Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
[レプリケーション]タブでC/Tデルタの推移としきい値超過率を確認します。しきい値超過率は,過去1日,1週間,1か月の単位で上位5位まで表示されます。
- Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定(Replication Managerとの連携やTuning Managerとの連携など)
- 対象のコピーグループのC/Tデルタのしきい値設定(参考:6.7.1 コピーグループにアラートを設定する(レプリケーション環境の設定))
- 対象のコピーグループの構成情報および性能情報の更新(必要に応じて)
[レプリケーション]タブの[性能分析]のメイン画面から手動で更新するか,または定期的に自動で更新します。自動で更新するには管理サーバのreplication.propertiesファイルで設定します。自動更新中に次の自動更新処理の開始時間になった場合など,タイミングによっては自動更新が実行されていないこともあります。必要に応じて手動で更新してください。Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定および管理サーバのreplication.propertiesファイルの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
Universal Replicatorの性能を確認するには
- [レプリケーション]タブの[性能分析]のメイン画面で,C/Tデルタのしきい値超過率が高いコピーグループを確認します。
必要に応じて,次の内容も確認します。
- C/Tデルタがしきい値を超えているときは,アラート一覧でアラートの発生時刻や状態を確認します。
- コピーグループを構成するコピーペアやジャーナルグループなどの情報を確認したいときは,コピーグループ一覧からコピーグループ名のリンクをクリックして詳細情報を表示します。
重要
- コピーグループを管理するペア管理サーバを変更する(WWNを変更した場合を含む)と,C/Tデルタの履歴が確認できなくなります。
参考
- テイクオーバー中のコピーグループについては,C/Tデルタの履歴を確認できません。テイクバックすると,テイクオーバーする前の履歴も再度確認できるようになります。
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