Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
正ストレージシステムと副ストレージシステム間の転送性能を監視してC/Tデルタの悪化に影響している要因を分析する場合は,リモートパスグループ単位にネットワーク帯域幅を設定します。ネットワーク帯域幅を設定すると,C/Tデルタとネットワークの性能比較のグラフ上にしきい値として表示され,問題があるかどうかを確認できます。
- Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定(Replication Managerとの連携やTuning Managerとの連携など)
- 対象のコピーグループの性能情報および構成情報の更新(必要に応じて)
[レプリケーション]タブの[性能分析]のメイン画面から手動で更新するか,または定期的に自動で更新します。自動で更新するには管理サーバのreplication.propertiesファイルで設定します。Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定および管理サーバのreplication.propertiesファイルの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
Universal Replicatorの性能を分析するためにネットワーク帯域幅を設定するには
- [レプリケーション]タブの[性能分析]のメイン画面で,[操作]プルダウンメニューの[ネットワークしきい値設定]を選択します。
- [メトリック:]で[ネットワーク帯域幅]を選択します。
- パスグループ一覧からリモートパスグループを選択し,しきい値としてネットワーク帯域幅を[値]に設定し[適用]ボタンをクリックします。
設定したネットワーク帯域幅は,C/Tデルタとネットワークの性能比較のグラフ上にしきい値として表示されます。
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