Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)

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9.11 クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールする

クラスタ環境からCompute Systems Managerをアンインストールします。

  1. Compute Systems Managerのサービスを登録しているグループを待機系ノードから実行系ノードに移動します。
  2. クラスタ管理アプリケーションで,次のサービスをオフラインにします。
    • HCS Compute Systems Manager Web Service
    • HBase Storage Mgmt Web Service
    • HBase Storage Mgmt Common Service
    デプロイメントマネージャーを使用していた場合,次のサービスもオフラインにします。
    • DeploymentManager PXE Management
    • DeploymentManager PXE Mtftp
    • DeploymentManager Transfer Management
  3. Hitachi Command Suite製品を停止するため,WindowsのメニューからCompute Systems Managerを停止します。
    WindowsのメニューからCompute Systems Managerを停止すると,ほかのHitachi Command Suite製品も同時に停止します。
  4. クラスタ管理アプリケーションで,HiRDB/ClusterService _HD0のサービスをオフラインにします。
  5. 次のサービスがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタ管理アプリケーションで,そのサービスを削除します。
    • HCS Compute Systems Manager Web Service
    • HBase Storage Mgmt Web Service
    • HBase Storage Mgmt Common Service
    • HiRDB/ClusterService _HD0
    デプロイメントマネージャーを使用していた場合,次のサービスも削除します。
    • DeploymentManager PXE Management
    • DeploymentManager PXE Mtftp
    • DeploymentManager Transfer Management
  6. クラスタ管理アプリケーションで,手順5のサービスのうち,削除しないサービスを登録しているグループのフェールオーバーを抑止します。
    次のどちらかの方法でリソースの設定を変更します。

    Microsoft Cluster Service を使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[詳細設定]タブで,[再開しない]を選択します。

    Windows Server Failover Clusteringを使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[ポリシー]タブで,[リソースが失敗状態になった場合は、再起動しない]を選択します。
  7. データベースをバックアップします。
  8. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ\bin\hcmdssrv /stop
  9. 実行系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
  10. 実行系ノードで,不要になったファイルやフォルダ(クラスタ環境内でのインストール中に作成されたファイルやフォルダなど)をすべて削除します。
  11. クラスタ管理アプリケーションで,Compute Systems Managerのサービスを登録していたグループを待機系ノードに移動します。
  12. 待機系ノードでCompute Systems Managerをアンインストールします。
  13. 待機系ノードで,不要になったファイルやフォルダ(クラスタ環境内でインストール中に作成されたファイルやフォルダなど)をすべて削除します。
  14. 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタ管理アプリケーションで,そのリソースをオフラインにしてから削除します。
    • IPアドレス
    • 共有ディスク
  15. Compute Systems Managerのサービスを登録しているグループが不要になった場合は,そのグループも削除します。
  16. 残したグループを継続して使用する場合,フェールオーバーを有効にします。手順6でフェールオーバーを抑止したリソースについて次の設定を行ってください。

    Microsoft Cluster Serviceを使用する場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[詳細設定]タブで,[再開する]を選択します。

    Windows Server Failover Clusteringを使用している場合
    リソース名を右クリックし,[プロパティ]-[ポリシー]タブで,次のチェックボックスを選択します。
    - [リソースが失敗状態になった場合は、現在のノードで再起動を試みる
    - [再起動に失敗した場合は、この役割のリソースをフェールオーバーする]または[再起動に失敗した場合は、このサービスまたはアプリケーションのすべてのリソースをフェールオーバーする

関連項目

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