- SSL通信をしている場合,またはHitachi Command Suite共通コンポーネントのポート番号を変更している場合,[インストール完了]画面で[インストール完了時にHitachi Command Suite GUIを起動する。]チェックボックスを選択しても,GUIを起動できないことがあります。
その場合は,変更後の管理サーバの情報を確認して,WebブラウザーのアドレスバーにCompute Systems ManagerのURLを入力してGUIを起動してください。
また,次のショートカットのURLも変更してください。
Windows Server 2008 R2の場合:
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックすると表示される,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブの[URL]
Windows Server 2012の場合:
[スタート]-[すべてのアプリ]-[Hitachi Command Suite]-[Compute Systems Manager]-[Login - HCSM]を右クリックすると表示される,[プロパティ]-[Webドキュメント]タブの[URL]- WebブラウザーがInternet Explorer 11の場合,Compute Systems Managerにログインしたあと,空白や遷移途中のウィンドウが表示されることがあります。
その場合は,再度Webブラウザーを起動し,アドレスバーにCompute Systems ManagerのURLを入力してください。- 管理サーバでOracle JDK 7を使用している場合,バージョン8.2.1より前のCompute Systems Managerからアップグレードすると,使用するJDKがCompute Systems Managerに同梱されたJDKに変更されます。
SSL通信をしている場合は,インストール後にサーバ証明書を管理サーバにインポートし直す必要があります。ただし,アップグレード後もOracle JDKを使用する場合は,hcmds64chgjdkコマンドを実行して,使用するJDKを変更したあとにインポートし直してください。Compute Systems Managerがインストールされ,DCOMが有効になります。
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