Hitachi Command Suite インストールガイド

5.8 クラスタ環境での新規インストール（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

管理サーバのOSがRed Hat Enterprise Linuxの場合に，Red Hat High Availabilityを利用してクラスタ環境をセットアップする手順について説明します。前提プログラムの詳細は，「ソフトウェア添付資料」を参照してください。

作業の流れを次に示します。

操作手順

すでにほかのHitachi Command Suite製品でクラスタ環境が構築されている場合，Hitachi Command Suite製品のサービスをサービスグループから削除する

実行系ノードにHitachi Command Suiteを新規インストールする

待機系ノードにHitachi Command Suiteを新規インストールする

Hitachi Command Suiteのサービスを登録するためのスクリプトを作成する

Hitachi Command Suiteのサービスをサービスグループに登録する

クラスタ環境での運用を開始する

参考

ここでは，Red Hat High Availabilityが提供するCongaを使用した手順を説明します。Congaを使用する場合は，別途パッケージ（luci）をインストールする必要があります。次に示すバージョンのluciパッケージをインストールした場合の操作例を記載しています。

Version : 0.26.0

Release : 48.el6

詳細は，Red Hat High Availabilityのマニュアルを参照してください。

注意

クラスタ環境のセットアップでは，Hitachi Command Suiteのサービスの停止を伴う操作を実行します。セットアップ中は，Hitachi Command Suiteにアクセスしないでください。

この節の構成

5.8.1 Hitachi Command Suite製品のサービスをサービスグループから削除する（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

5.8.2 実行系ノードにHitachi Command Suiteを新規インストールする（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

5.8.3 待機系ノードにHitachi Command Suiteを新規インストールする（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

5.8.4 Hitachi Command Suiteのサービスをサービスグループに登録するためのスクリプトを作成する（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

5.8.5 Hitachi Command Suite製品のサービスをサービスグループに登録する（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

5.8.6 クラスタ環境での運用を開始する（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

[目次] [前へ] [次へ]

[マニュアル発行元]