Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)

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9.10 クラスタ環境からデプロイメントマネージャーをアンインストールする

クラスタ環境からデプロイメントマネージャーをアンインストールします。

デプロイメントマネージャーだけをクラスタ環境からアンインストールし,Compute Systems Managerは引き続きクラスタ環境で運用する手順を次に示します。

  1. Compute Systems Managerのサービスを登録しているグループを待機系ノードから実行系ノードに移動します。
  2. クラスタ管理アプリケーションで,次のサービスをオフラインにします。
    • HCS Compute Systems Manager Web Service
    • HBase Storage Mgmt Web Service
    • HBase Storage Mgmt Common Service
    • DeploymentManager PXE Management
    • DeploymentManager PXE Mtftp
    • DeploymentManager Transfer Management
  3. クラスタ管理アプリケーションで,デプロイメントマネージャーを使用するために設定していたHCS Compute Systems Manager Web Serviceのサービスの設定を解除します。

    Microsoft Cluster Serviceを使用する場合
    クラスタ管理アプリケーションで,リソース名を右クリックして,[プロパティ]を選択し,次の表に示す項目を変更します。

    表9-17 デプロイメントマネージャーをアンインストールするためのHCS Compute Systems Manager Web Serviceのプロパティ変更値(Microsoft Cluster Serviceの場合)

    ダイアログ名 設定
    [レジストリ レプリケーション] 何も指定しません。

    Windows Server Failover Clusteringを使用する場合
    - Windows Server 2012のときは,Windows PowerShellを起動して次のコマンドを実行してください。
    Remove-ClusterCheckpoint -ResourceName HCS Compute Systems Manager Web Serviceのリソース名 -RegistryCheckpoint
    ただし,上記のコマンドは,コマンドプロンプトでは実行できません。
    - Windows Server 2012以外のときは,クラスタ管理アプリケーションで,リソース名を右クリックし,[プロパティ]を選択して次の表に示す項目を変更してください。

    表9-18 デプロイメントマネージャーをアンインストールするためのHCS Compute Systems Manager Web Serviceのプロパティ変更値(Windows Server Failover Clusteringの場合)

    タブ名 設定
    [レジストリのレプリケーション] 何も指定しません。
  4. Hitachi Command Suite製品を停止するため,WindowsのメニューからCompute Systems Managerを停止します。
    WindowsのメニューからCompute Systems Managerを停止すると,ほかのHitachi Command Suite製品も同時に停止します。
  5. クラスタ管理アプリケーションで,HiRDB/ClusterService _HD0のサービスをオフラインにします。
  6. クラスタ管理アプリケーションで,次のサービスを削除します。
    • DeploymentManager PXE Management
    • DeploymentManager PXE Mtftp
    • DeploymentManager Transfer Management
  7. クラスタ管理アプリケーションで,手順6で削除したサービスが登録されていたグループのフェールオーバーを抑止します。
    次のどちらかの方法でリソースの設定を変更します。

    Microsoft Cluster Service を使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[詳細設定]タブで,[再開しない]を選択します。

    Windows Server Failover Clusteringを使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[ポリシー]タブで,[リソースが失敗状態になった場合は、再起動しない]を選択します。
  8. データベースをバックアップします。
  9. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdssrv /stop
  10. 実行系ノードでデプロイメントマネージャーをアンインストールします。
  11. 実行系ノードで,不要になったファイルやフォルダをすべて削除します。
  12. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスを登録していたグループを待機系ノードに移動します。
  13. 待機系ノードでデプロイメントマネージャーをアンインストールします。
  14. 待機系ノードで,不要になったファイルやフォルダをすべて削除します。
  15. サービスを登録しているグループのフェールオーバーを有効にします。手順7でフェールオーバーを抑止したリソースについて,次のように設定してください。

    Microsoft Cluster Serviceを使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[詳細設定]タブで,[再開する]を選択します。

    Windows Server Failover Clusteringを使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[ポリシー]タブで,次のチェックボックスを選択します。
    - [リソースが失敗状態になった場合は、現在のノードで再起動を試みる
    - [再起動に失敗した場合は、この役割のリソースをフェールオーバーする]または[再起動に失敗した場合は、このサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする

関連項目

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