Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)
データベースを移行するコマンド(hcmdsdbclustersetup)の書式を説明します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmdsdbclustersetup /createcluster /databasepath <共有ディスク上のデータベース再作成先フォルダ> /exportpath <ローカルディスク上の退避データ格納先フォルダ> /auto
- createcluster
- 非クラスタ構成のHitachi Command Suite製品をクラスタ構成へ移行するためのオプションです。
- databasepath
- データベースの再作成先フォルダを指定します。共有ディスク上のフォルダを,63バイト以内の絶対パスで指定してください。パスに使用できる文字を次に示します。
- A~Z a~z 0~9 . _
- 上記の文字以外に,円記号(\),コロン(:)およびスラント(/)をパスの区切り文字として使用できます。
- exportpath
- 退避するデータの格納先フォルダを指定します。ローカルディスク上のフォルダを,63バイト以内の絶対パスで指定してください。パスに使用できる文字は,databasepathに指定できる文字と同じです。
- <データの格納先フォルダ>がすでにある場合は,フォルダの中を空にするか,フォルダを削除してください。
- auto
- Hitachi Command Suite製品およびデータベースのサービスを,データベースの設定を変更するために適切な状態に変更するためのオプションです。コマンド実行後には,Hitachi Command Suite製品およびデータベースのサービスが停止した状態になります。
注意
- hcmdsdbclustersetupコマンドを実行すると,データベースが使用するポート番号およびTuning Managerのリモート接続の設定が初期化されます。
データベースが使用するポート番号が初期化されると,デフォルト値(23032/tcp)に戻ります。- hcmdsdbclustersetupコマンドが正常終了するまでは,共有ディスクを実行系ノードから切り離さないでください。
重要
- hcmdsdbclustersetupコマンドが異常終了した状態でサーバを再起動すると,共有ディスクの接続先が待機系ノードに切り替わることがあります。
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