Hitachi Command Suite インストールガイド

5.8.4 Hitachi Command Suiteのサービスをサービスグループに登録するためのスクリプトを作成する（Red Hat Enterprise Linuxの場合）

実行系ノードおよび待機系ノードでHitachi Command Suiteのインストールおよびセットアップが完了したら，両方のノードでHitachi Command Suiteのサービスをサービスグループに登録するためのLSBに準拠したスクリプトを作成する必要があります。

操作手順

1. 統合インストールメディアのSAMPLE/CLUSTER_TOOLディレクトリから，スクリプトファイルを含む次のzipファイルをダウンロードします。
   
   • HCS_LinuxCluster_SampleScripts_HCS.zip
   • HCS_LinuxCluster_SampleScripts_Common.zip
   • HCS_LinuxCluster_SampleScripts_ConfManager.zip（REST APIを使用する場合）
2. /etc/init.dディレクトリに，zipファイルを解凍します。zipファイルには，次のサービスを登録するためのスクリプトファイルが含まれています。
   

   サービス名	スクリプトファイル名
   HiRDB	sc_hbase64_hirdb
   HBase 64 Storage Mgmt SSO Service	sc_hbase64_hsso
   HBase 64 Storage Mgmt Web SSO Service	sc_hbase64_hweb
   HBase 64 Storage Mgmt Web Service	sc_hbase64_web
   HCS Device Manager Web Service	sc_hbase64_dm
   HiCommandServer	sc_hicommand
   HiCommand Tiered Storage Manager	sc_htsmserver
   Configuration Manager REST API	sc_confmanagerctrl※

   注※ HCS_LinuxCluster_SampleScripts_ConfManager.zipに含まれるスクリプトファイルです。REST APIを使用する場合にだけ必要です。
   
3. 次の変数に対して適切な値を入れて，スクリプトを更新します。
   HCMDS_HOME=<Hitachi Command Suiteのインストール先>/Base64
   PDHOST=<論理ホスト名>
   
4. 次のコマンドを実行して，作成したスクリプトファイルに実行権限を割り当てます。
   # chmod u+x ＜スクリプトファイル名＞
   

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