Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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14.4.3 Universal Replicatorの性能を分析するためにネットワーク帯域幅を設定する

正ストレージシステムと副ストレージシステム間の転送性能を監視してC/Tデルタの悪化に影響している要因を分析する場合は,リモートパスグループ単位にネットワーク帯域幅を設定します。ネットワーク帯域幅を設定すると,C/Tデルタとネットワークの性能比較のグラフ上にしきい値として表示され,問題があるかどうかを確認できます。

事前に完了しておく操作

Universal Replicatorの性能を分析するために必要な設定および管理サーバのreplication.propertiesファイルの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

Universal Replicatorの性能を分析するためにネットワーク帯域幅を設定するには

  1. レプリケーション]タブの[性能分析]のメイン画面で,[操作]プルダウンメニューの[ネットワークしきい値設定]を選択します。
  2. メトリック:]で[ネットワーク帯域幅]を選択します。
  3. パスグループ一覧からリモートパスグループを選択し,しきい値としてネットワーク帯域幅を[]に設定し[適用]ボタンをクリックします。

設定したネットワーク帯域幅は,C/Tデルタとネットワークの性能比較のグラフ上にしきい値として表示されます。

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